はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
ふじみ野駅東口徒歩1分、逆転合格専門塾武田塾ふじみ野校です!
今回は「【最強の読み方】『英文長文のふむふむリーディング』を解説」です!
ふむふむリーディングとは一体何だろうと疑問に思った方もいらっしゃると思います。
ふむふむリーディングとは英語長文のおすすめの読み方です!SVOC振り・解釈・単語など、英語の基礎はあるが長文が読めない人に向けての勉強法を紹介していきます。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話ししているので、そちらもぜひ併せてご覧ください!
【1】ふむふむリーディングとは?
ふむふむリーディングとは、英語の長文を読みながら、言いたいことを意識する読み方です。
英語の長文を読んでいるときに「つまりこういうことが言いたいんだな」と自分の中で翻訳していく作業をしていきましょう、ということです!
つまりこのふむふむリーディングのふむふむとは、内容が分かったことに対するリアクションのふむふむなのです。
なぜ必要なのか?
では、なぜこのふむふむリーディングが必要なのでしょうか?
これは英語の長文を読む際の視野が狭すぎるからです。
英単語を訳したりSVOCを一生懸命振ったりなど…
しかし、英語の長文の読み方はそういうことではないのです!
SVOCを振ることや単語の訳に必死になり、長文そのものが言いたいことや筆者の伝えたいことが届いていないことが多くあります。
これは解釈自体が目的になる人の傾向として多く見られます。解釈や単語が分かったほうが良いというのは、あくまでその長文で意見を発している筆者がいることは前提として、その後にある設問で筆者は何が言いたかったかを聞かれて答えることが目的なのです!
SVOCを振りなれていない人はSVOCで頭がいっぱいになってしまうのも仕方がないです。なので、SVOC振りに慣れていない最初の内は一文ごとにふむふむタイムを作ってみましょう!
「これはどういう文なのだろう?」
「なるほどこういうことか!ふむふむ」
というように一文目の言いたいことはこういうことなのだなと理解してから二文目を読み、二文目でもSVOC振りからふむふむと理解するように自分の中で一度整理する時間を作りましょう!
これがあるかないかでは大きく変わってきます!
【2】段落単位でふむふむしよう!
今までは文単位で話していましたが、段落単位でも同じです。
例えば、一段落を読み終わったら
「ふむふむ、一段落目ではアメリカの自動車の話をしているんだな」
と理解し、二段落目に進みます。そして二段落目でも
「ふむふむ、二段落目ではアメリカの自動車が環境に与える影響について話していたな」
というように段落ごとにふむふむタイムを設けましょう!
このような内容を整理して長文を深く読み取ることが重要です!特に長文読み始めの時期などに慣れるまでは内容を整理する時間を設けてほしいです。
この時間を取れてないと、
「単語は訳せている、SVOCも振れている、なのに長文の言っていることが全然頭に残っていない…」
というような浅い読み方になってしまいます。読みながら内容が消えて行ってしまうのは内容を疎かにしてしまっているからです。
脳の理想的な状態としては、例えば脳の片方では単語やSVOCなどの目の前のことを英文法的に処理する力で、もう片方は長文全体で今この文章は何を言いたいのかというマクロな視点を持つことが大事なのです!
文章全体や段落で言いたいことの内容や、次はどのような展開がくるのかなど、長文の内容にもっと目を向けてみましょう!
【3】“build”事件
次に、「やっておきたい英語長文300」の中のある文により起こった武田塾講師のbuild事件を紹介します。
ここでは似ている表現の文で紹介します。
“build a million dollar business”
“build”を当時『システム英単語』の訳で見たときには「建造する」と書いてありました。そのため「“build”=建造する…」というようにインプットしていました。
そして、上記の英文を直訳すると、「100万ドルのビジネスを建造する」というような意味になります。ここで「ビジネスを建造する?どういうこと?」と疑問に思いますよね。
しかし、“build”の訳をしっかりと見ると「作る」「形成する」「築く」などという意味があります。これらの訳によると「100万ドルのビジネスを立ち上げた・築き上げた」というように訳すことができます。
この事件から言えることは、「“build”=建造する」だけれど、幅広い意味で「作る」「形成する」「築く」というようなイメージがあり、そのイメージが合っていれば正しく訳すことができる!というものです。このように単語の意味やイメージする幅を広く持つことで長文を正しく訳すことに繋がります!
これはふむふむリーディングをやっていれば、文章の中の違和感に気づき、単語の直訳からこの文だとニュアンスとしてはこういう意味かなと綺麗に訳して読むことができます。直訳に縛られている人が多いですが、直訳で訳していくと意味不明な日本語になることがあります。
意味不明のまま強行突破していくと内容の理解が追いつかないまま最後のピリオドに辿り着いてしまうなんてことも…。
なので、一度「ついていけなくなったぞ」と感じたときにふむふむタイムを設けるといいでしょう!
このように長文を直訳で突き進むと危険です!途中で立ち止まりながら理解して読み進めましょう!
【4】文脈を整理しよう!
一文単位でも違和感があれば整理していきましょう。
文脈単位でもしっかりと整理して自分の頭が「この文章はこういう話しをしているな」とスッキリした状態で読んでいくことが絶対必要な作業です!
文脈やストーリー性、状況を把握しながら読むことで、単語の意味などが多少分からなかったとしても、文章全体の流れなどによるイメージで理解することができるのです。
このように文脈を把握しながらふむふむと理解しながら進んでいくことが重要です!
【5】難関大の長文対策について
今長文を読み始めた人も多いと思います。
ここで特に言いたいことは、将来使える読み方なのかということです。
例えば、早慶を目指していて今日大レベルの長文の参考書をやっている人がいたとします。早慶を目指しているのに日大レベルの長文が浅い人は後々詰まる可能性が高いです。
早慶を最終的に目指しているなら日大レベルの参考書は完璧に読めないといけないわけです。そうなるとふむふむリーディングを使わなくても浅い読み方で多少の点数は取れるかもしれませんが、それは将来使える読み方なのでしょうか。
もちろん、SVOCをしっかり振って単語も訳して丁寧にやりながらふむふむリーディングも取り入れてほしいです。
早慶・旧帝を目指す場合はふむふむリーディングは必須です!日大レベルの長文は完璧に理解して臨みましょう!
【6】ふむふむメモを活用しよう!
最初は段落ごとに一言メモを残してみてください。ややこしい文や難しい文は文単位でも大丈夫です。
英語の長文は丁寧にやるのが面倒なので雑になりがちですが、ちゃんとしたやり方で整理しながら読む癖をつけましょう!
【7】まとめ
今回は「【最強の読み方】『英文長文のふむふむリーディング』を解説」の紹介でした!
最後に今回の重要なポイントを大きく3つにまとめてみました!
①英語長文はSVOC振りや単語の訳に加え筆者の伝えたいことを理解することが大切!
②段落ごとにふむふむタイムを設け文脈やストーリー性を把握しよう!
③ふむふむリーディングで長文の内容を理解して潔く読み取り難関大学に臨もう!
以上のポイントを参考にし英語長文にどんどん挑戦していきましょう!
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