みなさん、こんにちは!
武田塾藤井寺校です!
入試直前期のこの時期に、みなさんはどのように1日を過ごしていますか?
直前のプレッシャーがかかって焦ってしまう人も多いかと思います。
そこで今回は私大志望の方へ、慶應義塾大学に合格した武田塾の川野先生が実践していた1日のルーティンをご紹介していきます。
是非、この記事を見て直前期の1日の勉強を見直してみて下さい!
私大向け 直前期の1日のルーティン
起床時間
起床時間は大体7時台でした。
とりあえず早く家から出て勉強できる環境(自習室)に身を置くことを意識していました。
今の時期、寒くてなかなか布団から出られない時ありますよね。
川野先生がしていた対策は、朝起きる30分~1時間ほど前に暖房がつくようにタイマーをすることでした。
少し暑めにしておくと、暑いので布団から出やすくなります。
寒い朝が苦手だという人は、ぜひ真似してみて下さいね!
9:00~10:30 英語の過去問演習
朝早くから自習室に行って、9時から勉強を始めます。
初めに、英語の過去問演習をしていました。
直前期ということで、英単語などでウォーミングアップを始めるのではなく、いきなり過去問演習をしていたそうです。
英語から勉強を始めた理由は、本番では基本的に英語から始まるからです。
本番と同様の気持ちの持っていきかたの練習も兼ねていたのですね!
過去問演習が終わったら、すぐに答え合わせをしたい所ですが答え合わせはせずに、
15分休憩を取ってからそのまますぐに国語の過去問演習に入ります。
10:45~12:15 国語の過去問演習
あまりにも出来が悪いときはすぐに答え合わせをして復習していましたが、
川野先生は本番に近いシミュレーションをしたくて、本番同様の脳の疲れ具合で次の科目を解く練習をしていたそうです。
このルーティンで過去問を解いていくのは初めの頃はとても体力を使ってしんどかったそうですが、
それを経験することで、休憩時間の過ごし方の大切さが分かりました。
12:15~12:45 昼休憩
休憩の間にブドウ糖を取ったり、チョコを食べたりしていました。
それで脳を少しでも回復させて、本番さながらに国語の過去問演習をしていたのです。
国語の過去問演習が終わったら、12:15~12:45は昼休憩をします。
お昼ご飯も本番を想定して、朝のうちにコンビニでおにぎりやサンドイッチを買っていました。
休憩を取り過ぎると勉強に気持ちが戻らなくなってしまうので、休憩時間を短くして焦りながら休憩を取っていたことがポイントです。
休憩をするときに、友達と一緒に過ごすかどうかというのは人によって分かれると思いますが、
川野先生は友達と話をすることで気分転換をしていたそうです。
12:45~14:15 英語の過去問の復習
そして、ここから英語の復習をします。
昼休憩をしているときに、英語の結果がかなり気になりながら過ごすことになります。
そのため、休憩をダラダラと伸ばさずに済んだそうです。
ここで90分、結構長めに復習をします。
大体の目安として、試験時間と同じくらいの時間をかけていました。
90分間でどんな復習をしていたかというと、まずは丸つけをします。
間違ったところはすぐに答えや解説を見ずに、もう一度自分で考え直します。
出来なかったという印だけをつけておきます。
丸つけをする時に少し答えは見えてしまいますが、もう一度自分で考えてみます。
それが終わると、知らなかった知識のチェックをします。
英語長文だと、英単語をチェックして自分の単語帳に載っているかを確認して、覚えるようにチェックしておきつつその文章をもう一回全部読みます。
過去問演習のときは雑になっていた部分を復習で2周目を読むことで、しっかり理解できるようになります。
14:15~14:30 休憩②
英語の復習で結構つかれるので、14:15~14:30に休憩を入れます。
この15分間で川野先生は、音楽を聴きながら散歩をしていたそうです。
そして、タイマーを早めになるようにして、自習室に戻っていました。
今のように寒い時期には、暖房でぼーっとしてきてしまうので、外の少し寒い空気を吸ってリフレッシュをするのがオススメです。
そして、今度は国語の過去問演習の結果が気になるので、早く自習室に戻っていました。
14:30~16:00 国語の過去問演習の復習
この時間帯は結構眠くなりがちですが、直前期では過去問の結果が気になるので、丸つけをすることで、眠気を覚ましていました。
そして、ここでも復習時間を長くとっています。
現代文は、間違えた問題を次の演習に活かせるように、抽象化して反省点を洗い出すことが大事です。
これは難しいのですが、同じ文章が二度と出ることはないので、ここで解いた文章の反省点を抽象化する必要があります。
例えば、「この対立構造にもっと意識を向けるべきだった」など目の付け所はたくさんあると思います。
古文・漢文は知識不足を洗い出します。
私立の場合は特に基礎知識をついてきます。
抜けていた知識がある場合は、参考書に戻って復習する際に周りの情報も確認して、少し視野を広げて復習するのがポイントです。
16:00~16:15 休憩③
ここでも休憩を取ります。
休憩が多いような気もしますが、だらけてくる前に積極的に休憩をして気分転換をしていたそうです。
ここの休憩では夕方以降、疲れがたまって眠くなってくるのを防ぐために、
コンビニに行ってコーヒーを飲んだりしてカフェインを摂取していました。
16:15~16:45 歴史の過去問演習 16:45~17:15 歴史の復習
ここで、歴史の過去問演習をします。
早慶の社会はそもそも試験時間は60分なのですが、その半分の30分でやっていました。
なぜかと言うと、暗記物は覚えていなければいくら悩んだところでしょうがないというのが一番の理由だったそうです。
分からなかった所はどんどん飛ばしていって、覚えていなかった所と覚えていたところを切り分けていく作業をします。
なので、覚えていない、曖昧だと思ったらすぐにバツ判定をして次に行きます。
知識が弱いところや問題のレベルの確認作業と捉えて、時間を早く終わらせることを意識していました。
そして、今まで使っていた参考書に自分の間違いや知識を書き足していったり、
別にノートを用意して過去問で間違えたところを書き出すのも良いと思います。
17:15~のスケジュール
17:15~19:15 英語
19:15~19:30 休憩
19:30~21:00 国語
21:00~22:00 歴史
22:00~23:30 帰宅・晩御飯など
23:30~24:30 復習・振り返り
このようなルーティンで過ごしていたそうです。
後半の英語・国語・社会
17:15までの歴史の復習が終わってからはすぐに英語の勉強に入っています。
ここでの英語は、過去問で触れていなかった単語や文法をします。
過去問演習で見えてきた課題を中心に対策をしていくわけです。
基本的には難単語の復習や、さらに別の長文を読み込みます。
寝る前の復習
さらに川野先生は寝る前の復習もしていました。
ここでは、一日の復習をしたり、課題で潰しきれなかった所を潰したりして、明日何をするかを決めて寝ていたそうです。
直前期には英語の長文を大量に読んだりもしていました。
ここまで、一日自習室で勉強してきて、帰宅後も一時間勉強するというのは結構ストイックだと思いますが、
寝る前の時間は暗記効率が上がるので、その最後にいかに詰め込むかを必死になってやっていたそうです。
この時期、不安でなかなか眠れないという人もいますが、これだけやっていれば脳が疲れてすぐに眠りにつけていました。
今回のまとめ
いかがでしたか?
川野先生はかなりストイックに勉強していたようで、自分には無理だと思う人もいるかもしれませんが、
真似できそうな所を少しでも取り入れてみて、本番までの時間を有意義に過ごしてもらえればと思います。
今回はこちら👇の武田塾チャンネルをまとめています。