みなさんこんにちは!
武田塾藤井寺校です。
今回は近畿大学の公募推薦の傾向と対策についてお話ししていこうと思います!
近畿大学公募推薦入試の合格経験者がどのように合格点を取ったかの戦略を惜しみなく公開します!
近畿大学の受験を考えている人は是非最後までご覧ください!
近大公募推薦の入試情報
近畿大学の公募推薦は全学部にて実施されており
評定平均は不問ですが学校長の推薦が必要となります。(1浪までなら受験)
また最大4日間の受験が可能で2日間ずつ行われる「試験日自由選択制」を取っているとのことです。
配点や併願制度などの詳細は下記のリンクをご確認ください。
https://kindai.jp/exam/system/recommend/
https://kindai.jp/exam/system/recommend/subject/
近大英語の傾向と対策
近大公募の英語は大問が7つあり
それぞれざっくりまとめると
文法問題 会話問題 長文読解の構成
となっています。
合格点は年度や国語の出来にもよりますが
およそ8割が必要となります。
それでは大問ごとに傾向と対策を紹介していきます。
Ⅰの傾向と対策
大問1は長文の流れで適切な文章を埋める空所補充形式となります。
4つの中から適切なものを1つ選ぶ方式で、文章が読める(精読ができる)と取れる問題となっています。
特段対策すべき会話表現等はないので
過去問を解いて形式や解き方に慣れていく方がいいと思います!
解き方のコツとしては前後の文章を読んで文章の流れを理解してから
設問を見る前にどのような文章が入るかを自分で考えてみることです。
前後の文脈の流れが掴めることができれば、何が入るか大体予測できるはずです。
慣れていけば満点も十分狙えるのでここで取りこぼさないようにしましょう!
Ⅱの傾向と対策
大問2は長文の流れで適切な語句を入れる空所補充問題となります。
過去問を実際に見て頂けるとお分かりいただけると思いますが
選択肢の8つの中から適切な語句を6つ入れる形式となっており
まれに難しい単語が設問が混じっていることがあるため
大問2はやや難しい印象があります。
コツとしましては
もしどの語句を入れるか迷った場合
まずは選択肢の語句の品詞の区別や空所に何の品詞が入るか推測することをおすすめします!
例えば
I study English to ( ) abroad.
1 travel 2 traveled 3 traveling
この文章を見ると
toの後ろの単語が問われており
選択肢にはtravelの原形と過去形があるということが分かりますよね?
これを見ると不定詞の用法でtoが使われているということが大体推測できると思います。
toの後ろは原形の動詞がくるので
答えは1と選べるはずです。
このように、何を入れたらいいかが分からなくなったら
まずは何の品詞が入るかを推測し
そこから選択肢を絞っていくやり方がおすすめです。
また文章自体は難しいわけではない為
選択肢を絞らずそのまま文脈推測というやり方もありです。
目標は多くても2ミスまでに抑えるようにしましょう!
またこの設問は近大独自の問題ですので何回も過去問を解くのがベターです。
Ⅲの傾向と対策
大問3は4つの選択肢の中から正しいものを選ぶ
典型的な文法問題となっています。
難易度自体は文法書一冊完璧にしていれば余裕で満点を狙えます。
というよりここでの満点は合格のためには絶対条件と言ってもいいです。
対策としては関正夫の英文法ポラリスやネクステを一冊完璧にして
英文法ファイナルや旧センター過去問などで問題演習を繰り返していれば大丈夫です!
ここは何が何でも満点を目指しましょう!
文法書の取り組み方は以下の動画をご覧ください。
Ⅳの傾向と対策
大問4は英文の意味に最も近い文章を選択する問題となります。
難易度としては標準的ですが
熟語帳に載ってないレベルの熟語が出題されることがしばしばあり
文脈推測も文章自体が短いがために困難で、運ゲーになってしまうこともありますので
満点は難しいと思います。
ですが標準的な問題は確実に押さえておきたいところです。
対策は精読ができるようになることはもちろん
語句やイディオムの抜けを極力減らすようにしていきましょう!
速読英熟語やシステム英単語などの参考書を完璧にしておけば十分戦えます!
最低限取れるところは取れるようにしましょう!
単語の覚え方は以下の動画をご覧ください。
Ⅴの傾向と対策
大問5は単語の定義と英文の空所の両方に適している単語を埋める問題となっています。
ここでは単語帳の後ろや派生語で出てくるような単語が選択肢に出てくることもあり
また定義の内容を正確に理解する力や一文一文を正確に読み取る力が必要となります。
ですがある程度の解釈力や単語帳の隅々まで網羅できていれば瞬殺できる問題でもあります。
システム英単語やターゲットを隅々まで覚えつくしましょう!
Ⅵの傾向と対策
大問6はオーソドックスな整序問題となっており
日本語の文章が与えられているため解きやすいと思います。
基本的な文法で構成されている為、極力取りこぼさないようにしたいところです。
ですが案外苦手な人が多いため3つコツをご紹介します。
①日本語の文章や選択肢の語句を確認して、どの構文が使えそうか推測する。
②まずは主語と動詞だけでも入れてしまう。
これを意識することで多少は取り組みやすくなると思います。
不安な方は旧センター試験の問題や英文法ファイナルで練習しましょう。
Ⅶの傾向と対策
大問7は長文の読解問題となります。
設問としてはパラグラフごとの内容一致、内容不一致問題(4択問題)下線部解釈問題となります。
文章自体は比較的読みやすく、解答根拠も明白なのことが多い、さらに配点が他の問題と比べると高いため
大問3と同様に満点を取るつもりで臨む必要があります。
コツとしましては
パラグラフごとにメモを取る、つまり要旨を理解するということが大切になってきます。
これができれば内容一致で落とすことは少なくなるはずです。
下線部解釈問題はまず下線部が何を意味しているかを掴むことが大切で
下線部をきちんと精読できていれば躓くことも少ないと思います。
肘井の読解のための英文法をマスターしてから関正夫のThe rulesをやれば近大の長文は読めるレベルになります。
使い方は以下の動画からどうぞ。
まとめ
いかがでしたか?
近大公募は非常に倍率が高く、問題も易しいものが多いうえに
国語の難易度が非常に不安定であるため(文系の場合)
英語はいかに高得点を稼ぐかに勝負がかかっています。
ですが基礎ががっちりと固まっている人は簡単に8割を取れますので
英語に自信がある人は近大の公募推薦を受験してみてはどうでしょうか。
もし国語が苦手でも英語に自信があるなら高得点方式で勝負するのがおススメです。
このブログを参考にして合格を掴み取ってくれたらと思います!
今回は以上になります。