落ちる参考書の特徴3選を紹介します【武田塾　富士校】

皆さんこんにちは！武田塾富士校の広瀬です。

共通テストまで残り100日ばかりとなりました。

推薦入試や給費制入試を目標にされている受験生は
それ以上に早く受験本番がやってきます。

今回のブログでは、「落ちる参考書の特徴3選」と題して、
使ってはいけない参考書を紹介します。

受験生は残り少ない期間で誤った参考書を選択してしまうと致命的です。

また、受験までの残り期間が違うだけで、
高校１，2年生の皆さんでも参考書選びは重要です。

これから紹介する特徴にあてはまる参考書を使用していたら、
すぐに正しい参考書へ変更するようにしましょう。

落ちる参考書の特徴

使ってはいけない参考書

①　難易度が合っていない参考書

『ポレポレ　英文読解プロセス50』や、
『文系数学のプラチカ』を使いたいという声がありますが、
難易度が高くてオススメできないケースが多いです。

難易度が合っていない参考書を使うと、

・分からないから参考書を持っているだけになってしまう。

・分からないから答えを丸暗記して出来た気になる。

・理解するために時間が掛かりすぎて、進みが遅くなってしまう。

・その参考書より易しい知識が欠落したままになってしまう。

といった問題が発生してしまいます。

例えば、学校では『Bright Stage』や、『Next Stage』、『Vintage』等の
英文法書を使うことが多いですが、難易度が合っている高校生は多くなく、
実際は、『大岩のいちばんはじめの英文法　超基礎文法編』から取組むべき人もいます。

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「難易度」と同様に、「段階」にも気をつけて取り組みましょう

英語であれば入試問題が長文であることが多いですから、
早い時期から長文を解こうとしてしまうケースも良くあります。

ただし、単語・熟語・文法・解釈の基礎が出来ていないのに長文に取り掛かってしまうと、
難易度が合っていない参考書を使う時と同じ問題が発生してしまいます。

長文の参考書に入る前に、基礎の英単語・熟語・文法・解釈を
理解できる参考書から始めるようにしましょう。

②　量が多すぎる参考書

数学の『青チャート』や、『Forcus Gold』の様に
量の多い参考書には気をつけましょう。

量が多すぎる参考書を使うと、

・時間が掛かりすぎて受験までに終わらない。

・その参考書に時間がとられて他の参考書（科目）が疎かになる。

・終わりが見えなくなって、途中で諦めてしまう。

といった問題が発生してしまいます。

『基礎問題精講』のような問題量控えめな参考書を使って
全範囲を完璧に網羅してから、足りないと思う所に
参考書を追加した方が将来的に上手くいくことが多いです。

③　解説が難しい、自分に合わない参考書

答えしか載っていなくて、解説が無い参考書は良くありません。

また、解説が難しくて分からなかったり、
解説が自分に合わないと思う参考書も同様に良くありません。

こういった参考書を使うと、

・分からない所が出るたびに先生に質問する手間ができてしまう。

・解説が腑に落ちないまま勉強を進めてしまう。

・解説を読み解くことに時間が掛かってしまう。

・勉強がつまらなく感じてしまう。

といった問題が発生してしまいます。

参考書を購入する前に解説部分もチェックして、
自分に合った参考書を選ぶようにしましょう。

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参考書同士の組み合わせや、接続性も大事

『物理のエッセンス』は薄くて良い参考書なのですが、
それだけだと厳しいので、『物理　講義の実況中継』を併読すると
理解度が高まって、より充実した勉強ができます。

この他にも、
歴史科目であれば、一問一答系の参考書　+　時代の流れが分かる参考書を組み合わせることで、
用語をインプットしながら時代の流れも掴むことができます。

また、英単語であれば、シス単中学版　⇒　シス単basic　⇒　システム英単語と、
同じシリーズで接続することで要領よく英単語をインプットすることができます。

組み合わせや、次に取り組む参考書への接続性を考えて参考書を選ぶようにしましょう。

まとめ

参考書は、

①難易度が合っていて

②量がコンパクトにまとまっていて

③解説がわかりやすい

物を選びましょう。

受験の長い期間を見た時には参考書の組み合わせや接続性も大事になります。

受験期までに取り組むべき参考書を選んで、
後悔しない勉強をしましょう。

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