高校生の皆さん、勉強お疲れ様です!
麻布大学獣医学部獣医学科、武田塾淵野辺校講師の富樫です!
皆さん、夏休みの勉強を振り返ってみるとどのくらいの量を暗記することができましたか?
大学受験をする上で暗記は必須です。
つまり、暗記量が多い人ほど大学受験では有利になります。
しかし、暗記が苦手な人も多いのではないでしょうか?
暗記が苦手な人は、暗記の仕方が間違っているのかもしれません。
暗記効率の悪い人にはいくつかの特徴があります。
時間をかけて努力しているのにあまり暗記できていない人はその特徴に当てはまるかもいれません。
また逆に効率の良い暗記の仕方はいくつかあります。
今回はNG暗記方法と効率的な暗記方法を紹介していこうと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
NG暗記方法3選
この項では暗記効率が悪い人がしがちな暗記法3選について紹介していこうと思います。
自分が当てはまっていないかどうか考えてみてください!
①紙に10個ずつ書いて覚える
これはやってしまいがちなNG暗記法の1つです。
例えば、英単語を覚えるときに紙に書いて覚えている人はいませんか?
これをやってしまっている人は今すぐやめた方が良いです。
なぜこの暗記方法が効率が悪いのでしょうか?
理由は書くという作業が入ってしまうからです。
英単語を覚える際に重要なことは繰り返し反復することです。
しかし、書くことに時間を取られてしまったら繰り返す回数が減ってしまいます。
1単語10個書いている間に、目で追うだけにすればその範囲を3周することができてしまいます。
また、書くことに集中する時間が増え、手を動かしているだけになりがちです。
書くことで勉強した気になってしまうことが1番恐ろしいので気をつけましょう!
書くことに集中するのではなく、覚えることに集中することを意識するようにしましょう!
②眺めているだけの暗記
眺めているだけの暗記は無意識のうちにやってしまいがちです。
覚えるべきところを眺めているだけの人は確実びに暗記することはできません。
赤シートで隠してりしてしっかりと考えて答えが出せるような状況下で暗記をしなくてはいけません。
常にインプットではなく、アウトプットすることを意識して暗記するようにすると暗記効率は上がります。
人間は何かを思い出す時に1番記憶が定着します。
思い出す作業を作るためにはやはり赤シートなどで隠して覚えていく必要があります。
アウトプットを意識して暗記に取り組んでください!
③コツコツ少しずつ覚える
これもやってしまう人がたまにいます。
例えば、毎日10個づつ単語を覚えていたり、学校の小テストで出た範囲だけを覚えたりしている人はいませんか?
コツコツ暗記するのは良いことですが、一回の暗記量が少ないと意味がありません。
もちろんコツコツ暗記して継続することはとても大事なことですが、進むのが遅いと反復する回数が減ってしまいます。
武田塾では「システム英単語」の基本単語1200番までは何回も反復します。
どのくらいの量進めるのかというと、1日に100個ペースで覚えます。
こういった人とコツコツ覚えている人は10倍ほどの差がついてしまいます。
ペースの見直しは絶対に必要です。
効率の良い暗記の仕方
この項では、暗記が苦手な人に効率的な暗記の仕方を紹介していこうと思います。
ぜひ参考にしてみてください
①インプット:アウトプット=3:7にする
まず、意識してほしいのはアウトプットとインプットの比率です。
皆さん、暗記するときにどっちを多くやっていますか?
インプットの方に時間をかけていませんか?
暗記する上で1番大切なことはインプット:アウトプット=3:7の比率でやることです。
定期試験や模試ではアウトプットする力が必要です。
つまりアウトプットすることを習慣づけなくてはいけないということです。
具体的には英単語や古文単語であれば赤シートで隠して暗記すればアウトプットすることができます。
他の教科でも授業でインプットした内容をしばらくしたら問題集などを使ってアウトプットすることが必要です。
②夜寝る前に暗記する
夜寝る前に暗記をすることも効率的です。
なぜかというと睡眠中に記憶は定着するからです。
『夜寝る前に暗記して翌朝に復習する』というサイクルが暗記をする上で1番効率的です。
私が高校時代は夜に暗記した内容を朝の通学する電車の中でやっていました。
暗記する時間帯を変えるだけで効率が全く違うので是非試してみてください!
③回転率を上げる
皆さんは暗記をするとき1つの問題にどのくらい時間をかけているでしょうか?
書いて覚えている人、ノートをまとめている人など様々だと思います。
暗記をする上で重要なことは何回も繰り返すことです。
多く反復するためには回転率を上げなくては行けません。
例えば書いて覚えるよりも赤シートで隠して読んで覚える方が回転率は高いです。
大学受験のための英単語や古文単語はスペルを覚えるというよりも意味を覚えることがほとんどです。
そのため、書いて覚えるというのは効率が悪く、意味も覚えることができないということです。
なるべく多く反復するために見て覚えることを意識するようにしましょう!
まとめ
今回は、NG暗記方法と効率よく暗記する方法について紹介してきました。
暗記は受験勉強において欠かせないことです。
特に、英単語や古文単語、社会系の単語などの暗記量は膨大です。
これを覚えるにはやはりやり方があります。
暗記方法1つ変わるだけで大学受験に合格できるかできないかが決まってくると思います。
まずは、今回のNG暗記法に自分が当てはまっていないかを確認してみてください。
もし当てはまっているのなら、すぐにその暗記の仕方を見直して今回紹介した効率的な暗記方法を試してみてください!
受験生は大学受験まで残り少ないです。
少しでも暗記効率を上げてたくさんのことを吸収していってください。
残りの半年間の勉強法が大学受験の決め手になるかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回のブログ記事が少しでも参考になれば幸いです。
高校生の皆さん、残り少ない夏休みですが勉強頑張ってください!