【大学受験　志望校　決まらない】科目数が違うと逆に決めやすい！

目標が決まらないけど勉強は始めないと……。

こんにちは。

武田塾藤沢校です。

 

いよいよ学年も変わり、

受験学年になった方も

多いのではないでしょうか。

 

藤沢校でもたくさんの

お問い合わせをいただいていますが、

案外「志望校がはっきりとしていなくて……」

という方が多いんです。

 

そこで今回は何かのご縁で

こちらの記事をご覧いただいている

方の志望校決めのお助けに

なれればと思い、特集していきます。

 

 

まず確認してほしいこと

本格的に勉強していないなら悩むのも当然

もしご覧の皆さんの中に

「まだちゃんと受験勉強をしていない」

という方がいらっしゃるのであれば、

それは悩むのも当たり前だと感じます。

 

自分の得意不得意がはっきりしていないので、

ざっくりとした文系・理系の2択くらいしか

判断材料がなく、大学名で決めるとなっても

難航するはずです。

 

この場合の目標の決め方を

お伝えしていきます。

 

これから勉強を本格化させる方(文系編)

国語について

志望校がどうであれ、

私大を受けることはまず

確かなはず。

 

つまり、英国と選択科目の

3科目が軸になります。

 

そこの国語についてですが、

大学によって

・現代文のみ

(例えば法政大学社会学部)

・現代文と古文

(いっぱいあります)

・現代文と古文と漢文

(例えば青山学院大学経営学部)

といった形で出題傾向が異なります。

 

よってまず

「古文単語と古典文法を本気でやる」

というところから出発してください。

 

参考書学習で進めていけば、

1ヶ月で1周ができ、そこで

復習を重ねたとしても

2ヶ月でほとんど完璧になり、

あとは読解問題と並行で

苦手な部分を復習する、

という段階に移行できるはずです。

 

古典文法は活用や意味を覚える

という作業になりますから、

正しい努力ができていれば

誰でもできるようになる部分です。

 

ただ、しかるべき時間を

かけたのにどうしても

覚えが悪いのであれば、

思い切って古文なしの

受験スケジュールにして

みるのも手です。

 

 

古文なしの受け方

・慶應義塾大学の全ての文系学部

※小論文あり

・法政大学経済学部などの

多摩キャンパスの文系学部

・青山学院大学国際政治経済学部

※ただし個別に「総合問題」が

課されるので、社会科目についての

広い知識が必要。

 

他にも全ての学部ではないものの

・國學院大學

・武蔵大学

・成蹊大学

・日本大学文理学部

・帝京大学

・大東文化大学

・立正大学

など、幅広く受験することができます。

 

意外と選択肢は狭まらないので

「古文をちゃんとやった結果」

向いていないと感じられたら

検討されてみてください。

 

英検について

受験勉強とは別に

英作文やリスニング、面接の

対策が必要なものの、

持っておくと有利、

あるいは持っていないとかなり不利、

という大学はあります。

 

英検があると圧倒的に有利	そうでもない
立教	明治・中央・法政・青学
専修・東洋	駒澤・日本
大東文化大学	帝京大学

 

例えばこのような

形でわかれていきます。

 

既に2級を

取得していたなら

どちらでもいいかもしれませんね。

 

ただ、そうでない人は

「今から英検対策してまで

行きたい大学か」を考えてみましょう。

 

【補足】選択科目について

政治経済は量が少なくて

やりやすいのでは……？

という方がもしいらっしゃればと

思い、追加しておきます。

 

量としては確かにその通りですが、

日本史の近代以降の

知識も入ってきますので、

そこに興味が少しでもないと

苦痛になることも確かです。

 

それに、女子大は全般的に、

あるいは各大学の文学部系は

政経だと受験不可のことも

多いので、安易に飛びつかないように

しましょう。

 

 

これから受験勉強を本格化させる方(理系編)

理系の方で志望校選びに

お悩みの方はそう多くない印象です。

やりたいことや興味のあることが

はっきりされている方がほとんどです。

 

ただそれでも以下のような

ことはあるので、考えていきましょう。

 

「どこまでやる必要があるのか」がバラバラな場合

国公立大学志望の場合は

2次試験での科目数が

大きく異なりますね。

1～4科目とばらつきがあります。

 

またできるなら早慶に行きたい

という方も、東京理科大以下であれば

3科目、早慶なら4科目と

負担が大きくわかれていきます。

 

もちろん、最大値で今のところ

考えておけばいいわけですが、

とはいえ結論をずるずると

先延ばしにするわけにはいきません。

 

そこで基準したいのは

数学ⅠAⅡBの基礎が3ヶ月で

網羅できるくらい

ちゃんと相性がいいか

ということです。

 

メインの数Ⅲが

一番時間のかかる範囲な

わけですが、それ以前に

ⅠAⅡBで苦戦をしてしまうと

あれもこれも手を出すわけには

いかなくなります。

 

ですから、3ヶ月後の

自分の仕上がりによって

判断してみるといいでしょう。

 

 

ここまでのまとめ

パンフレットなどで

入ってからのことを

気にするよりは、

これからやるべき勉強・科目面から

考えるという観点を

ぜひとも持ってほしいと思います。

 

ちゃんと勉強した結果、あらためて悩んでいる場合

今度はうってかわって

しっかり取り組んだ上で

志望校が決まらないパターンです。

 

国公立or私立？

共通テストは私大対策とは

別物です。

 

もし仮に横浜市立大学で

3科目受験を考えているとしても

負担は3科目勉強以上のものが

必要だと思ってください。

 

それをやる余力があるかどうか、

これだけです。

ここまで頑張ってきて、

もう他の負担を増やす余力が

物理的にあるかどうか、

これがわかるのは勉強している

本人だけですので、考えてみてください。

 

心理的に考えてはいけませんよ！

楽なほうに流れてしまうのが人間です。

あくまでも物理的に考えてくださいね！

 

早稲田or慶應、GMARCHどれにする？

ここは最悪10月末まで

結論を待っていいです。

 

なぜならそこまでなら

なにをやるのかが一緒

だからです。

 

そしてその後過去問を

解いてみましょう。

「相性がよくない」という理由で

出願しないこともよくあります。

 

相談しましょう！

こういったお話は、

第三者に相談するのが一番！

 

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