目次
はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
ふじみ野駅東口徒歩1分、逆転合格専門塾 武田塾ふじみ野校 です!
今回は、「慶應義塾大学の学部別最新傾向と対策」というテーマについて解説いたします!
慶應義塾大学を受験する生徒の中で、対策法をあまり理解できていない人は多いと思います。
今回は、そんな人達の問題解決を行うための内容です!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているため、下記の動画も併せて是非ご覧ください!
慶應義塾大学の英語の最新傾向と対策
①経済学部
まずは看板学部の経済学部です!
経済学部は2023年に出題形式が変化しました。
大問1つが総じて変化したため、大きな影響があったと思います。
出題形式変更の旨が問題用紙の表紙に記載されていたため、それを見ていたか否かによって本番での対応力が変わったと言われています。
試験会場で配布された問題用紙には、表紙を読むように指示があります。
それを読まないで解いていたら、試験本番で焦ってしまうでしょう。
事前準備も含めて試験であることを自覚してください。
従来は和文英訳が出題されていた大問4が長文に変化しました。
これに対する意見は分かれており、「和文英訳が無くなって受験生の負担が軽減された」という意見もあれば、「大問3と4を照らし合わせなければならない問題だから、面倒だった」という意見もあります。
結論、そこに関しては各々の得意・不得意や主観によると思います。
長文問題の文章は大学のオリジナル故に読みやすくされているため、マーク式の長文で得点を稼ぎ、自由英作文勝負に持ち込むのが賢い戦略だと思います。
自由英作文は苦手な人が多いため、差が付きやすい問題だと推測します。
自分の意見と引用の両方を書く必要があるため、自分が引用文を選ぶときに、なぜそれを選ぶのかという理由を意識しておいてください。
引用というのは、自分の主張に対して権威付けをする(説得力を持たせる)ためのものであるため、適当に選んではいけません。
自分の主張を適切に支えてくれる根拠となる文を引用するようにしてください。
②商学部
商学部は早慶の基礎であるため、慶應商学部が早慶の英語の第一関門と言えます。
MARCHレベルから早慶レベルに上げる際の最初の壁だと思ってください。
ただ、早慶レベル基準では基本的な出題が多いものの、分量が多く時間制限が厳しいため、油断はせずに時間配分を強く意識してください。
記述が苦手な受験生は、最後にある語形変化と派生語の大問でミスが多発します。
一方で、できる人達はそこを得点源にしてくるため、差が付きやすい問題と言えます。
そのため、特に語形変化と派生語の問題は入念に対策してください。
③文学部
文学部はかなり難しかったという意見が多かったです。
ほぼ全ての問題が記述式であるため、対策するときは国公立大学向けの問題演習や英文解釈をしましょう。
例えば、東京工業大学の問題が結構役に立ちます。
なぜなら、東工大は慶應文学部と同形式の英作文が出題されるからです。
内容は異なっていることが多いですが、形式は役に立ちます。
実際に慶應文学部の過去問を使用している東工大志望者も、東工大の過去問を使用している慶應文学部志望者もいます。
④法学部
法学部は、長文を絶対に落とさないようにしましょう。
また、瑣末な単語の意味を問う問題は、推測力で戦うのが有効です。
単語の意味を推測する方法は、文法・語法的に絞り込んでから文脈判断を入れることです。
最初に品詞を分けることで選択肢を絞れるため、いきなり文脈だけで解こうとしないのが重要です。
このような解法を知っているか否かで、同じ実力だったとしても結果は大きく変わります。
もし、本文自体が難しすぎて全然読めない場合は、単語の推測問題は飛ばして他の問題から処理していくべきだと思います。
そして、単語クイズ的な謎の形式の問題に関しては、一見トリッキーに見えますが、冷静に取り組めばあまり難しくはありません。
「語彙レベルが高いため難しく感じる人」と、「分かれば簡単に感じる人」という意見の分かれ方をするのが法学部の特徴です。
⑤総合政策学部・環境情報学部
SFCの問題難易度は慶應の中で最も高いです。
また、この2学部の出題形式は同一ですが、問題難易度は環境情報学部の方が高いです。
語彙レベルが高いため、語彙力を強化しておくことは必須です。
それから、時事問題が出題されやすいため、時事的な知識も一定程度はインプットしておいてほしいと思います。
時事的な内容に触れるためにお勧めの参考書は、『FINAL時事英語』『英単語最前線2500』『レベル別英語長文Solution 最新テーマ編』です。
ここで注意すべきなのは、参考書は作成して実際に世に出回るまでにタイムラグがあることです。
そのため、時事的な内容を扱った参考書ですら追いつけないテーマが出てきます。
それに対処するためには、少しで良いので日常的にニュースを確認することが重要だと思います。
大学は研究機関であるため、受動的な学習をする人よりは能動的な学習ができる人を欲しているはずです。
おそらく、時事的な内容を出題する意図もそこにあると推測します。
そのため、受験勉強に支障が出ない範囲で世間の動きを追ってほしいです。
SFCの過去問を解いて、問題難易度の高さを理由にして諦めている人も多いですが、対策し続けた結果合格を掴めている人もいるため、安易に諦めないことが重要だと思います。
⑥理工学部
理工学部は慶應の中で最も傾向が変化しやすく、何が出題されるか分かりません。
そして徐々に難化し続けている印象です。
出題形式が読めないからこそ、純粋な実力勝負になると思います。
➆医学部
医学部は大問1が国公立形式であるため、差が付く説明問題や和文英訳や英文和訳などの対策をしておくことが重要です。
大問2は私立形式の客観問題です。
大問3は英作文であるため、やはり全体的に国公立型の勉強をすることが重要です。
ちなみに、文学部志望の人が、医学部の問題を演習用の教材として使用することがあります。
⑧看護医療学部
当学部は慶應基準だとかなり平易であるため、他の学部とは別の大学だと捉えて、通常の単語と文法の勉強をしていれば問題ありません。
⑨薬学部
薬学部に関しては、慶應義塾大学で最も難しい年もあるくらい難問を出題します。
英文に関しては医学部よりもレベルが高いです。
2023年は英文の表現的な誤りが目立ったため、ノンネイティブが作問した疑惑が浮上しています。
そのため、2024年は出題者が交替することが恐らく確定しています。
出題傾向の変化に注意しましょう。
慶應義塾大学の英語の最新傾向と対策まとめ
① 経済学部 マーク式の長文で得点を稼ぎ、自由英作文勝負に持ち込む ② 商学部 早慶レベル基準では基本的な出題が多いものの、分量が多く時間制限が厳しい ③ 文学部 ほぼ全ての問題が記述式であるため、対策するときは国公立大学向けの問題演習や英文解釈 ④ 法学部 「語彙レベルが高いため難しく感じる人」と、「分かれば簡単に感じる人」という意見の分かれ方をする ⑤ 総合政策学部・環境情報学部 時事問題が出題されやすいため、時事的な知識も一定程度はインプットしておいてほしい ⑥ 理工学部 出題形式が読めないからこそ、純粋な実力勝負になる ⑦ 医学部 差が付く説明問題や和文英訳や英文和訳などの対策をしておくことが重要 ⑧ 看護医療学部 他の学部とは別の大学だと捉えて、通常の単語と文法の勉強をする ⑨ 薬学部 出題傾向の変化に注意 |
慶應義塾大学は学部ごとに全く傾向が異なります!
各学部が別の大学かというくらい異なります。
そのため、学部ごとの出題傾向を特に注視すべき大学と言えます。
「慶應対策」という漫然とした勉強ではなく、自分が受験する学部に合わせた対策をして、合格を掴み取ってください。応援しています!
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