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受験生必見!!2024年度版私立国語新ルート(古文)

こんにちは!

武田塾淵野辺校の小宮山です。

新高校3年生のみなさんは順調に勉強進んでいますか?近年の大学受験は特に英語に重点が置かれています。そんな中、国語を軽視していてる人がいるんじゃないでしょうか?

自分も実際に大学受験を経験しましたが、正直英語に重点を置きすぎてしまい、国語に足をすくわれてしまいそうになりました。

勉強するときも無意識に英語や日本史をやってしまい、国語は後回しにしたり、最悪の場合、その日はやらない日などもありました。

しかし、国語は大学によっては、配点が英語と同じだったりすることが多々あります。

自分が受験した早稲田大学文化構想学部や文学部、教育学部は英語と国語は配点が同じでした。

そして、多くの人が古文に対して苦手意識を持っていると思います。

そのため早くから古文を対策してほかの受験生と差をつけましょう!

そこで、今回は武田塾が発表した、2024年度版私立大学向けの国語(現代文)の新ルートを紹介します!!

古文勉強の全体像

まず最初に古文を勉強するにあたってなにを目標とするかについて話していきます。

単刀直入に言うと、古文のゴールは文章を理解することです。

古文は昔の文章であり、本来文章、物語ごとの難易度差はありません。

ということはどの大学を受験をするにおいてもまず問題の本文を理解することが最も重要になってきます。

その文章理解をするために必要になってくるのが単語、文法、古文常識になってきます。

なので大学受験における古文の勉強は問題の本文を理解するための勉強をすればいいということです。

そして、古文は英語などは違って省略がとても多いです。この省略のせいで古文が嫌いになる人が多いと思います。

しかし今から紹介するルートをこなしていくと古文が得意になりますよ!!

ルート紹介

古文のルートは単語、文法、読み方、読解・問題集の四つに分かれています。

読解・問題集以外は日大レベルから早慶レベルまで同じ参考書を使います。

まず古文単帳語帳の紹介です。

『読んで見て覚える古文単語315』

『新。ゴロゴ古文単語』

『古文単語330』

の三つから一つ選んでください。

どの単語帳も約300単語ほどで構成されていて、この300語がどの文章にも入ってきます。

なのでどの作品を選んだとしても確実にすべて覚えてください。

そして、古文単語を覚える注意点として一語一訳で覚えるのではなく、一つの語句にある様々な意味を覚えてください。

例をとると、「いみじ」という単語があります。この単語は「すばらしい」という意味と「とても悪い」という正反対の意味があります。

このように一語一訳で覚えるとその文章の意味が全く変わってしまうのでその語にある意味はできる限り全て覚えるようにしましょう。

次に文法です。

文法は個人的にすごく重要になってくると思います。

単独問題があるだけでなく、読解問題に見えて実は文法事項だけだ解ける問題が早稲田大学でも多く多く存在します。

そんな大切な古典文法の参考書は

『岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本』

『富井の古典文法をはじめからていねいに』

『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル』

『やさしくわかりやすい古典文法』の四つです。

上の二つは講義系参考書で、下二つは問題集のような感じです。

それぞれ二つから自分に合ったほうを選んで取り組んでください。

古典文法を勉強するにあたって大切なことが三つあります。

助動詞

識別

敬語の三つです。

これらは読解において重要な役割を担っています。

助動詞はそれだけでその文の意味がわかったりします。この助動詞も単語のように様々な意味があります。その意味を取り違えると文全体の意味が変わってくるのでとても重要です。

そこでどの時にどんな意味になるのかという勉強が識別です。

識別は問題にもなるのでしっかりと勉強することが大切です。

そして敬語も重要です。

敬語を識別できるようになると、省略されている主語がわかるようになります。

これらが身につくのが上の参考書です。

講義系参考書は文法を学ぶにあたって事前知識などがつけることができます。

ドリル系の参考書はより実践的なものです。

そして次が読み方の参考書です。

『富井の古典読解をはじめからていねいに』

『岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』

の二つから一つもしくは古文が苦手な人は両方やるのもおすすめです。

「富井の古典読解をはじめからていねいに」は読むほうに重点を置いています

一方で「岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」は読むことと同時に解くことに重点を置いているため「富井の古典読解をはじめからていねいに」より古文が得意という人におすすめです。逆に「富井の古典読解をはじめからていねいに」は初学者におすすめです。

これらは上記に述べたように省略が多い古文の文章を読むときの注意点やテクニックが載っているため、何回も復習して、読解問題でつまずいたら戻ってくるのもすごく効果的です。

最後に読解問題編です。

読解からは各レベルに分かれていきます。

まとめて紹介します

日大レベルは

「岡本梨奈の古文ポラリス1基礎レベル」

「岡本梨奈の古文ポラリス2標準レベル」

MARCHレベルは

「岡本梨奈の古文ポラリス3難関レベル」

「GMARCH&関関同立の古文」

早慶レベルは

「世界一わかりやすい早稲田の国語合格講座」

「早稲田の国語」

です。

この読解問題で注意することは五つあります。

1時間は気にせず文章理解のために3周する

2動詞に丸を付けながら読んでいく

3いったん立ち止まることを意識しながら読む

4人物関係図を図示しながら読み進める

5最後にストーリーを簡潔に説明できるようにする

の五つです。

これらを意識しながら参考書を進めていくと確実に読めるようになると思います。

まとめ

今回は2024年度の新古文ルートを紹介しました。

多くの人が苦手としている古文ですが確実に勉強を進めていくことで必ずできるようになります。

古文で差をつけて第一志望合格をつかみましょう!!

 

 

 

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