こんにちは!武田塾富士吉田校の川村です。
武田塾では毎年多くの逆転合格を出しています!
世間では大学受験のイメージが強い武田塾ですが、
私自身は、中学生にこそ武田塾の学習方法を身に付けて欲しいと思い、 今回の記事を書かせていただきました。
私自身は以前、個別指導塾に勤務していたこともあり、 中学生の指導を多く行ってきました。
その時感じたことや、こういう行動をとるべきというのは、 以下の記事で記載しておりますので、改めて読んでいただけたら幸いです。
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https://www.takeda.tv/fujiyoshida/blog/post-225839/
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さて、改めまして、今回のテーマは、中学生こそ武田塾の学習方法を身に付けるべき、 というお話をしていきます。
2つのパートに分けて書いていきますので、お時間がございましたら、どちらも目を通していただけたら幸いです。
最初のパートは武田塾の学習法をベースに他の学習塾との違いを書いてみました。
自学自習
武田塾の勉強法は一言でいうと「自学自習」です。
自分の力で学習を行うという力。 実は誰でも出来そうなことなのに、出来ていない子どもの方が圧倒的に多いと感じています。
先に自学自習の大切さをお話したいと思います。
人間が一番成長する瞬間は、
知識を得ている時や、教えてもらっている時ではなく、
「自分の力でやってみたり」「考えて行動をする」時です。
聞いたことがある方も多いかと思いますが、
知識を自分の中に取り入れることをインプット、
自分の中に取り入れた力を実際に使って見ることをアウトプット
という言い方でそれぞれ呼ばれています。
一般的な学習塾は、基本的にはインプットの場がイメージしやすいですね。
逆に武田塾の自学自習は、アウトプットに着目した学習方法になります。
実際に、知識を得て終わりではなく、その先の学習へつなげることが何よりも大切です。
そのためには、ただ問題を解くことをさせるのではなく、なぜ、この問題はそのような答えになるのか、
この文法を使う時にはこのような注意点があるなど、それぞれの内容に対して、
きちんと説明が出来る状態を目標として生徒に課題を課しています。
勘違いをしないでいただきたいのが、武田塾の自学自習は「勉強をする」ことが目的ではなく、
「勉強したことを使えるようになる」ことが目的であると知っていただけたら幸いです。
ここまでの内容で、すでに中学生から身に付けた方が良い勉強法だと思いませんか?
力が身につく方法は「教わること」ではない
何かを学ぶ時、人は誰かに教えてもらって、知識を得るということが一番手っ取り早いです。
しかし、改めて書きますが、得た知識は、自分で使い方を理解しないと、使えるものにはなりません。
スポーツなどの習い事は、教わってから練習までの流れが1つの形になっていることが多いので、
教わったことが体現出来ていくのがわかりやすいですが、
これを勉強で見ていくと、どうでしょうか?
教わるのは先生の授業ですね?
練習にあたる部分は、先生の授業で学んだことを、生徒が自分で表現することになると思いますが、
これをするのは学校や塾が終った後の時間になると思います。
さて、皆さんきちんと取り組めていますか?
武田塾の勉強法
武田塾はご存じ「授業をしない」塾です。
理由は、教える時間よりも、学んだ知識を練習する時間に優先を置いているからです。
知識を得る上では、参考書を生徒に購入してもらい、それを使用しています。
そして、何よりも大切にしているのが「1つの参考書を完璧に」するということです。
参考書を完璧にするというのは、1周終わらせるということではなく、
どの単元、どのページから問題を出されても、答えることが出来る、説明をすることが出来る、
という状態を指しています。
そのために、以下の様に生徒のサポートや管理を行います。
①生徒が使用する参考書の決定
②どのように進めていくのか勉強の仕方をレクチャー
(進め方のペース配分や、暗記の仕方、復習の行い方など)
③1日ごとに進める量の確認
④1週間後に学習内容の確認テストと、講師との口頭確認
※参考書が完璧になるまで②-④をループ
また、学習する上で重要な点として、基礎を徹底するということが挙げられます。
問い合わせでよく聞かれる質問の中で
「わからない問題が聞けないなら意味がないのでは?」というお声をいただくことがありますが、
武田塾では、基本的にどのタイミングで入塾をされても、基礎の内容から学習を始めます。
英語だったら英単語、文法は品詞について、数学だったら中1の正負の数の計算からです。
わからない部分に焦点を当てるのではなく、
わからない内容がわかるための知識をきちんと備えた上で、学習できる準備をするためです。
上記のような理由から、学校進度に合わせて進めることをしませんので時期によっては、
入塾後に行われる一番近い定期テストでは結果につながらない可能性もあります。
しかし、基礎が完成出来れば、そこからは問題演習が中心となりますので、
継続的に得点を取りやすくなっていきます。
これまでの説明から、武田塾では勉強が自分で出来ない生徒のサポートをしてあげる塾という風に捉えていただけたらと思います。
武田塾はここまでする?というレベルで管理します。
教える塾の勉強法
今回は中学生向けに書いていますので、その視点で書かせてもらいます。
多くの学習塾は、入塾の時期に合わせて、
その時期に一番近いテストに必要な内容から始める傾向にあります。
例えば、中2の2学期に入塾すると、数学は連立方程式、英語は不定詞あたりでしょうか?
中3の1学期なら数学は乗法公式や因数分解、英語は受動態や現在完了形といった具合に、
その時期に学校で学習している範囲に合わせて、とにかく次のテストで点数を取るための勉強を行います。
定期テストの点数は内申点に関わるため、もちろん大切です。
いつもテストが平均点付近の生徒であれば、上記のような取り組み方でも対応できる人はいるでしょう。
しかし、50点以下の点数が常習化している生徒は、基礎がわかっていない人が多くなります。
もし、基礎がない生徒がテストに合わせて詰め込み型の授業を受けたとしても、知識が身につくことは難しいです。
特に英語は本来そこまでに習っているはずの単語や文法を覚えている必要があります。
そうした知識が身についていない時に不定詞だとか、現在完了形だと教えられて出来るようになる生徒は、
私は今まで見たことがありません。
逆に中学生の数学に関しては解き方が重点になる分、理解が出来れば点数につながりやすい科目です。
そのため、時期にもよりますが、どちらかというと英語よりも数学に力を入れて指導する塾は多いです。
しかし、数学も計算分野であれば対応が出来たとしても、
その応用であったり、図形分野の内容になると対応できないという生徒が一気に増えます。
これは、テストに合わせて出来るようになって欲しい部分を限定し過ぎた結果起こりうる弊害です。
ただ、指導塾が基礎をおろそかにしているわけではなく、
基礎のやれなかった内容は、夏休みや冬休みに講習で勉強することになります。
普段の時期にやれなかった基礎固めを学校が休みの時期を利用して一気にやっているのです。
そのため、講習を受講しなければ、基礎内容に触れる確率はぐっと低くなります。
追加の授業料がかかるので、状況にもよりますが、基礎が身についていない人は、
塾側から提示された講習を素直に受講すべきだと思っています。
また、一気に基礎を叩き込む授業を受ける場合の注意点ですが、
先にも挙げたように、教わったことを自分で出来るようにする練習をして初めて成長につながります。
受験生の夏期講習などでは朝から晩まで講習を受けるのが当たり前という塾もあるでしょう。
そんなに長い時間教わった勉強を振り返るのは大変ですが、
夏期講習などのスケジュールは速いテンポでおそらく次の日か、
その次の日くらいには新しい内容へ進んでいくことになるので、
必ず次の授業の前に、自分で内容を確認する時間を設けるようにましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
武田塾の学習方法と、教えてもらう学習塾の違いは知っていただけましたか?
今回私がこのテーマを書いた理由は、武田塾と他の塾の違いを知っていただくことよりも、
武田塾の学習方法を中学生の内に身に付けて欲しいということが発端です。
今回の内容では、まず武田塾と、勉強を教える塾ではこれだけの違いがあるということを見てもらいました。
ちなみに勉強を教わる塾の方が大変そうに書いてしまったかもしれませんが、
武田塾は毎日必ず勉強するための課題が出ています。
しかも、その内容は解くだけではなく、きちんと内容理解が出来るようになる必要があります。
その学習方法が大事な理由を、次の記事で書いていこうと思いますので、
併せてお読みいただければと思います。
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中学生だからこそ、武田塾の勉強法を身に付けておこう パート②
https://www.takeda.tv/fujiyoshida/blog/post-233350/
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