みなさんこんにちは!武田塾富士吉田校の校舎長の川村です。
校舎は富士山駅から徒歩5分の場所にあります。
今回は「塾を選ぶ時の注意点」を紹介します!
そろそろ塾を考えなきゃという人は時期によって様々いらっしゃるので、
通年を通して読める内容で書いていこうと思います。
また、小・中・高・既卒のどの学年に対しても通用する内容になっておりますので、
是非、塾を探す上での参考にしていただけたら幸いです。
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塾以外の時間も、勉強する意識が重要
早速本題から入りますが、
塾に通う上で注意が必要なのは、自分では勉強することが苦手な生徒です。
ここでの「自分で勉強することが出来ない」というのは
「わからなくて勉強できない」ということではなく、
試験前の時期などの期間を除いて、
「日々の勉強時間を確保できていない」という点で
「勉強することが苦手」ということを指して書いていきます。
実際、わからないことをするだけが勉強ではありません。
漢字練習や、英単語を覚えること、数学の計算問題を解くなど、
自分の力でも勉強時間を確保しようと思えば出来ることはたくさんあるということを知っておいてください。
教えてもらうことが前提だからこその注意点
さて、おそらく、塾を探している人の大半は、
成績を上げるために「勉強を教えてもらう」というのが一番の考えにあると思います。
つまり、塾に通う目的は「教えてもらう」ことが前提になるので、
塾に通う意識として「自分で勉強する」という意識を持っている生徒はあまり多くないのではないか
と思います。
まず、学習塾に通う上で、武田塾以外の塾の話をしますと、
多くの学習塾は、先生が生徒に勉強を教える環境(以下、指導塾)になっています。
月謝は高めだけど、科目によってや、基礎からわからない人、質問しにくい人は個別指導塾、
月謝がリーズナブルなので5教科まんべんなくやりたいという人は集団塾
といったように、用途に合わせて選ぶことが出来ます。
しかし、どちらのタイプの指導塾に通うにしても、
指導してもらう塾は「知識を提供してくれる」という部分に特化しているということです。
知識をもらっただけでは成績は上がらない
なぜ、上の項目で「教えてもらう塾は、知識を提供してくれるだけ」
という部分を強調したのかというと、
表題に書いているように、知識をもらっただけでは、成績は上がらないからです。
結論を言うと、素晴らしい授業を受けられたとしても、それを身に付けただけでなく、
使う練習をして、実践で使えるようになって初めて力として身についたと言えます。
つまり、はっきり言わせていただきますと、
「教えてもらう」ために塾に通っただけでは、成績が上がることはほとんどないと知りましょう。
特に、基礎が身についていない生徒は、おおよそ学習習慣が身についていない生徒が多いです。
それまでに学習習慣がない生徒が塾に通うい始めるというのは、
実は成績を向上させるために一番必要な要素である「自分で勉強をする」
という意識が欠けている状態だということを把握してください。
教わった後が大切
自分では勉強がわからないから塾で教えてもらう、
という考え方になると思いますが、それ自体は間違っていません。
しかし、教えてもらって終わりにしてはいけない、ということを理解していないと、
ただ塾に通っているだけで、成績に変化がないということは普通に起こりえます。
生徒様も、保護者様も「塾での指導+教わったことを自分でも学習すること」が
1セットであることを知っていただけたら幸いです。
塾に通うなら、同時に自身の学習管理も行う必要がある
これまでに書いたことから「塾以外の学習管理」がとても重要になるわけです。
もちろん、通い始めた学習塾の授業が面白くて、勉強にのめりこむことが出来た。
という生徒もいらっしゃると思います。そのおかげで学習習慣が身につくこともあります。
多くの生徒様、保護者様は、これを期待して塾に入塾するケースも多いです。
しかし、期待通りにいかないことのも考えておかなくてはいけません。
なぜなら、家庭学習の管理は塾の範疇ではなくなってしまうからです。
ほとんどの塾で宿題は出されるので、塾以外にもやるべき勉強は指示をされますが、
それをどのように取り組むかは生徒次第です。
基本的に勉強は毎日取り組まなけれれば、知識や効果はどんどん薄れていってしまいます。
しかし、勉強をしたがらない生徒は、
きっと、塾に行く直前や前日に終わらせたり、
もしくは途中までやってあったり、全く手を付けなかったという生徒もいるでしょう。
もし宿題を中途半端に扱っていた場合は、間違いなく成績に影響が出てきます。
くどいですが、塾で授業を受けているだけでは成績は上がりません。
教わったことをきちんと使えるか確認するためにも、出された宿題はきちんと取り組みましょう。
また、まとめてやるなども効果を薄めてしまう行動です。
1日だけ多くの時間を取るのではなく、毎日少ない時間でも問題に触れる時間を作りましょう。
その方が圧倒的に記憶の定着につながります。
教えてくれる塾の宿題管理
上に書かせていただいたのは、塾以外の学習スケジューリングです。
ここからは、宿題の内容に対しての対応を中心に書かせていただきます。
指導塾の宿題管理についてですが、私の予想で書いている部分もあります。
当てはまらない部分もあるかと思いますので、その点はご了承いただけたらと思います。
まず、率直な見解として、指導塾は、宿題の内容を管理しきることは難しいです。
ちなみに管理とは「やってきた」 or 「やってきていない」の確認ではなく、
きちんと前回の学習内容をきちんと習得出来ているかどうかの確認です。
その管理が難しいであろう理由は、指導を中心とするため、進度計画が存在し、
その計画は先に進むことを前提としているからです。
そうすると宿題を確認する時間よりも、指導にかける時間が多くなるのは必然です。
本来、前回の学習内容の出来具合を確認するのはそれなりに時間がかかります。
しかし、一つ一つの問題に対して、説明をさせるような時間を取っていたら、
それだけで時間が終ってしまいますので、結果として確認の時間は少なくなってしまうのです。
よくある例ですが、定期テストで点数が取れてるけど、模試では点数が取れないという生徒がいます。
これは、定期テストは範囲が決まっていることと、
学校のワークなどから出題される傾向があるため、対策が立てやすいからです。
言い方は悪いですが、詰め込みでその場しのぎの力を身につけて戦うことが可能です。
しかし、模試ではほとんどが初見問題となるため、その場しのぎは難しいのです。
模試の問題については、ある程度の応用力を必要とするため、
自身で学習を進める中で、ただ問題を解くのではなく、
その問題をきちんと理解していく必要があるのです。
もし塾で前回の学習についての確認が少ないと判断できる場合は、
ある程度自分で意識していくことが重要になります。
例えばですが、「ただ問題を解く」だけにしないようにする方法としては、
一つの問題に対してどのような形で出題されるのかを考えてみると良いでしょう。
大切なのは、目の前にある問題がそのままの形で模試や入試で出題されるのか?を常に考えてみることです。
大切なのは「わかりやすい」ではなく、教えてもらった後の学習管理
さて、ここまで長々と書かせていただきましたが、
読んで下さり本当にありがとうございます。
結論をまとめますと、実はどこの塾に通うことが重要なのではなく、
塾に通う上での心構えが重要になるということを知っていただきたいと思います。
結局、集団塾でも、個別指導塾でも成績が上がる生徒と、そうでない生徒の差は、
学習管理が出来ているかいないかの差です。
もし今よりも成績を上げたいと思って塾を探しているのであれば、
以下のことを意識したり、実施してください。
①塾で教えてもらったら後は、塾以外の時間で教えてもらったことを身に付ける時間を必ず作る
②塾から出された宿題は、まとめてやるのではなく、必ず小分けにして毎日取り組む
③問題を解くことをゴールにせず、「問題を理解し、知識を使えること」をゴールにする
④そのための計画を1週間ごとにきちんと作る(手帳でもスマホのカレンダーでも可)
せっかく塾に通うのであれば、成績を上げたいと思いますし、
成績が上がれば、自分も、周りの人も嬉しいものです。
やり始めはとても大変ですが、まずは習慣に出来るように、地道に頑張るしかありません。
しかし、学習の仕組みを作ることが出来れば、成績を上げるために必要な学習の仕方や、
塾をどのように使えばよいのかも見えてきます。
結局、テストや受験をするのは自分自身です。試験中は人に助けてもらえません。
だからこそ、自分の力でも勉強できる力を身に付ける必要があります。
最後に
いかがだったでしょうか?
私自身、集団塾や個別指導塾の経験をしておりますので、
たくさんの生徒を実体験として見てきて感じたことです。
もし富士吉田近隣で学習塾をお探しの方は、
それぞれの塾の比較も含めてお伝えしていくことが出来ます。
今塾を探されているという方は、ぜひ武田塾富士吉田校にご連絡ください。
塾の通い方をお伝えさせていただきます。