みなさんこんにちは!武田塾富士吉田校です。
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今回の記事では「英検」をとることのメリットを紹介します。
「受験に有利になるから資格はとっておきなさい・・・」
先生たちからこのように言われたことのある人は多いのではないでしょうか?
では大学受験において、資格をとっておくことにどんなメリットがあるのでしょうか?
今回は数ある資格の中から「英検」を例にして考えてみたいと思います。
ただ、ここでの情報だけではなく必ず自分が受験する大学の募集要項を確認してくださいね!
受験する大学の募集要項は隅々まで読み込む癖を早いうちからつけておきましょうね。
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英検を取るメリット?
それでは英検を取得するメリットを具体的に紹介していきたいと思います。
入試での英検の使われ方
入試における英検の使われ方は大きく分けて4パターンあります。
1つ目は出願資格になるパターン
2つ目は入試科目の英語が免除になるパターン
3つ目は持っている級に応じて得点換算されるパターン
4つ目は英語の試験の点数に可算されるパターン
です。
パターンごとに紹介していきます。
①出願資格になる
まずは英検を持っていることで出願資格となる場合があります。
例えば、教員養成で有名な文教大学文学部の外国語系学科では英検2級orCSEスコア1980を持っていることが出願条件となっています。
②英語の試験が免除になる
なんと英検の級によっては、英語の入試が免除(満点扱い)になる大学もあります!
例えば、専修大学の全学部方式において英検準1級or英検CSE2304を持っていると個別学力試験の英語が満点になります。
ちなみに、2級だと80点換算になります。
専修大学の場合、英語の試験を受けなくても持っている級によって点数換算されるので実質1科目減りますね。
受けなくても得点換算されますが、もし英語の試験を受けた場合、持っている級の点数と実際に受けた英語の試験の点数のうち高いほうが採用されます。
例えば英検準1級を持っている場合、英語の試験を受けなくても100点は必ず点数として約束されます。
ですので、もし英語の試験を受けて50点だった場合、2つの点数のうち高いほう(この場合だと100点)が採用されるのです。
このように英語の試験が免除になる大学もあります。
③得点換算される
このパターンが一番多いのではないでしょうか。
駒澤大学では英検のCSEスコアが1950点以上の場合、英語の試験が75点以上となります。
駒澤大学も専修大学と同じように、入試の英語の方が75点以上だった場合、そちらの点が採用されます。
もし試験本番で失敗してもある程度の得点保証があるのは気持ち的にとても楽ですね。
④加点される
加点対象(試験は受ける)となることもあります。
例えば、関西大学文学部では英検CSEスコアによって160点〜200点加点されます。
また、関西大学では加点対象になる入試以外でも英語の試験が免除になる試験もあります。
1つの大学でも、英検をいくつかのパターンで活用している入試もありますので自分が受ける大学の要項を確認してみてください。
英検®2級の合格に必要なCSEスコア・最大CSEスコア
先ほど関西大学の例で「CSEスコア」という言葉を出しました。
「英検は〇級って表記するんじゃないの?」と思った人もいるかもしれません。
実は英検にはCSEスコアという指標があります。
実は英検を受けた後に届く結果表には、合否以外にもこのCSEスコアが表示されています。
「英検CSEスコア」は、ユニバーサルなスコア尺度CSE(Common Scale for English) を英検の各級で表記したものです。
大学によってはこのCSEスコアを判断材料に使うところもあります。
準2級だと、CSEの満点は2400点で、合格点は1728点です。
2級だと、満点は2600点で、合格点は1980点です。 準1級だと、満点は3000点で、合格点は2304点です。
この指標に基づいて考えると、先ほどの関西大学の入試で200点加点される「CSE2300点」という数値は英検準1級に合格できるくらいの英語力だということがわかります。
この数値を使うメリットとしては、英検2級を2300点で合格した場合(←英検2級を準1級レベルで合格し)、準1級は取得していませんが準1級を持っているのと同じくらい優遇されます。
英検を取得する際は、「とにかく合格すればいい」のではなく自分のスコアも意識してみてくださいね!
英検®2級が使えるGMARCHや山梨の大学の学部・詳細
それでは身近な例で考えてみたいと思います。
今回は山梨県にある山梨大、都留文大、山梨県立大、GMARCHを紹介します。
GMARCHで英検が使える大学・学部
今回はGMARCHの一般入試で英検2級がどのように使えるのかを考えていきます。
学習院大学
学習院大学国際社会学部国際社会学科の一般入試で下記のように英検の点数が活用されます。
英検2級+CSEスコア2260点 | 英検2級+CSEスコア2120点 | 英検2級+CSEスコア1980点 |
---|---|---|
120点換算 | 110点換算 | 100点換算 |
青山学院大学
青山学院大学の一般入試において、英検2級はあまり使えません。
総合政策学部ではCSEスコア2100点以上で、A方式入試に出願できます。
立教大学
2021年から立教大学ではほとんどの英語個別試験を廃止し、英検などの英語外部試験を利用します。
(文学部の一部日程では英語の個別試験が残っています)
立教大学の英語試験は共通テストか英語外部試験のどちらかをメインに判断されます。
はっきりとした得点換算の目安は発表されていませんが、大まかな参考数値が発表されました。
- 合計CSEスコア2195以上で、大学入試共通テスト85%換算(175/200)
- 合計CSEスコア2265以上で、大学入試共通テスト95%換算(190/200)
- 合計CSEスコア2300以上で、大学入試共通テスト100%換算(200/200)
共通テストか英語外部試験どちらか高得点の方を利用できます。
法政大学
法政大学では以下のように英検2級が活用されます。
現代福祉学部では英検2級+CSEスコア2150点以上あれば英語外部試験利用入試に出願できます。
これも1科目で判定されます。
中央大学
経営学部と国際経営学部では英検2級+CSEスコア2300点あれば英語外部検定試験利用入試に出願できます。
英検のスコアに応じて得点も加算されます。(具体的な基準は公表されていません)
明治大学
明治大学では多くの学部で英検2級が役に立ちます。商学部、経営学部 英語4技能試験利用方式か英語4技能3科目方式出願可
商学部、経営学部 |
英語4技能試験利用方式か英語4技能3科目方式出願可 |
農学部 |
英検2級合格かつCSEスコア1980で満点の80点換算 |
国際日本学部 |
2級取得なおかつCSEスコア2088点で180点換算 |
経営学部 |
2級取得なおかつCSEスコア2088点で135点換算 |
総合数理学部 |
2級取得なおかつCSEスコア2088点で45点換算 |
山梨県内の大学で英検2級が使える大学・学部
山梨県内の国公立大学である山梨大学、山梨県立大学、都留文科大学の3大学における一般入試で英検2級がどのように役立つかを考えます。
都留文科大学
都留文科大学の一般入試において、英検を利用する制度はありませんでした。
推薦入試に関しては、英文学科と国際教育学科の入試では利用されています。
それ以外の学科の推薦ではあくまでも「参考程度」となっています。
英文学科の総合型選抜において、英検2級を持っていることが出願条件となっています。
国際教育学科では、CEFR A2レベルを持っていることが総合型選抜、一般推薦、共通テスト利用推薦の出願条件になっています。
具体的には英検2級か準2級のCSE1700からという形になります。
山梨大学
山梨大学の一般入試でも特に英検を活用した制度はありませんでした。
山梨県立大学
山梨県立大学も一般試験において英検を利用した制度はありませんでした。
英検利用入試の注意点
英検を利用すると多くの私立大学で優遇されることがわかりましたね。
英検利用に関しての注意点をいくつか紹介します。
まず1つ目は、利用できる英検の結果には有効期限があることです。
基本的には2年以内に取得したものしか使えません。
もちろん、それ以外の条件を出している大学もありますので自分が受験する大学の募集要項を必ず確認してください。
2つ目に、一部の学部では定員が少なく高倍率になりやすいということです。
一般入試に比べて、英語外部試験利用入試は募集人数が少ないことが多いです。
また、GMARCHレベルの大学を受ける受験生は英検準1級を持っている人も少なくありません。
そこまで大きな差がつかないんですよね。 英語以外の科目で他の受験生に差をつけられるのかを考えてください。
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まとめ
英検2級はどのように役立つのかを具体例を踏まえて考えました。
GMARCHの多くの大学では英検2級が使えますね。
対照的に、山梨県内の国公立大学の一般入試ではほとんど使えませんでしたね。
このことからわかる通り、英検2級は私立大学でより役に立ちます。
また、国公立の場合、推薦入試の際に「参考程度」に考慮されることもあります。
特に私立大学を第一志望にしている学生は英語の外部試験を受けてください!
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