みなさんこんにちは!武田塾藤井寺校です。
新年度が始まり、進級された人の中には、「本腰を入れて勉強していかなくちゃ」と身が引き締まる思いの方も多いのではないでしょうか。
受験に向けて昨年度以前から勉強してきた人も、年度が変わったことで新しい勉強のスケジュールに取り組むこともあるかと思います。
そこで本記事では、複数の教科の勉強を一日の中でも同時並行で効率よく学んでいきたい!という方のために、
◇現役生と浪人生 ◇国公立志望と私立志望
の4つのカテゴリーに分類して、【一日に同時並行できる科目の数】の目安をお伝えしたいと思います!
一日の中で一科目だけじゃなく色々な科目を勉強したい!というマルチタスクな方も参考にしてみてはいかがでしょうか?
①浪人生の場合
現役生に比べて圧倒的に勉強時間を確保できる浪人生の方にオススメな科目数は、国立志望・私立志望問わず基本は一日3科目が目安になります。
そこから志望別に分けて、
◇私立志望の場合→一日受験科目の3科目×3時間を行うのがオススメ!
◇国公立志望の場合
・2次試験で3科目以上ある場合→優先度の高い3科目を重点的に勉強(例:英語・数学・物理のパターンや英語・数学・国語のパターン等)
・2次試験で科目数が少ない場合→2次試験の科目に加えて、共通テストの科目より重要度や配点の高い科目等3科目を選んで勉強
といったやり方が挙げられます。
特に受験科目の中で重い科目である英語・数学が含まれている場合は毎日必ず勉強することが大切です。
もちろん「中学英語も不安だからそこから勉強したい……」という場合等はそういった苦手科目の勉強時間の比率を増やしても良いと思われますが、やはり現役生より勉強時間の確保が見込まれる浪人生の場合は上記の通り一日3科目を目安に同時並行で勉強してみてはいかがでしょうか。
他にも、もし2次試験で4科目必要な場合は、「重い科目から配分を決めて進める」ことが大切になります。
4科目全ての基礎を固めていくことは難しいことなので、自分が特に優先して進めるべき科目は何かを考え、そこから時間配分等を設定していくと良いのではないでしょうか。
現役時代に勉強していなかった場合
他のパターンとして、「現役生の時にあまり勉強していなかったけど、何から勉強するべきなんだろう……」と頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。
こういったケースでは、勉強量の多い科目や苦手科目1つに絞って極めていくべきかと考えるかもしれませんが、やはり3科目勉強することをオススメします。
理由は、受験の際に重要となるのは「最終的な合計点数」だからです。
1つの科目の勉強に一生懸命になっていて、他の科目はおざなりになり合計点数が振るわず残念な結果に終わる……なんてことは一番避けたい事態です。
また、先述したように受験科目の中でも英語と数学は特に時間がかかる・かける必要がある科目で、この2科目にも着手していかなければなりません。
そのため、重複しますが「一日3科目を勉強する」ことを目安に、勉強時間を3等分して3科目に割り振った後、
英語や数学のような重い科目に時間を充てる形で一日のスケジュールを調整していってはいかがでしょうか。
②現役生の場合
先程までは時間が確保できる浪人生ならではの勉強時間と同時並行する科目数についてお伝えしてきましたが、学校に部活にと勉強時間が取れない現役生では同じようにはいきません。
同時並行で勉強するにもその方法には気を付ける必要があります。
まず最初のパターンとして、帰宅部だったり4月のうちに部活を引退したりした人であれば比較的勉強時間は確保しやすいと思いますが、それでも長くても7時間程度が限界だと考えられます。
その中で同時並行で勉強を行う場合は、順調に進められるのであれば上述した内容と同様に3科目を並行して進めても大丈夫ですが、「限られた時間内で3科目を勉強するのは難しそう……」と不安な方は、2科目に絞って勉強することをオススメします。
「どうして?3科目勉強した方が効率は良いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、これは「マルチタスク」と「シングルタスク」の違いが関わってきます。
簡単に言えば、人には向き不向きがあり、「一日で3科目勉強したけど全部ちゃんと理解・暗記できたぞ!」という人もいれば、「今日はずっと英語の勉強をしてきちんと理解・暗記できた!」という人もいるでしょう。
パッと見ると後者は効率が悪いのでは?と思うかもしれませんが、もしこれで一日の勉強時間の中で2科目・3科目勉強するぞ!と意気込んで取り組んでも、それぞれのタスクを達成し身に付かなければ意味がありません。
そのため、己の技量を知り、それに見合った方法で勉強する必要があります。
また、少ない科目数に絞って勉強することのメリットとして、「結果が出るのが早い」ということが挙げられます。
科目数が少ない分、集中的に勉強に取り組むことが出来るため、目に見えて学力が上がったことを実感できると思います。
マルチタスクな方の場合も、最終的な完成度はシングルタスクの方と同じだとしても、個々の科目の結果の伸びは遅いため、よほどの気持ちがなければ実感が湧かないまま勉強を進めていくのが辛く感じることもあるかもしれません。
そういった点では、すぐに結果が分かり、それによりモチベーションを上げられる、少ない科目数での勉強のほうが合うこともあるでしょう。
長くなりましたが、「結局志望先によっては何なら同時並行で勉強してもいいの?」という疑問については、上述した「3科目は難しいので2科目に絞って勉強したい」というケースを前提にすると、
◇私立志望の場合→「3科目の中でも重要度の高い2科目を選ぶ」ことが大切!
◇国公立志望の場合→共通テストよりも「2次試験で使う優先度の高い2科目を選ぶ」ことが大切!
となります。
他の科目は?
2科目に絞って勉強をしよう!という話でしたが、「残った理科や社会はどうするの?」とお思いの方もいるでしょう。
それは夏が大事になります!
部活の引退や夏休み等で自由な時間が増えてくる夏以降からほかの科目も勉強を始めて、先に始めた重要な科目の勉強にも追い付けるようにする、という形で優先順位をつけて勉強をしていきましょう。
また、現役生の皆さんには定期テストもありますよね。どうしてもテスト前は学校の勉強に時間を取られることも増えてくると思います。
ですがその中でも、受験勉強を少しでも続けることが大切です。
学校の勉強と受験勉強の両立は大変な部分もありますが、未来の自分のためにもうひと踏ん張り頑張ってみませんか?
おわりに
ここまで目標に沿った勉強時間と科目の設定について書いてきましたが、最後に注意点をひとつあげます。
それは「1つの科目の中でも分野を絞って勉強すること」です。
例えば、「英語を勉強する」とひとくちに言っても、中には単語、文法、長文読解など、勉強の分野は様々ですよね。
そのため、「この時間は英語を勉強するぞ!」と漠然と考えるのではなく、「今回は単語や文法の暗記をするぞ!」と分野を2つほどに絞って、それが完了すれば次のステップに進む……というように、段階を踏んで確実に身に付けながら進んでいくようにしましょう。
そして再三になりますが、とにかく同時並行で勉強を行う上で大切なのは「配点や優先度の観点から、今やるべき科目を戦略的に決める」ことです。
うっかり重要度の低い科目の勉強に時間を割きすぎて、国公立受験で言えば2次試験で必要な科目の勉強がおろそかになってしまった、なんてことにならないよう、
自分に必要な科目や勉強をよく考えて勉強していくようにしましょう。
今回の記事作成にあたり参照した動画はこちら!
より分かりやすくなっていますので、是非ご覧ください。
最後に少しだけ!武田塾藤井寺校が新規開校しました!
2023年3月!
日本初!授業をしない武田塾が藤井寺に新規開校いたしました!
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自学自習を完璧にすることは一人ではなかなか難しいですよね。
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このような勉強法で参考書を一冊ずつ完璧にしていきます。
自分のレベルにあった参考書を完璧にすることで、いちばん効率よく合格に近づけます。
武田塾では志望校別個別カリキュラム(ルート)をもとに、生徒ひとりひとりのカウンセリングをしっかり行ったうえでスケジュール管理を行います。
そのため、自分に合ったペースで合格に向かって勉強することができます。
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まとめ
武田塾のこと、少しわかっていただけましたか?
勉強ができるようになるには1日でも早く勉強を習慣化することが大切です。
勉強方法や使う参考書から見直して、一緒に志望校合格を目指しましょう!
少しでも興味を持ってくださった方は、無料の受験相談にぜひ一度お越しください!
また、今後も受験の役に立つブログを更新していきますのでぜひ参考にしてみてください!