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今回はそもそも化学、物理の特徴は何か、どうやって勉強するのか、おすすめの参考書は何?などをみていきたいと思います。
より、詳しい内容については、無料受験相談も受け付けています。
化学と物理どちらを選択すべき?
化学は、理科といえば化学と言われるほど理系受験生の多くが利用している教科になると思います。
事実大学入学共通テスト実施結果によると、理科科目の中で化学が最も受験生に利用されている科目でした。
また化学基礎も理科基礎の中では最も受験生が多い科目でした。
一方物理は、大学入学共通テスト実施結果によると、化学に続いて2番目に受験生が多い科目でした。
物理基礎は理科基礎の中では最も受験生が少ない科目でした。 化学と物理がどれほどの難易度なのかもこの際知ってみましょう。
ここで用いるデータは令和3年度大学入学共通テスト実施結果です。
化学の平均点はおよそ39点、物理はおよそ53、化学基礎はおよそ23点、物理基礎はおよそ24点になっています。
化学、物理は満点が100点、化学基礎、物理基礎は満点が50点です。
点数だけで見れば、化学は物理よりも難しいと言えるでしょう。
ただし、化学が物理よりも「はるかに」難しいということではありません。
大学入学共通テストの出題形式が以前のセンター試験とかなり変わっていたのが原因で先述の化学と物理の平均の差が生じたとも考えられます。
事実、令和2年度センター試験では化学の平均点はおよそ54点で、物理の平均点はおよそ60点となっており、化学の方が若干物理よりも難しいのではないかと思われます。
化学と物理の勉強法
それでは、物理と化学の勉強法について解説していきます。
化学の勉強法
化学は、物理に比べると覚えることが多い教科です。
例えば、計算、知識の暗記、論述を勉強する必要があります。
また試験問題の中には様々な要素が絡み合っているものがあるので深く化学を理解しなければなりません。
化学と物理の勉強法は違うものだと言われています。 そこで化学の勉強に際してのポイントは2点あります。
全体像を掴むこと これは定期的な復習をしていくことで、達成できます。
また計算式の理屈を説明できるようになる必要があります。つまり、様々な知識を結びつける万能力が必要です。
化学では薄めの参考書をやって最低限のことを学んだ後に、講義系の参考書を読んで理解を深めてみるのが良いようです。
基礎の分野をできるだけ早く勉強すること これは最初のポイントを具体的に達成する方法です。
浅く広い理解をして、次にその理解を深めることが良いということです。
物理の勉強法
一方、物理は基礎さえ解けることができれば、ほとんどの問題はその基礎の延長線上にあるので解けるはずだと言われています。
つまり、脱落する人は基礎の部分で理解できていないことがあるようです。
物理の特徴は主に4点あります。 解けるようになることが第一歩 物理は、公式を使って解くことで点を簡単に点を取ることができるようです。
しかし、それは初学者の時までです。
なんとなく解ける→理屈を説明できるという段階になるまで勉強しないといけません。
何はともあれ、物理ができない人は、基礎問題を繰り返してまずなんとなく解けることになるまでが大事だと言えるでしょう。
講義系の参考書を読んだだけでは問題が解けないことがあります。
先程言った通り、物理は解けるようになることがまず大事です。中森先生は歴史を例にしていましたが、歴史では基本的な用語を理解して流れを理解する必要があります。
同様に物理も基本的な解き方を覚えて、理屈を理解する必要があると言っているのです。
従って、講義系の参考書を読むだけでは、不十分だというわけです。
分野ごとの対策で成績が伸びやすい これは化学と大きく違う点です。
化学では、先述のように全体像を掴まないとなかなか理解できないところがあります。
しかし物理においては「熱力学」「波動」「原子」といった分野が確立されていて、その独自性のおかげで文野別に対策することで成績が伸びることが期待できます。
従って、基礎から一気に入試基礎レベルまで解けるようになると良いでしょう。
入試問題では問題文が難しい 問題文からどの分野の知識を使うのかを判断する必要があります。
物理の解答のテンプレートだけを覚えている人はここで躓きます。
なぜなら、問題文を読み解く際には物理の理屈を理解していなければならないからです。
なんとなく解ける→理屈を説明できるという段階になるまで勉強しないといけません。
YouTubeの武田塾チャンネルも参考にするといいでしょう。
化学と物理のおすすめ参考書は?
化学でおすすめの参考書
まず、化学のおすすめ参考書について解説します。
宇宙一わかりやすい高校化学
理論/無機/有機 これは基礎を固めるものなので3ヶ月くらいで終えるようにしましょう。
高校これでわかる化学基礎と化学基礎必修整理ノート これらの参考書は化学基礎必修整理ノートの穴埋めの際に、高校これでわかる化学基礎を使うといった使用を想定しているようです。
ちなみに「化学基礎」までの人はここで終えます。
しかし、「化学」を使う人は「化学」分野でも同様の参考書がありますのでそちらもといてください。
こちらも3ヶ月を目処に終えていきましょう。 化学レベル別問題集3 この参考書はさらに問題集をやり込む人におすすめのものです。
難易度としては日大レベルに達した人が次の日大発展レベル以上に入る時に使うものとなります。これは1ヶ月を目処におわらせるようにしましょう。
化学計算問題の基礎
これは計算問題をこなすための参考書になります。ちなみにこの参考書を追加しても、日大発展レベルは最短2ヶ月で終わるようになっています。
入試の核心 これは、MARCHの発展レベルのものになります。MARCHの受験生、それ以上のレベルの大学を受験する人に紹介する参考書です。2ヶ月を目処に終わらせてください。
化学重要問題集
この参考書のA問題は日大レベル以上MARCHレベル以下とされています。
この参考書のA問題では演習量を増やしてもらえればとされています。
化学レベル別問題集4
この参考書は早慶レベルです。これは1ヶ月くらいで終わらせましょう。
理系標準問題集化学
これは解くことも大事ですが解説を読み込むことも大切です。
ただし、化学重要問題集と理系標準問題集化学を選択するなら、化学重要問題集をおすすめします。
化学重要問題集を全て解くことができないならば、理系標準問題集化学をおすすめすることもあります。 他にも参考書がありますが、今回はここまでとしたいと思います。
物理のおすすめの参考書
続いて、物理のおすすめ参考書です。
宇宙一わかりやすい高校物理力学・波動、電磁気・熱・原子
本当の初学者(物理全然わからない、数学も苦手だなあっていう人)向けです。
これは図が豊富に用意されているので初学者にもおすすめです。
物理レベル別問題集1 基礎編
先程の宇宙一わかりやすい高校物理と同時並行で進めていく参考書です。
先程は講義系でしたが、これは演習を目的としたものです。
橋元の物理基礎をはじめからていねいに
これも初学者向けではあります。
しかし、一度問題が解ける段階になった後に読むと理解が深まりますので最初から読むよりも学校の課題をある程度解けるようになったけど、いまいち理屈は説明できないなあっていう人におすすめです。
やまぐち健一の物理探検隊NEO
これは初学者向きではありますが、入試物理につながる難易度となっています。
物理教室
これは講義系の参考書で、物理をとことん理解したい人向けのものです。
これは英語で言うところのロイヤル英文法に近いものだそうです。
物理のエッセンス
これは日大レベルの参考書です。
これは小問が多くのっているもので解説は少なめとなっていますので物理の理解はまではなかなかできないと思われます。
問題が解けることを目標に頑張ってみましょう。
良問の風
物理 MARCHレベルの参考書です。
物理のエッセンスとセットで使います。使い方としては「力学」の分野を物理のエッセンス、良問の風で一気に勉強すると良いでしょう。
一気に1分野を勉強し、理解を深めることを目的としています。
「力学」は1ヶ月半、「電磁気」を1ヶ月くらい、「熱、波動、原子」を2ヶ月くらいで終わらせると良いでしょう。
MARCHレベルまで学習するのに5ヶ月くらいかかります。
その他にも参考書はありますが今回はここまでとしたいと思います。
まとめ
今回は化学・物理についてまとめてみました。
多くの受験生が利用する科目であり、特に理系受験生にとっては他の受験生と差をつけられたくない科目と言えるのではないでしょうか。
今回、参考書を紹介しましたが、参考書をどのように使っていくのかが本当は大事なのです。
武田塾では、参考書をどのように進めていくのかを講師が管理することで生徒の成績向上につなげています。
化学や物理が苦手だなあと言う受験生はぜひ武田塾富士吉田校に相談にきてください。一緒に合格目指して頑張っていきましょう。
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