こんにちは！
武田塾府中校講師のMです。
今回は中央大学に在学している私が受験生時代に3科目を効率良く
取り組むために意識していたことを3つご紹介したいと思います！
●夏までは英語を重視して取り組む
「英国社3科目をバランス良く取り組むべきなんじゃないの？」
そのように考える人もいることでしょう。
ですが、3年生になってから受験勉強を本格的に始めた人は
英語に対して勉強時間を多めに割くことを強くお勧めします！
理由は2点あります。
1点目ですが英語は国語と社会科目に比べて
演習に入るまでの準備期間が長いという点です。
もちろん国語と社会科目が英語に比べて楽という意味ではありません。
3科目とも志望大学を受験するレベルまで仕上げるのには
かなりの時間を要します。
しかし、英語は外国語ということもあり単語や文法といった
言語の理解からしなければなりません。
よって、他の2科目よりも必然的に暗記するものの量が多くなります。
秋以降に過去問演習を3科目足並みそろえて行いたいと考えると
長文演習に入るまでに時間を要する英語を中心とした
夏までの勉強計画を立てるとバランスがとりやすくなるでしょう。
2点目ですが、私立文系は英語の配点が高いからというものです。
特にGMARCH以上のレベルの大学では、配点が国語と社会科目の
1.5倍になっている学部も多く存在しています。
また、近年では英語の外部検定利用が主流になっており
日東駒専では英検2級から当日試験免除で100点満点中80点として
扱う学部も多く存在しています。
英検は受験回数も限られていますし何より一般入試よりも
早い時期に行われるので、日東駒専以上のレベルを目指している受験生は
夏までに基礎固めを終えたうえで早急に英検2級レベルまで完成させる必要があります。
●国語も社会科目も1日あたりの勉強時間の割合は同じに
1つ目で英語の重要性についてはお伝えしましたが
国語と社会科目に関してはどちらか一方の科目に偏る
といったことは無いようにしましょう。
日によって多少の偏りが出てきてしまうのは仕方がありませんが
科目の好き嫌いで取り組むことはNGです。
私は日本史選択でついつい日本史に勉強が偏ってしまいがちでした。
社会科目は暗記した分だけ得点が伸び易く模試などでも
偏差値がどんどん上がった喜びから余計に日本史を極めようとしました。
しかし結果的には現代文を疎かにしたせいで、日本史でどれだけ得点できても
国語で足を引っ張る状況に陥ってしまいました。
得意科目を作って勉強に弾みをつけることも大事です。
しかし、3科目しかない中で苦手科目を作っては致命傷となってしまうので
バランス良く取り組んだうえで、空いた時間が作れるようなら
好きな科目に追加で取り組んでみてください。
●上記2つを実践したうえで弱点の埋め合わせをする
ここまで夏まで英語を中心に取り組み国語と社会科目は
勉強時間に偏りが無いようにということをお伝えしました。
しかし、これは科目間での話であり、各科目で得意な分野や
苦手な分野がそれぞれあると思います。
夏休みの間で3科目とも基礎を完成させたいので
夏休みに入るまでに各科目の苦手な分野をリストアップし
そのリストアップした分野を中心に時間のある夏休みで
取り組むようにしていきましょう。
例えば、
「英語なら文法の関係詞、シス単の2章が苦手」
「国語なら現代文の読解問題の内容一致問題、古典は助動詞の活用が苦手」
「日本史なら奈良時代の権力者の移り変わりが覚えられない」
といったように各科目具体的に弱点をまとめてください。
このようにリストアップすることで弱点を見える化できるので
夏休みは科目ごとの弱点を無くすことに集中していきましょう。
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