【大学】の単位取得とは？現役大学生が語る【富士校　講師ブログ】

こんにちは！

武田塾富士校の依田(よだ)です。

今回のテーマは大学の単位取得についてです。

単位取得というのは

高校生活だとあまり馴染みが無いかもしれません。

しかし、大学生活では

単位取得は必要不可欠なものになります。

この記事を通して、

単位取得がどういったものなのかを理解し

キャンパスライフをよりハッキリ・クッキリと

イメージしていただけたらと思います。

大学のイラスト

単位取得とは？

Q：そもそも大学の単位って何？

A：履修科目をクリアした証。

「たいへんよくできました」の花型スタンプのイラスト

履修科目にて一定の評価以上を取ると

単位を取得することが出来ます。

例えば、一科目につき

上からＳ＞Ａ＞Ｂ＞Ｃ＞Ｄ＞Ｅの評価項目があるとして

Ｃ以上という規定があれば

最低でもＣを取れば単位を取得することが出来ます。

※評価基準は大学によって異なります。

参照：大学の「単位」って何？

Q：高校と大学での違いは？

A：大学では自主的に単位を取る。

小・中・高では単位や成績の管理は

担任の先生が行っています。

なので、学校側の教育方針に従っていれば

基本的に全員卒業できる仕組みになっているのです。

しかし、大学では自主性が重要になります。

シラバス (授業内容や計画の記された表や資料) を参考に

「卒業までに〇〇単位が必要」

「一年次の終了時点で〇〇単位が必要」

などの条件を考慮しながら

自分で授業科目を選んでいきます。

単位取得の例〈４年次卒業までに１２４単位必要の場合〉

一年次：４０単位

二年次：４０単位

三年次：４０単位

四年次：４単位

合計１２４単位取得　→　卒業可能。

Q：どのように単位を取るの？

A：ペーパーテスト、レポート、出席、授業参加度など様々。

試験を受ける人のイラスト（女性）

高校まではペーパーテストが一般的だと思います。

しかし、先生（教授）一人ひとりの方針で

評価方法が大きく違ってくるのが大学の特徴。

・ペーパーテストを重視する先生

・レポートを重視する先生

・出席と授業参加度を重視する先生

・すべて重視する先生　などなど。

このように多種多様な評価形態があるので

自分の価値観に合った先生の授業を

探すことが大切です。

また、大学によっては

独自の留学プログラムや資格取得 (英検・簿記など)

でも単位を取ることができます。

単位取得の注意点

教職員免許コースとの両立

教育学部以外の学部でも

教職課程を取ることは可能です。

しかしながら

教育学部以外の場合、教職課程の科目が

単位認定されないケースが多々あります。

そのため、計画的に履修計画を組み

卒業必要単位と教職課程単位を

同時並行で満たしていくことが必要です。

他の資格課程も同様で、履修内で資格を取得できるものと、
出来ないものがあります。

また、単位にも分類がある大学が多く、例えば

A　必須科目
B　必須選択科目
C　選択科目

卒業までにAは全部単位を取らなければダメ。
Bからは40単位以上、Cからは何単位でもOKという風に規定が設けられている事が多いです。

自分の学部の専門とは違う単位はCに分類されていることが多いですから、
学部専門外のことを学びたければ、必然的に両立しなければいけないということですね。

GPA

GPAとは大学の成績評価を示す数値になります。

海外留学や奨学金申請で重要視され、

仮に単位数は十分に取れていてもGPAが低い場合には

海外留学に行けない、

奨学金の審査で不合格又は受給停止

といった事態になる恐れがあるので

注意しましょう。

海外留学

留学に慣れた女性のイラスト

海外留学においては

単位のルールが制度によって異なります。

大学の留学制度であれば

留学先で取得した単位が認められたり

留学制度自体が単位認定されたりします。

(もちろん、大学によります。)

一方、ほかの民間留学制度や

ワーキングホリデーを利用して行く場合

単位が認められないために

休学措置をとる必要が出てくるかもしれません。

有意義な海外留学にするためにも

行く場合には事前に教務課などに相談し

慎重に単位計画を立てていきましょう。

今回はこれで終わりとします。

この記事で大学生活について

少しでも理解を深めていただけたなら嬉しい限りです。

ご閲覧いただきありがとうございました。

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