こんにちは!武田塾富士吉田校の川村です。
長いようで短い夏休みが終わりを迎えました。
夏休みで学習習慣が身についた受験生も多くいると思いますので、
今度は学校生活と合わさりながら、それをどのように継続していくかがカギとなります。
ここから本格的に受験に向けての正念場を迎えます。
自分が行きたいと思っている学校に向けて残りの時間をどのように過ごしていくか、
きちんと考えて行動していくようにしましょう!
今回は中学生に向けた記事を書いていきます。
武田塾富士吉田校では中学生の対応も全力で行っております。
山梨県のローカルネタではありますが、
毎年10月、11月に甲府市以外の市町村で実施される教達検について記事を書いていきたいと思います。
※甲府市のみ校長会というテストが実施されています。
いわゆる受験校を決めるために行われる学力テストのことです。
他県でも様々な学力テストが実施されていると思いますが、
ここできちんと成績を取らないと、自分が受けたいと思っている志望校があったとしても、
厳しい判断を学校の先生から言われることになります。
今回の記事では目標の設定についてや、
どのように取り組みをしていけばいいのか、
大まかなものを記載していけたらと思います。
細かい学習内容についての記載は出来次第アップいたします。
武田塾富士吉田校では、
受験に関する相談、 日ごろの学習の進め方や、
勉強の取り組み方などの相談を受け付けております。
授業をするのではなく、学習のサポートをする武田塾だからこそ、
生徒様の状況に合ったアドバイスをさせていただきます。
無料受験相談のお申し込みは以下のバナーよりお願いいたします。
直接教室への電話でも受け付けております→(武田塾 富士吉田校 TEL 0555-28-7005)
目標設定をしよう!
まず、目標の設定について書かせていただきます。
おそらく多くの生徒様は、自身が目指している高校に対して必要とされる得点を目標に設定します。
3月の入試当日に350点必要と言われているなら350点を目指してくれて何の問題もありません。
では、現時点で目指している高校に対して、必要と言われる得点に届かない可能性がある生徒は、
2回の教達検でその点数を取らないとどうなるのか?と心配されている方も多いと思います。
私の中では教達検では50点以内が一つの目安と思っています。
絶対に大丈夫ということはありませんが、
ここから頑張れば合格できる可能性を見せることが重要です。
例えば、入試の時の基準が350点必要な高校に対して、
300点以上の得点を取れていれば、ということです。
逆に、350点必要な高校に対して、300点を下回ってくると、
学校の面談で志望校の再検討を促される可能性は高くなると思います。
学校の先生も鬼ではないので、きちんと皆さんの頑張りを見てくれます。
例えば、夏休み前や、明けに受けた学力テストから、
教達検での上昇率を見ていることが多いでしょう。
「200点前半だった生徒が300点に近い点数になっていた」
のような期待が見えることは一つのポイントだと思います。
逆に、変動があまりない状況だと、信憑性が薄いところにもなりますので、
夏休みの成果が出ることを意識して、少しでも成績が上がっているというのを
見せられるようにしましょう。
ただ、最終的に先生から厳しいと言われ、諦めてしまうかどうかは、
生徒様の気持ち次第だというのもあります。
「どうしてもその高校に行きたい!」「諦めたくない」と思うのであれば、
教達検に焦点を当てるのではなく、3月の後期入試に向けて学習を切り替えてしまった方が良いです。
教達検の内容は、大きく見て中学3年間の総合内容になりますので、
3月に行われる後期入試に直結していきます。
それを念頭に置いていくことと、入試本番までの時期を考えれば、
教達検もあくまで入試の模試であり、2回目が終わった時点でも本番までは4か月あるので、
まだまだ得点を伸ばすことは可能であるということを私は生徒に伝えています。
学校の先生は11月、12月に行う3者面談で、
「厳しい」という話をしてくる可能性があったとしても、
後期入試の出願をするのは2月の中旬です。
それまでに模試で結果を出して、きちんと受験できる力が身についたことを示せれば良いのです。
ただし、おおよそ高校入試の模試は1月末~2月初旬が最後となりますので、
そこで先生に認めてもらえるくらいの得点が取れなければいけない、
という気持ちを持ってください。
結局、頑張らなきゃいけないのは受験をする自分自身です。
ただがむしゃらに勉強に取り組めばいいわけではありません。
結果を出すための学習を行えるかどうかが受験勉強では問われています。
計画を立てよう!
さて、目標の設定と、いつまでに達成しなくてはいけないかを決められたら、
次は計画を立てることです。
目標だけは一丁前に掲げるけれど、それに見合った行動が起こせないという生徒はたくさんいます。
だから、まずは何をしなくてはいけないかの計画を必ず立てましょう。
上では少し入試までの話をしましたが、今回は教達検を目標としますので、
そこまでに何が出来るのかを考えていきましょう。
このブログを書いているのは8月28日です。
1回目の教達検は10月の初旬に実施されますので、
今からですと約1ヶ月+1週間くらいが目安となります。
本番までにどうするかではなく、
1週間ごとに何が出来て、どうなっていきたいのかを考えてみましょう。
ほぼ3年間分の学習ということで、内容が多い分、
何に手を付けてよいのかわからないということも考えられますので、
まずは基本的な事項はきちんと触れるという意識を持ちましょう。
例えば、多くの問題集では基本問題と応用問題が用意されていますので、
最近、私が生徒と決めたスケジュールでは、大雑把ですが以下の様になりました。
※使用する問題集は「整理と対策」という3年間の合本問題集です。
1週目:問題集の基本問題を2周以上する(できない部分を見つける)
2週目:1週目で行った内容で出来なかった内容を身に付ける(できていなかった部分を出来るようにする)
3週目:問題集の応用問題を1周する(1、2週目の学習が身になっているか確認する)
※応用問題は出来ないと判断したものは潔く諦める
4週目:実際の過去問などを利用して、実力を確かめる(現状把握)
富士吉田校近隣の中学校では教達検の1週間前くらいから、
学校の授業で過去問を使った演習を行ってくれるので、そういう対応をしてもらえる生徒様は、
最後の週にはそれを踏まえた準備として勉強を進めると良いかと思います。
私の考え方にもなりますが、教達検で得点を取ることは重要です。
本当はここまでにある程度完成した状態で臨むことが出来ていたらそれに越したことはありません。
しかし、実際にはまだまだ基本が出来ていないという生徒も多いです。
上記の生徒は、まさにそこに当てはまります。
その上ですが、教達検で得点しやすい問題の対策を立てたり、
テクニックを伝授するなどの計画よりも、
1か月間を教達検にも対応させていくことをしつつ、
3月の入試へもつながっていくような学習計画が必要だと考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
少し漠然とした内容になってしまいましたが、
今回の記事で皆さんに理解して欲しいのは、
「付け焼刃の知識で勝負するのはやめよう」
「教達検もあくまで入試の模試」
という2点です。
ぶっちゃけ教達検までに間に合わないという可能性は大いにあり得ます。
であれば、自分がどういう力をつけておくことが、
その先の入試を迎える上では重要になるのか。
基礎がおろそかになっている生徒が、無理やり応用問題をたくさん解いたところで、
実際の問題では使える可能性はそこまで高くはありません。
であれば、英単語をきちんと覚えて、中学3年間の文法をきちんとやり直してみる、
数学の計算問題は全て対応できるようになっておく、
漢字は毎日練習するなど、自分でも手が付けられることをきちんと毎日やってみることが大切です。
しかし、勉強するのはそんなに簡単なことではありません。
「自分で頑張ってみてるけど、どうやっていいかわからない」
「塾に通っているけど、塾以外の時間で勉強出来ていない」
「何から始めて良いかわからない」
など生徒様によっていろんな不安があるかと思いますので、
武田塾富士吉田校の無料受験相談を利用して、
その不安を解消しましょう!
ほんのちょっとの不安でも受け付けています。
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