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今回は中学1年生の勉強法についての記事です。
中学生のみなさん、もうそろそろで2年生になりますね。
小学校を卒業しての1年どうだったでしょうか。
中学に入学して苦労するであろうことに「勉強」があります。
正直な話、小学校までのやり方では通用しません。 今回は来年、中学生になる現小学6年生にも読んでもらいたい記事となっております。
この記事を読んで、中学生活をより良いものにしましょう!
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中学1年生のうちに勉強法を身につけよう!
それではこれから中学1年生向けの勉強法を紹介します。
それに先立って、ここではまず小学校と中学校の違いをいくつか紹介します。
まずは小学校までは「算数」だったものが、中学校だと「数学」になります。
次に、「社会科」という科目でやっていたものが、中学校になると「地理」「歴史」「公民」という分け方をされます。
多くの学校では、1年生で「地理」と「歴史」をやることが多いです。
ですので、この記事でも「地理」と「歴史」の勉強法をお話しします。
このように中学校だとより専門的な内容を学ぶようになります。
中学校のテストは小学校までと違う!
ここでは、テストの違いを述べます。
小学校までのテストは、各単元ごとに行って「単元の理解を測る」意味が強いです。
ですので、直接成績に響くとも限りませんでした。
中学校になると、各学期に2回(中間、期末)テストを行う場合が多いです。
要するに、テストの数が大幅に減るのです。(もちろん、中間テストや小テストを行う先生はいますが)
そして、テストの点が直接内申点に関わります。
高校受験は大学受験と違って内申点が大事になります。
もちろん、授業態度や提出物も成績判断の材料として使われますが主なのは定期テストです。
つまり、定期テストでこけると内申点に直接響くのです。
ここまで読んで中学校における定期テストの重要性をわかってもらえましたか?
さらに、中学校のテストはある程度勉強しなければ解けません。
小学校までのテストとは難易度が違うのです。
定期テストの数が減るので、必然的にテスト範囲が長くなります。
範囲が長くなると、覚えなければいけないことや理解しなければいけないことが一気に増えます。
ですので、ある程度勉強をしないとひどい点をとってしまうのです。
それを防ぐ勉強を次から教科別に紹介しますのでぜひ読んでください。
きちんと勉強して定期テストの点数アップを目指しましょう!
各教科のおすすめ勉強法を紹介します!
それでは具体的に各科目の勉強法を紹介します。
まずはどの科目にも当てはまること紹介します。
それは「1冊の参考書を完璧にすること」です。
学校で分けられるワークを1回だけやって終わりにしていませんか?
それでは内容がきちんと理解できていないと思います。
武田塾では「1冊の参考書を完璧に」ということをやっています。
みなさんも、ワークの内容を完璧に理解できたと思うまで繰り返し解きましょう。
国語
「国語なんて文章読めば全部答え書いてあるから楽ちんじゃん♪」
そのように考えている人はいませんか?
断言します。そのように考えている人は、中学校のテストを受けて撃沈します。
なぜならば、中学校の国語のテストは文章中から抜き出すこと以外の問題が多いからです。
ではどのように対策したらいいのでしょうか。
まず最初は「知識系の問題は必ず得点する」ことです。
国語のテストでは多くの場合、漢字が出題されます。
10問から多い場合20問近く出題されることもあります。
たった100点の中の10点って意味がないと思うかもしれません。
ですが考えてみてください。 対策すれば必ず10点以上は取れるのですよ!
そのほかにも慣用句や、作者、筆者の名前が出題されることもあるでしょう。
そのような知識問題は必ず得点しましょう。
次に読解問題についてです。
高校入試を突破するためには読解力と語彙力が必要です。 読解力は国語だけではなく、他のすべての科目でも役に立ちます。
ちなみに、語彙力とは「どれくらい言葉を知っているか」です。
中学時代に読解力や語彙力がつかないと、大学入試でも苦労します。
ではどのように対策すれば良いのでしょうか。
私が1年生におすすめしているのは、「読書」です。
1年生はまだ受験期まで余裕があります。 読む時間と余裕がある時に本を読んでおいてください。
3年生になると塾や受験勉強で本当に本を読めなくなりますので。
また、私が考える読書の効果は読解力や語彙力だけではありません。
それは「文章に慣れること」です。
皆さんは国語の問題文を見たときに「うっ・・・」となりませんか?
文章を読みなれていないと、問題文を読む際にとても時間がかかってしまい問題を解けきれない可能性もあります。
そこで、早いうちから文章に親しみ、いわゆる「文章慣れ」をすることを強くお勧めします。
読書が苦手な人は1冊の本を読むのでさえ大変かもしれません。
ですが、10冊、20冊と読んでいけば後はそんなに苦ではありません。
最初はつらいかもしれませんが後はそこまで大変ではありません。
中学1年生というまだ時間があるうちにぜひ本を読んでおいてください。
数学
中学数学を攻略するポイントは「小学校のときにわからなかったものが中学に入ってわかるはずがない」ことです。
数学は小学校の算数の知識がとても大切になります。
言い換えると、小学校のときに苦手だったところがあると中学数学はとても大変です。
ですので、数学がわからないなら、「自分はどこからわからないのだろう?」と考えてみてください。
意外と原因は小学校時代の算数にあるかもしれません。
さらに、中学1年生の数学で得た知識を前提として中学2年、3年の数学は進んでいきます。
読んでわかってくれたかもしれませんが、数学はつながりがとても強い科目です。
小学校の算数に抜けているところがあると感じる人は、ぜひ復習してください。
理科
小学校の時は理科が好きだったのに、中学校になると理科が嫌いになる人が多くいます。
実をいうと私もそうでした。 小学校までの理科と中学校で学ぶ理科とでは何が違うのでしょうか。
それは「暗記が増えること」と「数学的要素が入ること」です。
理科には大きく分けて4分野あります。
生物、物理、化学、地学です。
その中でも、特に生物と地学は暗記することが多いです。
もちろん、暗記しただけでは解けない問題も多く出題されますがそれだって暗記をしなければ手も足もでません。
ですので、暗記をいい加減にやらないことが大切です。
例えば、学校のワークを何回も解くなどして暗記を確かなものにしましょう。
そして残りの化学、物理は数学的要素が出てきます。
特に中学1年生だと、「質量パーセント濃度」に苦労する人が多いでしょう。
こういう問題に対処するには、まずは公式を覚えてそれを使って解ける問題を解くことが大切です。
そこから応用問題にチャレンジするといいでしょう。
このように、中学理科のポイントは①暗記をおろそかにしない②まずはきちんと公式を覚える、この2つを意識してみてください。
英語
「僕/私は英会話を習っていなかったから・・・」や「才能がないから・・・」と思っている方もいるかもしれません。
ですが、中学英語までだったら才能はいりません。
まずは①文法と②教科書の本文を固めることをおすすめします。
①の文法に関しては、学校で分けられている問題集に載っている練習問題を何回も解いてください。
その際、答えを覚えるのではなく、「なぜその答えになるのか」を説明できると良いですね。
②の教科書の本文に関してです。
教科書は良質な例文集です。
そこに出てくる単語や熟語、本文の暗唱までできるようになると強いです。
そのためには音読です。
音読はただ大きい声でやるのではなく、「覚えるつもりで」音読してください。
つまり、教科書の本文が自分の血となり肉となることを(=自分のものになること)意識してください。
そうすればリスニング力の強化にもつながります。
社会
「社会は暗記科目である」という側面は確かにあります。
それに、暗記をしなければ社会科の問題を解けません。
ですが、暗記だけで良いのでしょうか。
中学以降の社会を丸暗記で乗り切ろうとすると限界があります。
中学生になったら「流れ」や「つながり」を意識してほしいと思います。
例えば歴史でいうと、徳政令というものがあります。
それだけ覚えるので会ったらただの事実の暗記ですね。
ですが、さらに深めて「なぜ徳政令が出されたのか?」まで考えてみましょう。
元寇などの動乱で庶民の暮らしが苦しくなったことが1つの原因でしょう。
もちろん、歴史だけではなく地理にも当てはまります。
「なぜフランスは緯度が高いのに温暖なのか?」「なぜギリシャではオリーブの栽培が盛んなのか?」
このように、ただ事実の暗記で終わるのではなくてそこからさらに学習を深めていく癖を早いうちからつけておくことをおすすめします。
この癖があれば、高校での学習にもつながります。
まとめ
いかがでしたか?
中学に入学してもなお、小学校までの勉強法を続けるとあまりうまくいきません。
これを期に、中学生は自分の勉強法を見直してみてください。
また、現小学6年の方は来年の参考にしてください。
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