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大学入試(推薦入試)志望理由書の書き方 ~面接につなげる書き方~

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皆さんこんにちは!武田塾富士吉田校の川村です!

現在、推薦入試に向けて動かれている大学受験生はとても多いと思います。

今や一般入試と推薦入試の比率は5:5と言われるほど、

推薦は大学受験においても重要な位置づけとなっています。

 

そのような中、推薦入試の多くは11月中に実施される大学が多いです。

今回は、これから志望理由書を書いていくという生徒の為に、

何かできないかと思い、記事を書かせていただきました。

参考になれば幸いです。

 

武田塾富士吉田校では、

受験に関する相談、 日ごろの学習の進め方や、

勉強の取り組み方などの相談を受け付けております。

授業をするのではなく、学習のサポートをする武田塾だからこそ、

生徒様の状況に合ったアドバイスをさせていただきます。

無料受験相談のお申し込みは以下のバナーよりお願いいたします。

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(武田塾 富士吉田校 TEL 0555-28-7005

 

 

①志望理由書とは

志望理由書とは、

総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型選抜(旧公募推薦入試)などを受験する際に、

出願書類とともに提出を求められる書類です。

 

書類審査がある学校では、まずはそれが選考基準になります。

また、書類審査を通過した場合も含め、

推薦入試は、多くの大学で面接審査も実施されることから、

志望理由書はその場面でも使用されるため、

志望理由書の内容は合否に大きく影響すると考えておきましょう。

 

②志望理由書を書く前に

まずは、なぜその学校を志望したのか考えよう

志望理由書を書くのは初めてという受験生は多いと思います。

 

実際に「何を書いていいかわからない」と悩む生徒もたくさん見てきましたが、

まずは、志望理由書を書くために「自分の分析」をしてみましょう。

 

大学や専門学校のパンフレットをよく読んで、

受験する学校の特長について、もう一度じっくり調べてみましょう。

その上で、

「この教授に教えてもらいたいから」

「設備が充実していて、学びたい分野の研究がしっかりできそうだから」

「この大学から自分が希望する進路に進んでいる卒業生が多いから」

など、自分がその学校を志望した理由を考えてみましょう。

 

また、私が志望理由書を書く生徒に伝えていることとして、

「他の大学でも学べるところはあるはずだが、何故うちの大学なのか?」

と考えておくこと、そして、それが答えられる準備をしておこうと話しています。

 

本当に特殊な学部・学科ではない限り、

恐らく、やりたい学問は他の大学に行っても勉強出来ます。

自分の勉強したいことはいくらでも伝えられるかもしれないですが、

環境を選ぶという点では、そこもきちんと配慮した記入を心がけましょう。

 

なぜその分野を志望したのか考える

なぜ、自分がその学部・学科に入学したいと思うのか、

その理由が

「おもしろそうだから」

「かっこいいから」などの印象ではなく、

 

「自分が〇〇したいと考えていて」

「地域のボランティア経験から」

「身近にある職業の人と接して」

 

など、具体的な例を挙げて説明できるようにしましょう。

 

どんな学校生活を送り、どんな社会人になりたいか考える

1・2で考えた「志望理由」を元に、

入学したら

「学びたい分野の勉強をしつつ、アルバイトやボランティアを通じて関連する分野の経験を深めたい」

など学校生活のイメージを描き、学んだ内容から、

「どんな仕事をする社会人になっていきたい」か将来の目標を考えてみましょう。

 

③志望理由書のチェックポイント

「志望理由書」に書くべき内容の具体例

  1. これまでどんなことを勉強してきたか
  2. これまでどんな部活動をしてきたか
  3. これまで勉強・部活動以外にどんなことをしてきたか
  4. どんなことが好きか、どんなことに興味・関心があるか
  5. 今の社会や時代についてどう思っているか
  6. これまでにどんなことを経験してきたか
  7. これまでの人生でどんな人の影響を強く受けたか
  8. これまでどんな本や映画などで感銘を強く受けたか

大学生活についてのチェックポイント

  1. 学校のカリキュラムの内容について
  2. 学校の教授陣とその研究内容について
  3. 学校で取得できる資格や技能について
  4. 学校の主な部活動、サークル活動について
  5. 学校の他学校にはない特長について
  6. 学校のキャンパスの雰囲気について
  7. 入学後の学生生活の抱負や過ごし方について

卒業後についてのチェックポイント

  1. 学校卒業後に就きたいと考えている職業について
  2. 学校卒業後に活動してみたい分野について
  3. 学校卒業後の社会への関わり方について
  4. 学校卒業後の職業や生活・活動の計画と学校での勉強とのつながりについて

 

④志望理由の良くない事例

志望理由書を書く際は、

大学側が求めていることと合わせて志望動機の失敗パターンをおさえておくと書きやすくなります。

そこで、志望動機を書く際に失敗しやすい3つのパターンをまとめてみました。

 

自己分析ができていないパターン

志望動機の中で、自分が学生時代に打ち込んだことを上げようとすると、

部活や校外活動(ボランティアなど)の経験を書く生徒が多いです。

しかし、部活や校外活動を頑張ったことを一生懸命書いて、

自身の考えや経験したことに対する考えなどの内容が薄いと、

その経験がどう活かされたのか伝えることはできません。

その活動を通じて、自分がどのような経験をすることができ、

どのように成長したのかをアピールすることが大切です。

 

志望校の分析ができていないパターン

上の自己分析がしっかりできていても、

志望校に関する情報が薄いと、

なぜこの学校に通いたいのか、という「熱意」は伝わりません。

なぜ、この学校を選んだのか?

どういう所に魅力を感じたのか?

の詳細な内容を書けるように

アドミッションポリシーをきちんと把握し、

志望校の分析をしておきましょう。

 

自分と志望校が結び付けられていないパターン

一番初めのところにも記載しましたが、

自分のやりたいことと志望校の特徴が結び付けられていない場合は、

他の学校でもいいのではと思われてしまいます。

「自分は何をやりたいのか」

「この学校では何が学べるのか」

という情報を基準として志望動機を考え、

「何をしたい」「何を学びたい」の2つのことを結びつけて、

説得力のある志望理由書を作成します。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

志望理由書はほぼすべての大学で提出必須の書類です。

最初にも書いたように、それを元に面接試験も行われます。

上辺だけの内容にならないように、

志望理由書の時点で自分の想いがきちんと伝わるように書くことが大切です。

自分で書いただけでは、あまり出来具合がわからないということもあります。

周りに添削をしてもらえる人がいるなら、どんどん見てもらいましょう!

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