こんにちは!武田塾富士吉田校です!
夏も本番に差し掛かり入試本番が近くなってきましたね。
今回は推薦では必須の小論文についての解説を行っていきたいと思います!
富士吉田校では、一人ひとりにあった小論文の個別アドバイスもしていますので、小論の書き方に困っている人は一度受験相談に来てください。
小論文とは?
はじめに小論文とはいったい何なのか、について解説していきたいと思います。
高校生の多くの方々は「なにそれ…」「感想文じゃないの…?」「評論文と何が違うの…?」「普通の論文との違いは…?」などいくつかの疑問が浮かんでくると思います。
そもそも小論文とはあるテーマ、設問に対して自分の立場や根拠を示し、自分の意見をしっかりと論述するというものです。
大学入試の推薦入試などでしばしば小論文形式の受験方法が見受けられます。
都留文科大学などでは推薦受験を用いて受験する場合、必ず小論文を解かなければいけなくなっています。
小論文のテーマと出題傾向
小論文のテーマは受験する大学によって大きく異なります。
国際系の大学であれば差別問題や移民、多文化共生などに関するテーマなどが出されることが予想されます。
ここでは一例としてブログ筆者が受験した大学、都留文科大学のテーマを挙げようと思います!
私が受験した年の2020年度の小論文テーマは、
アメリカや日本など、多くの国でみられる「ヘイトスピーチ」に関するもので、近年多くみられるヘイトスピーチ、それに対しどのように向き合っていくべきかを自分の意見を論じるというものでした。
また同様に2021年度のテーマは、「伝統文化」の「商品化」「観光化」によりどのような状況が生まれるのか、というものでした。
このように同一の学部であったとしても、受験する年度により小論文のテーマは大きく異なることが多々あります。
そのため幅広く様々なテーマで小論文を書けるように過去問に取り組むことが効果的です。
受験生の時にほぼ毎日一本のペースで小論文を書き、先生に推敲していただいていました。
その経験が当時の推薦受験で大いに活かされたと考えています。
合格する小論文とは
合格する小論文というものは、端的に言って「テーマと自分の意見、根拠が合致しており、小論文が正しく構成されているもの」であります。
悪い例として、テーマと自分の意見、根拠がずれてしまっている場合があります。
このようにずれていってしまう理由として挙げられるのが、自分の意見を全面に出しすぎていること、根拠がテーマに沿っていないことなどではないかと思われます。
また単純に文字数が足りていない、文字が汚く読み取れない、などの理由も挙げられます。
これらの対策として最も有効なものが、やはり過去問を解くことです。
過去問を解くことで多くのテーマについて知見を深めることができ、また時間制限なども設けることで実際と同じ時間で自分がどれくらい書くことができるのか、などの目安を把握することができるので、やはり小論文の対策は過去問が最も重要なのではないか、と考えます。
ちなみに筆者が受験した際の小論文の制限時間は90分でした。
反論を乗り越える「根拠」や「具体例」について
小論文を書く際に、構成は多くの場合「序論・本論・結論」といった形式で書かれるものが多いと思います。
小論文のテクニックとして、本論の中に自分の意見に対する反論を入れ込み、それに対する根拠を示すことでもともとの自分の意見の完成度を上げる、というものがあります。
例文として、下記の文を上げておきます。
筆者は原子力発電に対して反対の立場をとる。
理由として~だからである。しかし原子力発電は少量の燃料で多くのエネルギーを取り出すことができ、安定して多くの電力の確保が可能なため、原子力発電は継続して運転するべきだという意見もある。
しかしこの意見は~なため原子力発電を継続して運転するべきであるという意見を支えるものにならない。
このようにしてあえて自分の意見とは正反対の意見を持ち出し、それに対する根拠を示すことで、結果的に自分の意見を補強するようにする、というテクニックです。
このテクニックは使いやすく、かつ自分の意見を効果的に補強することができるため、おすすめのテクニックです。
具体例を示す、ということも効果的です。
自分の意見や根拠を示した後で実際にこのような事例があった、などという具体例を示すことにより、その意見や根拠の信頼性が増すことになります。
様々なテーマに対応するような具体例を用意するために、常日頃かニュースを見ることをおすすめします。
私は「文藝春秋オピニオン 2020年の論点」という本を読み、具体例を用意していました。
この本は政治や国際問題、経済に関する論点をまとめたもので、どの大学の小論文のテーマにも対応できるものではないかと思います。
小論文の対策をするうえで過去問に取り組むことに匹敵するレベルで重要なのではないか、と思います。ぜひ取り組みましょう!
序論が駄目だと減点対象
小論文における序論は自分の立場を示すことや、課題文やテーマの問題点、論点を整理する目的で書かれます。
序論がそもそもよくない場合、採点者には「この受験生は論点をとらえることができていないな」というような印象を持たれてしまう可能性があります。
それに加え、序論で問題点を間違った理解で捉えてしまった場合、そのあとに続く本論、結論と論点がずれてしまったまま書いてしまうことになりかねません。
そうなってしまった場合残念ですが合格することは難しくなってしまいます。序論は本文の骨組みともいえるほど重要になります。
まとめ
今回は小論文の書き方、というテーマでブログをまとめました。
今回まとめていった小論文の書き方は、もちろん小論文を書く上で大いに役立ちますが、それだけでなく大学に入った後にたくさん書くことになるレポートを書く際にも少なからず役立ちます。
小論文を用いない受験方式の方も、このブログにあることを参照していただくと今後役立つかもしれません。
小論文を用いて受験する方は決して多いとは言えませんが、小論文を用いて受験する方は、今回まとめたいくつかの点を踏まえてきたる受験に備えてほしいと思います!
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