こんにちは!2023年3月開校!武田塾藤井寺校です!
みなさん暗記は得意ですか?
勉強に暗記はつきものですが、なかなか覚えられないという声をよく聞きます。
今回は、心理学的観点から見る記憶力アップのコツをご紹介します!
はじめに
そもそも人間の脳は忘れるようにできています。
キャパオーバーや混乱をしてしまわないように、人体を守る仕組みに自然になっているんです。
ではいつ忘れていくのかというと、実は覚えた直後から急激に7~8割は忘れます。
そこで忘れなかったことは、逆になかなか忘れずにずっと覚えています。
なので、覚えた単語や用語をすぐ忘れても自分は記憶力が悪いんだ…なんて思わなくて大丈夫です!
ちなみに覚える速度は人それぞれですが、忘れる速度はみんな同じです。
記憶の種類
記憶には感覚記憶・短期記憶・長期記憶の三種類があります。
それぞれどんな記憶なのか説明していきます。
感覚記憶
感覚記憶とは、ほぼ記憶ではありません。笑
ほんの一瞬で貯蔵されない記憶のことを言います。
例えば、街ですれ違った人のことを、一瞬目に入って認識こそすれど覚えてはいられませんよね。
とても印象に残るような人だったり、自分が意識してみていない限りは記憶に残ることなく流れていってしまいます。
これが感覚記憶です。
短期記憶
次に短期記憶です。名前の通り、短期間しか覚えていられない記憶です。
これは分かりやすく言えば、今覚えたはずなのに数分後には忘れている!という現象です。
例えばスマホのアプリではログインの際に、電話番号やメールアドレスの認証コードが必要な機会が多くあると思います。
この認証コードは大体4桁くらいなので、パッとみて覚えて入力すると思います。
しかし、一時的に暗記しただけですぐに忘れてしまいませんか?
たった4桁の数字ですら、人間は少しの時間しか記憶しておくことができないのです。
量もそんなに覚えられず、数字でいえば7、8桁くらいが限界と言われています。
長期記憶
最後は長期記憶です。名前の通り、脳に定着して長期間覚えていることができる記憶です。
受験勉強をしているみなさんは、せっかく覚えた単語などは長期記憶にしたいですよね。
すぐ忘れてしまうようにできているなら、どうやって覚えればいいのか?
答えは実はとっても単純で、「覚えては忘れ、また覚える」という作業をひたすら繰り返すことです。
みなさんは子供のころ自分の家の電話番号や住所は言えなかったと思います。
しかし、何度も聞かれたり書いたりする機会がありましたよね。
そうして何度も住所や電話番号をアウトプットするうちに、今は何も考えなくても自然にすらすらと出てくるようになったと思います。
こうして繰り返し何度も覚えるうちにもう忘れなくなるんです。
パッと見ただけでも忘れる、一度覚えただけでも忘れます。
しかし、何度も何度も覚えたい単語や用語に出会ってその都度覚えれば、なかなか忘れない長期記憶になります。
長期記憶にするコツ
とはいえ実は脳の丸暗記のピークは8,9歳ごろと言われています。
繰り返し繰り返しやることは大前提として、もっと記憶に残りやすくなるコツをお教えします!
分類する
心理学にはチャンクという言葉があります。意味を持ったひとつの言葉の塊という意味です。
例えば電話番号も、11桁を3-4-4と分けて覚えていると思います。
このように分類・整理してチャンク化すると長期記憶になりやすくなります。
英単語でも、「consider」を覚えるときに別の品詞の「consideration」「considerate」「considering」をまとめて覚えてみたり、
「expect to V 」「expect A to V 」「expect A from V」をまとめて覚えてみたり、
という風になんでもいいですがグループ分けして整理整頓するのがおすすめです。
忘却曲線に基づいたタイミングで復習する
ドイツの心理学者が発見した忘却曲線というものを知っていますか?
「忘却は始めは急激に進むものの、ある一定程度忘却が進むと、次第にその忘却率は緩やかになる」ということを表しています。
また、時間は置けば置くほど次学習するときにかかる時間も多くなります。
例えば、最初に覚えてから1時間後の再学習では、最初の半分の時間で暗記できるようになるのに対し、
最初に覚えてから8時間後では、最初の2/3もの時間がかかってしまいます。
つまり、短期間で何度も何度も繰り返すのが効果的ということです。
実は武田塾の英単語の覚え方や、一週間のスケジュールの立て方もこの忘却曲線に基づいて作られています。
なので、武田塾の勉強法は長期記憶になりやすい勉強法なんです!
こちらの動画も良ければ参考にしてみてください!
まとめ
いかがでしたか?
せっかく勉強するなら効率よく長期記憶にできる方法で勉強したいですよね!
なかなか覚えられないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
最後に少しだけ!武田塾藤井寺校が新規開校します!
日本初!授業をしない武田塾が藤井寺に新規開校いたします!
開校は3月を予定しております。
※現在開校準備中のため、お問い合わせ・受験相談は河内松原校で実施いたします。
お電話または下記ボタンからお問い合わせください!
TEL 072-290-7086
武田塾は授業をしない塾です!
塾なのに授業をしないの?と不思議に思う方もいると思います。
まず武田塾がなぜ授業をしないのかを説明していきます!
偏差値を上げるための3つのステップ
学校の授業を受けていてもなかなか成績があがらない…
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
偏差値を上げるためには、「わかる・やってみる・できる」の3ステップが重要です!
学校や大手予備校の授業では「わかる」の部分に重きを置いています。
授業をただ受けるだけでは「できる」ようにはなりません。
授業の内容が「わかる」ようになってから、
実際に問題を「やってみて」、
何度も繰り返し復習してやっと「できる」ようになります
そのためには普段の授業に加えて自分で復習する時間が何より大切になってきます。
復習をしっかり行うことで、初見の問題でも自分の力で正解できるようになります!
授業を受けるだけで成績が上がるなら、学校のみんなが同じくらいの成績になると思います。
しかし実際は、成績のいいひともいれば悪い人もいますよね。
成績はしっかり復習をしているかどうかで差がつきます。
偏差値を上げるための復習の重要性こそが、武田塾が授業を行わない理由の一つです。
武田塾の勉強法
参考書や問題集で自学自習
自主学習と聞くと、塾に通わなくてもできるのでは?
と思うかもしれません。
武田塾ではただ独学するのではなくスケジュール管理とサポートを徹底して行います。
自分一人で勉強をしていると、
このペース配分で受験に間に合うかな…
もっといい参考書があるんじゃないか…
などと不安になったことはありませんか?
武田塾では、どの参考書をどんな順番でどんなペース配分で行えばいいのか、合格までの道のりが明瞭化されています!
さらに、宿題を出す際に日割りのスケジュールを立てるので、今日は何を勉強しよう…と考える時間も省けます。
自学自習を完璧にすることは一人ではなかなか難しいですよね。
しかし、このように毎日することが決まっていてスケジュールを管理されていれば勉強が習慣化しやすく、自然に「自分で勉強ができる人」になっていきます。
完璧になるまで進まない
参考書を使って勉強していても、問題が変わると解けなかったり、初見問題で間違えてしまった経験はありませんか?
答えが丸暗記になってしまったり、解答までのプロセスを理解していないとそのようなことが起こりやすくなってしまいます。
武田塾では、宿題の内容をしっかり理解できているかを把握するために毎回確認テストを行います!
確認テストで合格しないと次の週も同じ範囲をやるとこになります。
みんなどんどん先に進みたいので、毎週定期テスト前のような気持ちで勉強をすることができます!
このような勉強法で参考書を一冊ずつ完璧にしていきます。
自分のレベルにあった参考書を完璧にすることで、いちばん効率よく合格に近づけます。
武田塾では志望校別個別カリキュラム(ルート)をもとに、生徒ひとりひとりのカウンセリングをしっかり行ったうえでスケジュール管理を行います。
そのため、自分に合ったペースで合格に向かって勉強することができます。
1人では不安になってしまうことも多い受験勉強ですが、武田塾の講師がこのように全力でサポートしていきます!
まとめ
武田塾のこと、少しわかっていただけましたか?
勉強ができるようになるには1日でも早く勉強を習慣化することが大切です。
勉強方法や使う参考書から見直して、一緒に志望校合格を目指しましょう!
少しでも興味を持ってくださった方は、無料の受験相談にぜひ一度お越しください!
また、今後も受験の役に立つブログを更新していきますのでぜひ参考にしてみてください!