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高校受験 夏休み以降の中学3年生の勉強の仕方~自己分析編~

名称未設定のデザインこんにちは!武田塾富士吉田校の川村です。

 

今回も中学生に向けた記事を書いていきます。

武田塾富士吉田校では中学生の対応も全力で行っております。

 

少し前に山梨県で中学3年生向けに開催される学力検査「教達検」についての記事を書かせてもらいましたが、そこに留まる形ではなく、夏休みを過ぎた今、どの地域の中学3年生もこれからどのように学習を進めていけば、成績上昇につながっていくのかを記事にしていけたらと思います。

 

武田塾富士吉田校では、受験に関する相談、 日ごろの学習の進め方や、勉強の取り組み方などの相談を受け付けております。

授業をするのではなく、学習のサポートをする武田塾だからこそ、生徒様の状況に合ったアドバイスをさせていただきます。

無料受験相談のお申し込みは以下のバナーよりお願いいたします。

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(武田塾 富士吉田校 TEL 0555-28-7005

 

 

自己分析をきちんとしよう!

business_senryaku_sakuryaku_man今現在、成績が思わしくない人がいたとしたら、その原因は何だと思いますか?

 

まずはそれを考えるところから始めていきましょう!

今回はいくつか例を挙げてみますので、自分が当てはまりそうと思うものがあれば、それが成績が上がらない原因になっている可能性がありますので、今後どうしていくか考えていかなければいけません。

改善策も同時に記載するので、参考程度になりますがご覧いただけたらと思います。

 

①勉強時間に満足している

勉強時間が少ないよりは、多い方が良いのは間違いありません。

しかし、たくさん勉強したからといって、それが直接成果にならないこともあります。

例えば、今年の夏休みに学習塾で夏期講習を受講した生徒は多いと思います。

朝から晩まで1日中塾に居続けたなんて人もいるでしょう。

それだけたくさんの時間を勉強したということは、本当に素晴らしいのですが、上に書いたように、時間に満足してしまっている生徒は、勉強している時にも常に時間ばかりを気にしてしまい、学習の中身が入っていないなんてこともあり得ます。

 

改善策

まずは時間を目標にするのではなく、何を実施して、勉強を終えた時の自分がどのようになっているのかを目標設定しましょう。

目標の設定も、例えば「英語を勉強する」の様な抽象的な目標ではなく、「英単語30個を意味とスペルのどちらも完璧にする」

「現在完了形の3つの用法の使い分けを覚えて、英作文を書けるようにする」など「具体的にやること」と「その成果の状態」を目標にしましょう。

 

勉強をただこなすのは簡単ですが、大切なのは勉強したことが模試や入試の時に使える力になっているかです。

ゴール地点をきちんと見据えた勉強の仕方が重要です!

 

練習段階で「身に付いた」、「解ける」、「出来る」と実感できないものは、本番で使える力になっていないと考えるようにしましょう!

 

②復習をしていない

成績が上昇しない一番の理由はこれだと言っても過言ではありません。

学校で教わったこと、塾で教わったこと、参考書を読んで理解ができたものは、その時点の皆さんにとって、成績を上げるための「材料」になっています。

「材料」ということは、それを使うか、使わないかが「成長のポイント」になるわけです。

 

確かに、学校や塾で何時間も授業を受けた後に、さらに勉強しろと言われても実際にはきついと感じるところもあるかと思います。

しかし、与えられた知識は、あくまで頭に知識が入ってきただけだということがわかっていないと、その何時間も頑張った時間ですら、無駄な時間になってしまう可能性があるのです。

 

改善策

上の勉強時間のお話のところでも書いた内容ですが、「覚えた」や「わかった」と感じた学習をそのままにせず、自分で使えるかどうかを試すことを必ずしましょう!

これまでの勉強で、知識を入れただけで満足していた人は、いざという時にその知識が出てこないなんて経験をした人も多いと思います。

それは、その知識を使わずに捨ててしまったということになります。

 

「復習」というのはただ見直しをするのではなく、自分が「わかった」と思っている問題が「出来る」かを確認する時間のことです。

つまり、先に自分が大丈夫だと思っている問題や、不安に思っている問題をきちんと区別しておく必要があります。

 

その日に勉強したことを復習するのはもちろんですが、例えば、3日後にもう一度確認するなど、繰り返し復習をすることで、記憶も定着していきます。

 

よく時間が取れないと言ってくる生徒もいますが、例えば、初めの頃は上手く出来なくても、取り組みを続ければ、自分が進められる量なども見えてきますので、その日に進められる量、復習に使う時間の計画を立てられるようになるはずです。

 

キツイ言い方になってしまうかもしれませんが、基本的に時間が無いと言ってくる生徒は、普段から計画的な学習ができていない生徒が多いです。

まずは自分が進められる学習の幅を把握することから始めてみましょう。

 

③音楽を聴きながら勉強をしている

これについては賛否両論もあるかと思いますが、実際にこれが絶対に悪いと言い切ることは出来ません。

私自身は部屋で勉強する時は、音楽を流しながら勉強していました。

ただし、流していた音楽は100均で売っていたクラシックのCDです。

 

音楽を流していた方が集中できる、周りの音が気になってしまうなど、具体的な理由があり、本当に集中して勉強に取り組めているならOKだと思います。

しかし、そうではなく勉強よりも音楽の方に気がいってしまったりするなら即座にやめるべきです。

 

改善策

まず、勉強の内容にもよります。

やっつけで終わらせてもいい課題や、ノートに写すだけの作業などであれば、音楽が流れていても、そこまで問題はありません。

 

しかし、知識を入れなくてはいけない時に、勉強よりも音楽の方に気がいってしまう場合は、即刻音楽を聴きながらはやめるべきです。

 

もし、どうしても音楽を取り入れたいという場合ですが、私の様にクラシックなど、歌詞のない音楽を流すのはありだと思います。

但し、何かが連想されるBGMなどはお勧めしません(※アニメやゲームの曲など)

 

少し勉強に取り掛かれば集中できるというタイプの人であれば、1、2曲流して勉強に集中したタイミングで音楽が止まるようにしておくなどしておくのもありかと思います。

 

正直なところ、音楽聞きながら勉強する生徒はそれが集中できるからと言い張るような生徒が多い気がします。

 

であれば、最終的にはそれで本当に成果が出ているかが重要だと思います。

自分は音楽を聴いていても、集中して勉強出来ていると言えたとして、その成果は必ず発表される時が来ます。

 

次の模試で50点アップさせたい、定期テストで80点以上取りたい高校入試に合格したいなど、この時期になれば、ほとんどの生徒には具体的な目標があるはずです。

もし、自分の力を発揮する場面で成果が出なかったのであれば、音楽を聴きながらの方が勉強に集中できるは証明されませんので、これまでの自分を振り返って取り組み方を考えて欲しいと思います。

 

④何とかなると思っている

はっきり言ってしまうと、成績に余裕がある生徒がこのように思うのは良いと思います。

しかし、今現在、合格出来るかどうかの境目、もしくは、もっと成績を取らないと合格は厳しい、といった生徒が上記の考えを持っている場合は、ぶっちゃけ「何ともならない」と思ってください。

 

何とかなると思っている生徒は、志望校の倍率が例年低いとか、昨年の先輩で〇点で受かったらしいなど、今年はそれが当てはまるかわからない情報をあてにしたりします。

 

最終的にどうなるかは入試を終えてみるまで分かりませんが、何とかなる精神で動いてしまうと、思っていた結果に繋がらない結果にもなる可能性が高くなります。

 

改善策

高校入試はゴールではなく、高校に入ってからも勉強は続くということを考えましょう。

高校で学習する範囲は、中学校で習ったものよりもレベルが上がった内容になります。

つまり中学校の学習内容がどれだけ身についているかで、高校に入ってからの学習についていけるかが決まります!

高校に入学してからそれを実感している先輩はとても多いです。

 

また勉強のやり方がわからないという生徒も多いかと思います。

やり方がわからない場合は、それこそ、やらなきゃいけないことがたくさんありすぎて、と思うかもしれませんが、まずは基本がきちんと出来ているか確かめることをして下さい。

 

例えば、教科書に出てくる英単語、すべて意味が分かりますか?

数学の計算問題は全部解けますか?

漢字の読み書き自信を持って出来ますか?

 

今挙げた3つの内容は人に教わらなくても、自分で勉強しようと思えばできるものです。

※数学の計算はサポート必要な場合もありますが。。。

 

油断は大敵という言葉があります。

今何とかなると思っている生徒も、どこかのタイミングでどうにかしなくてはいけないと感じる時が来るかもしれません。

それが早ければ早いに越したことはないのです。

もしこの文章を読んでくれたのであれば、それがあなたの切り替えるタイミングだと思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

中学3年生は多感な時期です。

しかし、ほとんどの生徒が高校受験をします。

まずは突破しなくてはいけない壁が受験ですが、受験はその先の高校での学習内容にもつながっていきます。

 

勉強している時は本当に苦しいと感じることも多いです。

ですが、不合格になったらもっと苦しいんです。

今の辛さと先の辛さの重さを比べて、今できることときちんと向き合っていきましょう!

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