日東駒専。一度は耳にしたことがあるという人もいるでしょう。
これは東京都に本部がある私立大学群を表す通称です。
日は日本大学、東は東洋大学、駒は駒澤大学、専は専修大学のことを指している。
この通称は、大学受験生向けの雑誌である螢雪時代の編集長が作り出したと言われています。
詳しい内容については武田塾富士吉田校(0555-28-70058)まで
日東駒専の偏差値について
日東駒専はパスナビの情報をまとめてみると、文系で平均55、理系で平均52ほどです。
偏差値50は模試における全受験生の平均です。ぜひ参考にしてください。
しかしながら、日本大学には医学部があり、その医学部の偏差値は67となっています。
日本大学の偏差値・・・文系45〜57 理系35〜67
東洋大学の偏差値・・・文系50〜60 理系45〜57
駒澤大学の偏差値・・・文系50〜57 理系50〜57
専修大学の偏差値・・・文系50〜57 理系50〜57 となっています。
偏差値だけで見てみると日本大学の理系の学部が入りやすいように思えます。
ごく稀に、日東駒専はFラン大学という人がいます。
Fラン大学とはボーダーフリーの大学つまり誰でも入ることができる大学のことですが、日東駒専は全くもって違います。
平均偏差値50以上がそれを証明してくれます。余談ですが、Fランだから必ずしも悪い大学というわけではありませんので、ご注意ください。
日東駒専の特徴について
日東駒専は平均偏差値が50程度です。
従って、受験勉強の基礎ができていれば合格する可能性が高いという大学群だといえます。
武田塾では、勉強の理解度の目安として日東駒専レベルというものを設定しています。
それでは各大学ごとの特徴を見ていきましょう。
日本大学・・・日本大学は日本法律学校を起源としています。
日本最大の総合大学と知られ、18学部を有し、日大出身の社長の数も日本1位。卒業生は様々な業界で活躍していて就職に強い大学の1つでもあります。
東洋大学・・・東洋大学は哲学者井上円了によってできた哲学館を起源としています。
近年では日東駒専よりも偏差値が高い大学群MARCHの受験生が併願先として受験することが増え、日東駒専の中でもかなり人気が高まっている大学です。
余談ですが、東洋大学のとあるキャンパスの学食は美味しいと評判です。
駒澤大学・・・駒澤大学は江戸時代にできた学林を起源とした大学です。
箱根駅伝で有名だと思われます。7学部が設置されています。宗教に関わる大学ですが、そこまで宗教色のこい大学ではないようです。
専修大学・・・日本で初めて経済学部と法学部を設置した専修学校を起源とする。8学部を有しています。
この大学は学生の在学中の資格取得をサポートしていることで知られ、就職実績も高い学校です。
日東駒専の入試について
それぞれの大学の入試について書いていきます。
日本大学・・・入試方法は6つあり、今回は一般入試についてを書いていきます。
一般入試には、
A個別方式(本学の各学部等が独自に実施する試験、以下A方式)
N全学統一方式同一試験日(同一問題で複数の学部(学科)
を併願することができます。
学部間併願だけでなく、同一学部内の複数学科への併願も可能な試験、以下N方式)
C共通テスト利用方式(「大学入学共通テスト」の得点を利用して合否を判定する試験、以下C方式)、
CA共通テスト併用方式(「大学入学共通テスト」と学部独自の試験を併用した試験で、「大学入学共通テスト」の得点
学部独自の個別学力検査等を課し、それらの結果を総合して合否を判定する試験)
があります。
それぞれの入試方式を全ての学部が実施するわけではないので、受験生は大学のホームページを見るなどして確認する必要があります。
法学部、経済学部、商学部、国際関係学部は、国語、地理歴史公民数学(C共通テスト利用方式の場合は理科を含めた4科目から選択可能)から1科目、外国語を勉強する必要があります。
文理学部(文系学科)、危機管理学部、スポーツ科学部は、国語、地理歴史公民数学から1科目、外国語を勉強する必要があります。
芸術学部は、国語、外国語に加えて各学科ごとに実技試験や小論文、面接試験があります。
文理学部(理系学科)理工学部、生産工学部、工学部、歯学部は、数学、理科、外国語を勉強する必要があります。
*理工学部、工学部のC方式では、一部学科で国語が選択可能です。
生産工学部のA方式では一部学科で国語が選択可能。
歯学部のC方式第1期では、国語、理科、外国語が課され、第2期では理科と外国語が課されていることに注意してほしいです。
松戸歯学部、薬学部は、数学、理科、外国語を勉強する必要があります。*松戸歯学部C方式第1期では国語、理科、外国語。第2期では数学、理科、外国語を勉強する必要があります。
生物資源科学部は、地理歴史公民数学理科、外国語を勉強する必要があります。
*一部学科で国語が選択可能。 一部学部、学科で小論文、面接が課されていることがあるので確認してください。
また、数学も2科目分解く必要のある学科もありますから注意してください。
N方式は各学部、各学科が指定した教科、科目を受験するようにしてください。
東洋大学では3つの入試方式があり、今回は一般入試について書いていきます。
大学入学共通テスト利用型では基本的に5科目型、4科目型、3科目型があります。
(国際学部、生命科学部には5科目型はない) 文学部、経済学部、経営学部、法学部、社会学部、国際学部、国際観光学部、情報連携学部、ライフデザイン学部、理工学部、総合情報学部は、外国語、国語が必須。地理歴史公民数学理科から必要な科目を受験し、出願ができます。
生命科学部は外国語、国語、数学、理科から高得点のものを利用できます。
一般入試(大学独自入試)では一般前期4教科、一般前期3教科、一般前期3教科ベスト2があります。
一般前期3教科ベスト2は一部学部学科で行われているもので、一般前期3教科のうち高得点のもの2教科分を利用する入試です。
今回は一般前期3教科ベスト2については省略させていただきます。
文学部は英語、国語がどの科目数の入試であっても必須。
一般前期4教科は数学1・2・Aが必須。一般前期4教科、一般前期3教科は地歴公民から1科目受験することになっています。
ただし中期では地理を選択できません。
後期では英語のみ、もしくは英語国語だけの受験になります。
なお史学科のみ大学独自試験と大学入学共通テスト両方使う入試方式が存在し、独自試験では英語と国語、大学入学共通テストでは世界史bもしくは日本史bを使うことになっています。
経済学部、経営学部は基本的に英語、国語、数学が必須です。(ただし、一般後期2教科英数均等配点では国語が不要。また数学も一部の学科では不要)
加えて、地歴公民から1科目選択することになっています。
法学部、社会学部、国際学部、国際観光学部は英語国語が必須、地歴公民数学から必要な科目数を受験することになっています。(国際観光学部は中期日程では地理を受験できない)
情報連携学部では、英語が必須。
国語が一部学科、入試方式で必須。また、情報が必須になる場合もあります。
加えて、地歴公民あるいは理科を受験する必要があります。 ライフデザイン学部は英語国語が必須、地歴公民数学から必要な科目数を受験することになっています。(一部学科では地歴公民数学理科から必要な科目を受験する必要があります。)
理工学部では英語が必須。数学理科から選択する場合が多いです。(数学が必須になっていたり、受験科目の選択肢に国語が入っていたりするなど学科によってかなり違いがありますので募集要項などで確認してください。)
総合情報学部では英語が必須。一部入試方法で国語も必須。一部入試方法では地歴公民もしくは数学理科が選択できます。
生命科学部では英語が必須。数学がほとんどの入試方法で必須。理科から選択可能です。 駒澤大学は16の入試方式があり、今回は一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜について書いていきます。
まず、一般入試についてです。 全学部統一日程選抜は最大3学科まで選抜可能。
国語が必須、地歴公民数学情報から1科目、外国語を受験することになります。
一般選抜T方式では日程が異なれば、全学部統一日程選抜、T方式、S方式内で併願ができます。
仏教学部、文学部、経済学部、法学部、経営学部では、国語と外国語が必須。
地歴公民数学から1科目を受験してください。
(診療放射線技術科学科)では数学、外国語が必須。物理・物理基礎もしくは化学・化学基礎から1科目を受験してください。
グローバルメディアスターディーズ学部(グローバルメディア学科)では国語、外国語が必須、地歴公民数学情報から1科目を受験してください。
一般選抜S方式では 仏教学部、文学部英米文学科、グローバルメディアスターディーズ学部(グローバルメディア学科では国語、外国語が必須。
地歴公民数学から1科目を受験してください。
文学部歴史学科では国語、外国語が必須、世界史b、日本史bから1科目を受験してください。
医療健康科学部(診療放射線技術科学科)では数学と外国語が必須、物理・物理基礎もしくは化学・化学基礎から1科目を受験してください。
大学入学共通テスト利用型選抜前期において 仏教学部、文学部、経済学部、法学部では 国語と外国語が必須。地歴公民数学理科から1科目を選択することになります。(ただし地理学科は3科目600点満点になる)
経営学部では国語と外国語が必須。地歴公民数学から1科目を選択することになります。
医療健康科学部では数学2科目分に、外国語が必須、理科科目から選択することになります。
グローバルメディアスターディーズ学部では国語、外国語が必須、地歴公民数学理科から1科目を選択することになります。
大学入学共通テスト利用型選抜中期において 仏教学部、経済学部、法学部では国語、外国語が必須、地歴公民数学理科から1科目を選択することになります。
健康医療科学部では数学2科目分に、外国語が必須、理科科目から選択することになります。 大学入学共通テスト利用型選抜後期において 法学部法律学科フレックスBにおいて、は国語、外国語が必須、地歴公民数学理科から1科目を選択することになります。
なお法学部法律学科フレックスBは大学入学共通テスト利用型選抜前期中期では募集していないようです。
専修大学には17の入試方式がありますが、今回は一般選抜、大学入学共通テスト利用入学試験について書いていきます。 大学入学共通テスト利用入学試験前期は全学部全学科全方式の併願が可能。
経済学部、法学部、経営学部、商学部、人間科学部では外国語、国語が必須、地歴公民数学理科から必要な科目数を選択するようにしてください。(これらの学部では3科目型、4科目型を受験可能。)
文学部では外国語、国語が必須、地歴公民数学理科から必要な科目数を選択するようにしてください。(3科目型、4科目型、5科目型*一部学科のみを受験可能。)
国際コミュニケーション学部では外国語、国語が必須、地歴公民数学理科から必要な科目数を選択するようにしてください。(3科目型のみ)
ネットワーク情報学部では外国語、数学が必須、地歴公民国語から必要な科目数を選択するようにしてください(4科目型のみ)
まとめ
いかがだったでしょうか?
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