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【一ヶ月で攻略】今から始めてみよう国公立二次試験用・小論文対策!

受験生・非受験生の皆さん!こんにちは!

藤沢駅から徒歩4分にある、

大学受験の個別指導塾

「日本初!授業をしない塾」

武田塾藤沢校です。

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東京都立大学、東京学芸大学、東京農工大学、電気通信大学などの
国公立大学への逆転合格を目指しています。

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共通テストの自己採点はお済みでしょうか?

国公立大学を出願される方はこの採点結果を踏まえた上で出願先を選ぶことになります。

目標となる点数を取り、そのまま志望校への出願へ踏み切る方がいる一方で、
筆者こと同校・教務のように一次試験でやらかしてしまい、出願先の変更を余儀なくされた方もいるのではないでしょうか。

こうした志望校を変えることで発生するものが二次試験対策の大幅変更です。

たとえば筆者の場合、もともとは英国数地歴といった科目が二次試験で課されていましたが、志望校変更に伴い小論文だけとなってしまいました。

一見するとやることが一気に減り、かえって対策が楽になったかのように思われますが、これまで小論文対策は全くやってきておりません

果たして二次試験までの約一ヶ月間で対策が出来るのか?

今回は筆者の経験を踏まえた上で、今から始める小論文対策と題してお話ししたいと思います。

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出願~入試前

小論文による一発逆転の可能性

結論から申し上げますと非常に厳しいです。国公立大学の二次試験において小論文を課す大学では、その配点が占める割合は約2~3割ほどのため一次試験のビハインドをひっくり返せるほどの破壊力は秘めておりません。それゆえに二次試験で小論文を課す大学においては一次試験の得点で逃げ切るというのが基本戦略になります。そのため出願する大学を選ぶ際には、大手予備校が公開している共通テストのボーダーラインや合否判定等を活用した上でB判定以上の評価が出た大学を選ぶようにした方が良いでしょう。

 

一ヶ月あれば対策は可能か?

たしかに小論文による一発逆転は難しいですが、小論文としての体をなしている文章であればそれなりの点数を取ることは不可能ではありません。そこで体をなしている文章を書くために必要なものは以下の3点です。

① 出題者の問いを正しく読み取る
② ❶に対して、自分の答えを言えるようにする
③ ❷の根拠を矛盾なく言えるようにする

たったの一ヶ月間で出題者を思わず唸らせるような解答を作ることはかなり難しいですが、上記の3点を踏まえた解答を作ることなら一ヶ月であっても不可能ではありません

 

過去問で出題傾向を確認せよ!

過去問を見て必ず確認してほしいことが、どのような設問が出題されるかです。小論文というと、「~について論じよ」という設問を思い浮かべますが、それ以外の設問が出題されることがあります。最も多いのが課題文に関する要約の問題で、他にも「傍線部について説明せよ」という問題も出題してくる大学もあります。そのため小論文の対策を行う際には、自身の意見を書く練習以外にも、要約や記述問題の対策も必要になるケースもあります。後者に関してはほぼ現代文と言っても差し支えはありません。

 

具体的に何をやればいいの?

まずは小論文の書き方に関する入門書を一読するようにして、小論文とはどういうものかについて確認するようにしましょう。それから他の方が書いた模範解答を読むようにし、原稿用紙の使い方や小論文における表現方法を学んでいきます。また普段からニュースや新聞などを読まない方はネタ本の読み込みを行うようにしてください。たとえば「脱炭素化社会についてあなたの意見を述べなさい」と問われたところで、「脱炭素化社会って何?」ではまともな意見を書くことはほぼ不可能に近く、全く筆が進まないといった事態も起こり得ます。

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当時、筆者はこの参考書をもとに小論文対策を行いました

 

入試本番

入試までにやってみたこと

ここでは当時の筆者のことについて触れたいと思います。筆者は先ほど紹介した小論文の入門書を使い、「小論文とは何ぞや?」について学びました。その際には本書よりも付録の小冊子に書かれたことを熟読し、小論文についての必須テーマの背景知識を学んだ上で、模範解答を書き写しながら論理展開や表現法を身につけていきました。また出願校では意見文以外にも要約問題も出題されていたため、当時手元にあった一橋大学の過去問を使って実際に要約を書く練習もしてみました。最も気になるネタの仕込みに関してですが、先述の入門書だけで他には何もやりませんでした

 

入試本番ではこんな問題が出題されました

二月某日に二次試験が行われ、そのときに配られた問題冊子には10ページほどにもわたる課題文が掲載され、「文章の内容についての要約を600字以内にまとめよ」「いくつかの観点から1つ選んだ上で自身の意見を800字以内で述べよ」2題が出題されました。ちなみに制限時間は120分です。課題文の内容は「遊び」というテーマに関する論文で、要約においては遊びの定義についてまとめることが要求されました。本番中は「あ~でもない、こ~でもない」と書いては消す作業を繰り返しながらやっと要約文を書き上げることが出来ました。しかし要約を終えた時点で試験時間120分のうち80分が経過していました。

 

意見文を書くときに考えたこと

残り40分で800字の意見文を書くことになりましたが、まず考えました。そのときの脳裏をよぎったものが「なぜこの『遊び』というテーマを扱ったのか」というものです。筆者が出願した学部は教育学部で、そのことと「遊び」というテーマを結びつけたときに一つの事件が浮かんできました。それは「前年に起こった某県でのいじめの事件」で、「教育・遊び・いじめ」の3つを組み合わせて一気に書き上げることができました。もっとも自身の書いた文書を読み返す余裕などなく、まともな文章を書けたかどうかは疑わしいですが、それでも合格を勝ち取ることが出来たのです。

 

さいごに

これから二次試験に向けて小論文対策を行う方の中には筆者と同じくゼロからスタートをされる方もいるかもしれません。一ヶ月間の準備では付け焼刃の状態での仕上げとなり、本番でまともな文章を書けないおそれがあります。それでもアイデアを振り絞ってひたすら字数を埋めていってほしいと思います。文章を書く前に考え、何かしらの構想を練ることが出来れば一気に筆が進んでいきます。あとは誤字と脱字に気を付けてください

 

おまけ

今年の小論文で狙われそうなネタを列挙しておきます。

・少子高齢化
・教育格差
・環境問題
・グローバル化
・経済格差
・脱炭素化社会
・ロシア・ウクライナ問題
・AI

上記のネタの中で志望学部と直結しそうなものは事前に調べておくようにしておきましょう。

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皆さまのご健闘をお祈りします。

 

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