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学校推薦型選抜(旧推薦入試)について解説(メリット・デメリット)

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みなさんこんにちは。武田塾富士吉田校です。富士山駅から徒歩5分にあります。

武田塾では毎年、偏差値30台やE判定から短期間で難関大に合格しています。そこで、大学受験にむけた様々なことを記事にしていきます。

今日は、推薦、とくに学校型推薦についての内容です。昔は、単純に推薦入試とよばれていた手法です。

推薦入試は、現在の受験の手法として約半数の割合で合格する方法です。つまり、推薦入試の方法を知らずして大学受験はありえない、という状況です。

是非、記事を最後まで読んで学校型推薦について知識を深めてください。

詳しい内容を知りたい方は武田塾富士吉田校(0555-28-70058)までご相談ください。

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学校推薦選抜とは

学校推薦型選抜とは従来の推薦入試のことです。

 

2021年から文部科学省の入試区分変更で名前が変わりました。

 

受験期間が短いもので学校長の推薦が必要なため、高校の成績が一定以上ではないと受けることができません。

 

また高校時代の実績が重視される入試であるため、学業成績やスポーツ実績(部活動の成績)や課外活動の実績(生徒会活動に打ち込んできたなど)といった基準があります。

 

ただし、新型コロナウイルスの影響で大会などが中止になることが多いため、実績だけでなくその活動に意欲的に取り組んだという主体的な態度を評価することもあるようです。

 

志望理由書や高校までの活動実績報告書、英語外部検定の成績表、高校の内申書、留学などの証明書などの提出が求められることがあります。

 

また、小論文や面接試験等が課されることもあります。

 

ちなみに学校推薦型選抜に似ている総合型選抜とは受験期間が長いもので、高校の成績はそこまで重視されていません。

 

大事なのは大学が求める人材と受験生の姿が一致しているかどうかです。

 

それゆえに、学校推薦型選抜よりも大学に入学したいという気持ちを大学が評価してくれるそうです。

学校推薦選抜の種類

学校推薦型選抜には大きく分けて「公募制」と「指定校制」の2つがあります。

 

公募制は学校推薦の中では多く、大学が定めた基準を満たしている場合に、学校長の推薦で出願できるものとなります。

 

公募制の中にも公募制一般選抜と公募制特別推薦選抜の2種類があります。

 

公募制一般選抜は募集定員が多く、成績の基準が設けられていることが多いです。

 

一方、公募制特別選抜では成績の基準が設けられていないことが多く、以下の基準で出願することになります。

 

スポーツ活動 文化活動 委員会活動 ボランティア活動 地域活動 またこれ以外であっても専門学校や総合学科出身の学生に出願資格がある場合があります。

 

また、「指定校制」も存在します。

 

これは大学が指定する高校の生徒に出願資格があります。

 

1つの高校から出願できる人には限りがあり、高校内部で選抜があった後、認められた人だけが出願することになります。

 

「指定校制」は出願したら、高い確率で合格することができます。

 

ただし、指定校制は私立大学での入試で多く見られ、国立大学では今のところないようです。

 

また、「指定校制」には、高校の学校長がその大学に入学にするに相応しい人を推薦することが掲げてあり、いわば高校と大学との信頼関係があって成り立つ入試形式です。

 

従って、指定校制を使って合格を果たした後に、入学の辞退をすることは基本的にはよくないこととされています。

 

また大学生活において相応しくない行動や言動、あるいは成績の不振が見られた場合、翌年以降、指定校推薦の選択肢が高校に与えられなくなり、後輩たちに迷惑がかかることがあるため責任重大です。

学校推薦選抜のメリット

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学校推薦のメリットとしては2つあります。

 

1つは、高校時代の実績が評価されることが挙げられます。

 

定期テストの成績も良く、品行方正であれば出願できます。また学業以外の分野で頑張ったのであれば受ける資格があります。

 

2つ目は、学校推薦選抜では、一般入試あるいは大学入学共通テストを受けなくても良い場合があり、大学入学共通テストを利用する場合であっても高校の実績が加味されるために、成績が少し足りない受験生が志望大学に入る大事な手段の1つになります。

 

また、一般入試や大学入学共通テストを受ける前に合格が決まる場合は、早い時期から物件探しや新生活の準備ができるので大学生活がスムーズに始まることも期待できるでしょう。

学校推薦選抜のデメリット

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デメリットとしては2つ考えられます。

 

1つ目は受験資格が厳しいことが挙げられます。

 

特に国公立大学や難関私立大学、有名私立大学であれば、受験する人に求められる基準も高く、受験すらできない可能性があります。

 

高校時代にあまり学業面で良い成績ではなかった人は特に受験は厳しくなるでしょう。

 

公募制の場合、およそ評定で4ほどが必須とされています。(大学によって必要な評定は違うので確認してください)

 

また外国語系の大学、学部や国際系の大学、学部では英語外部検定の高いスコア、成績の提出が求められることもあるため早めに資格の取得をすると良いでしょう。

 

2つ目は準備が大変だということです。大抵の場合、学校推薦の準備は、高校3年に入って、あるいは高校3年の夏休み以降に始まることになります。

 

学校推薦は「指定校制」を除けば、合格する確率は高いわけではないですから一般入試の準備も学校推薦の準備と並行して行う必要があります。

 

結果的に、学校推薦(筆者が受けたところは公募制をとっていてさらに2段階選抜でしたので、12月上旬の最終選考まで学校推薦の準備をしてました。

 

この期間はかなり体力的精神的にきついものでした)に落ち、前期試験も失敗したのでかなり大変でした。学校推薦を受ける人は覚悟をしておいた方が良いと思います。

学校推薦選抜で大事なこと

絶対に受かるんだという強い意志を持つことが大事です。

 

先述したように、学校推薦、特に公募制の場合、体力的精神的にきついものです。

 

受かるかどうかもわからない不安や、不合格だった時に一般選抜は乗り切れるかなどの不安がでてかなり追い込まれると思います。

 

そんな時に「絶対に受かってやる」という強い意志がないと乗り切ることができません。

 

ただ、根拠のない自信や精神力があっても、実力に裏打ちされていないと崩れてしまいます。

 

そこで、仮に不合格だとしてもそもそも一般入試で合格する実力をつけておく必要があるでしょう。

評点について

学校型推薦では、3年間の成績について、高校1、2年生から高校3年生の1学期(大学に送る時点)の成績で計算されます。

 

評定平均の計算方法はシンプルです。

 

5段階の全科目の成績を合計した上で、教科の数で割り算をした値となります。

 

つまり、成績を5段階にした平均値が推薦で使用される評点となります。

 

詳しい内容は「指定校推薦(学校型推薦)について解説【GMARCH,関関同立のデータ公開】」をご覧ください。

まとめ

以上のことをまとめると、 学校推薦の特徴は、 学校長の推薦で実施され、高校の時の実績が評価される試験です。

 

受験する上でのメリットは、高校の実績を見てくれるので少々一般試験の成績が志望大学に届かなくても合格の可能性がある点です。

 

早めに合格が決まれば、大学での新生活の準備がスムーズに始めることができる。

 

受験する上でのデメリットは、受験資格を得るまでの準備が大変である。受験までの準備も一般入試と並行して行う必要があり、体力的精神的にきついものである。 です。大学に入学するための評価点が一般選抜と学校推薦では異なるため、一般選抜の方が偉いといった考えは成り立ちません。

 

志望大学に入るための1つの手段として考え、少しでもチャレンジしたいと思った人は高校の先生に相談すると良いでしょう。 武田塾富士吉田校では、頑張る受験生を応援しています。

 

受験相談も受け付けていますので、成績が上がらない、このままの勉強法で大丈夫かわからないなどの不安があればぜひ相談しに来てください。

 

それでは武田塾富士吉田校で一緒に勉強を頑張ってみませんか?興味ある方は武田塾富士吉田校(0555-28-70058)までご相談ください。

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