こんにちは!
武田塾藤井寺校です!
工学部志望の皆さん!
志望学科は決められたでしょうか??
工学部にはたくさんの学科があります。
まだ工学に触れたことのない受験生にとって、どの学科にするかという選択は非常に難しい選択だと思います。
そこで今回は、就職の強さという観点で特に有力な三つの学科についてご紹介していきたいと思います!
就職の強さ以外に関してもそれぞれの学科について詳しくご紹介していきますので、是非ご一読ください!
工学部はどの学科も比較的就職に強い
「工学部で特に就職に強い学科」を紹介するにあたって先に一つ確認しておきたいことがあります。
それは、工学部の全ての学科はある程度就職に強いということです。
工学部で学ぶ内容はどの学科であろうと専門性が高く、モノづくりに直結するものです。
しっかりと大学(ひとによっては大学院まで)で学んでいれば、その専門性は様々な企業で評価されます。
就職に強い学科を紹介するとどうしてもそれ以外の学科の就職があまりよくないという風にみえてしまいそうですが、
安心してください。どの学科も決して就職に弱いということはありません。むしろ強いです。
いま、興味がある学科がこれから紹介する三学科ではなかったとしても、
「就職強くないんだ・・・。」と思わないでくださいね。
興味がある学科があることは大変よいことですから、安心してその学科を志望してください!!
就職に強い学科3選!その① 機械工学科
昔から機械工学科は特に就職に強い学科として知られています。
機械工学科では、機械の骨格を作ることや機械を動かす方法(制御)について学びます。
大学で学ぶ内容としては、高校物理でいうところの力学を深堀りしたものを主軸とする内容と考えてもらえれば良いでしょう。
数学と、4力と呼ばれる「流体力学」、「熱力学」、「機械力学」、「材料力学」を主に学びます。
さらに、機械を動かすために必要な電気回路やプログラミングの知識も学ぶことができます。
工場などで活躍する産業用のロボットや機械、自動車、宇宙機(ロケットや人工衛星など)、医療機器、その他さまざまな機械の
設計・開発などに役立つ知識を学ぶことができます!
機械の仕組みを知りたい、機械を作りたいと考えている人にはもちろんオススメですし、
なんとなくロボットやロケットに興味があるといった人にもおすすめです!
(航空機やロケットへの興味が強い人には航空宇宙工学もオススメです!)
就職先としては、製造業や建設業が主なものとして挙げられますが、
他にも情報通信関係や公務員といった幅広い就職先が考えられます。
特に人気なのは自動車メーカーや家電メーカーです。
自動車メーカーや家電メーカーには、有名で賃金が良く福利厚生も充実している大企業が多く、
多くの工学部生が志望する就職先となっています。
しっかりと機械工学科で学んでいれば、有名な自動車メーカーや家電メーカーに就職できる可能性も大いにあります!
就職に強い学科3選 その② 電気電子工学科
電気電子工学科も機械工学科同様、昔から就職に強い学科だと言われています。
発電技術や身の回りのありとあらゆる電気をつかうものを学問の対象とします。
ロボットや機械内部の電気回路はもちろん、コンピュータを構成する電子回路、電話やインターネットに使われている通信技術も研究対象です。
様々なものに関わる技術を幅広く学ぶことができるということが魅力です!
大学で学ぶ内容としては、高校物理の電磁気学を深堀りしたような内容を主に学んでいきます。
数学、電気回路、情報通信技術、半導体に関することなど、様々なことを学ぶことができます!
機械工学とは違って力学をそこまで深堀りする必要はあまりありませんが、電気電子という名前からも分かる通り、
電磁気学をかなり深く学んでいきます。
また、数学を機械工学科よりも使っていくことが多いです。
(機械工学科もガッツリ数学は必要になりますが、3年生以降になるとあまり使わなくなる場合があります。)
大学卒業後は、機械関係に進むこともできますし、半導体関連の職業や情報通信系の職業に就くこともできます。
電気設備の点検や設計といった仕事もあります。
半導体関連の海外企業が日本に進出してきている事が最近よくニュースになっていて、注目を浴びています。
また、情報通信関係においても5GやIOTといった技術革新を代表するようなものが扱われることになり、
それらに関連している企業の将来性はかなり期待できます。
さらに、自動車メーカーや家電メーカーといった、昔から日本にある有名企業に就職することも可能です。
このように電気電工学科は幅広い分野に携われる可能性を秘めていて、さまざまな企業への就職に強い学科です。
就職に強い学科三選! その③ 情報工学科
情報工学科ではザックリ言うとコンピュータ(パソコン)について深く学びます。
なんとなくプログラミングについて学ぶのかな・・・?というイメージをみなさんお持ちだと思いますし、
実際プログラミングについて深く学んでいく学問です。
しかし、ひたすらプログラミングについてだけ学ぶかというと、それだけではないことが多く、情報工学の知識を深めたり活かしたりするために
回路の知識や制御の知識を学ぶこともあります。
さらに、プログラミングを修得して、コンピュータを上手く利用できる人で終わらずに、その動作原理なども学び、
コンピュータを深く理解しているという状態を目指します。
ただ使うだけではそこまで深い知識は必要ありませんが、パソコンは私たちが見ている画面の裏で複雑なシステムによって
動いています。
その複雑なシステムまで理解することによって、本来一般人には出来ないようなことができるようになるのです。
そして、現代社会で必要不可欠となる情報分野に精通した人材は、どの業界でも必要とされているため、
就職には非常につよいです!
大学で行われている研究も非常に自由度が高く、様々なアイデアをコンピュータだけで具現化できるところが情報工学の大きな魅力ではないかと思います!
まとめ
今回は就職の強さという観点を軸に工学部の学科について解説してみました。
しかし、冒頭でも述べたように工学部の全ての学科は基本的に就職は非常に良いです。
就職の強さは大事かもしれませんが、みなさん自身の興味を大切にしてあげることが最も重要だと思います。
就職の強さは判断材料のごく一部にすぎないので、自らの興味が持てる分野が一つに決まっているのなら迷いなくそこを目指しましょう!
今回の記事が工学部志望の皆さんの学科選びに少しでもお役にたてたら嬉しく思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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