受験生の皆さん勉強お疲れ様です。
こんにちは。
武田塾淵野辺校です。
高校三年生の皆さん受験の調子はいかがでしょうか。
私立大学は合格発表が終わっているところも多いのではないでしょうか。
高校1年生の皆さん、2年生の皆さんは、受験に向けて、塾選びをしている時期ではないでしょうか。
高校2年生の皆さん。
受験の準備はいかがですか。
塾の体系は大きく「集団塾」、「個別学習塾」の二つに分けられます。
今回のブログでは、それぞれのメリット及びデメリットについて僕の体験談も踏まえながら紹介していきたいと思います。
1.集団塾
・メリット
①集団塾と個別塾との一番大きな違いは生徒の人数です。
私は、受験期駿台に通っていたのですが、毎週授業内で小テストを行い、講師の先生が添削し、席次が張り出されるというシステムでした。
こうすることで、自分の勉強の進み具合を客観的に知ることができました。
そのため、自分自身だけでなく、周りと切磋琢磨して受験に立ち向かいたい人にはお勧めです。
②二つ目のメリットとして、講師の質の高さが挙げられます。
有名予備校となれば、生徒の興味を大いに引く授業を展開される講師ばかりです。
これは、個別塾と比べて集団塾の方が求められるスキルや理解度が高くなることに起因します。
また、授業をサポートするためのオリジナルのプリントや問題を用意してくれることも多く、予習・復習を徹底的に行える受験生には、非常におすすめです。
・デメリット
- 苦手克服が困難
集団塾のデメリットとして、苦手克服が難しいことが挙げられます。
集団塾の場合は先生や講師が生徒のそばにいないので、苦手がたまっていくと次第に全体の授業についていけなくなり、やる気、自身ともに失うということにつながります。
また、講師に対して生徒の人数がかなり多いので、講師は生徒一人ひとりの理解度を正確に把握してないまま授業を進めていくことになります。
その結果、そのため、自分の実力や志望校にあっていない授業を受けることや、自身の学力に見合ってない教材を使い続け、時間のロスにつながることもあります。
- 地域格差が生まれる
集団塾では、地域格差が生まれてしまうことも大きなデメリットです。
有名予備校の校舎は、鉄道の主要駅や学生街に立地していることが多く、都会の学生に有利になっています。そのため、個別指導・映像授業が重宝される傾向にあります。
2.個別学習塾
・メリット
- 苦手分野の克服がすぐできる
個別学習塾のメリットは、すぐに苦手を克服できるところにあります。
大学の受験勉強は膨大な範囲を学習しなければならず、必然的に分からないところも多々出てくることになりますが、個別の場合はそこを素早く重点的につぶせることが出来るため、効率よく学習が行えます。
- 学習の管理が手厚い
個別の場合講師が生徒につきっきりになり、また長期間同じ講師が付くため、勉強だけでなく色んなことを気兼ねなく質問できる環境になりやすいです。
また、講師も生徒のことを深く理解できるので、受験攻略に向けた、より良い道筋を提示することができます。
・デメリット
- 料金が高い
個別塾は集団塾と比べ、基本的に受講料が高いです。
これは、一人一人に寄り添った学習を提供するためでかるといえます。
この点については、ご家庭の経済状況に依存してしまうので、デメリットとしては少し大きいと思われます。
- 自分との戦いになる、客観的に自分の位置を知る機会が少ない
個別塾は集団塾と比べて生徒数がすくないため、生徒自身のやる気が直接反映されやすいです。
特に受験勉強を始めて少し経ち、慣れ始めたときにだらけると後々追い返すのがかなり厳しくなります。
しかし大学以降は一人で勉強することが当たり前になるので、この段階勉強で勉強をする習慣を作ることができれば、大きなメリットにもつながります。
また、僕は、一番大きなデメリットとして、集団の中での自分の位置を知る機会が少ないことが挙げられると思います。
悪く言うと「井の中の蛙」になりやすいということです。
受験生はたいてい模試を受けますが、問題との相性や体調などによって、点数が変動することもあります。
また、上記したように集団授業では、毎週のようにテストがあり、周りと自分とを比較して、客観的な位置を知れます。これは、受験を戦ううえで、非常に大きなメリットです。
まとめ
今回の記事では、集団塾と個別学習塾についてまとめてきました。
昔は、集団塾ばかりで、大教室に人をたくさん詰め込んで授業をすることが一般的だったようですが、時代の変化に伴って、学習塾の形態も変わってきています。
現在では、映像授業、個別指導が大きく飛躍してきており、大手予備校でさえも、現代のニーズに合った授業(映像やAIを用いたもの)など、技術を駆使してきています。
これから学習塾を選ぶ際には、是非、自分の勉強スタイルに合ったものを選ぶことが重要になってきます。急激に寒くなってきていますが、体調管理には十分気を付けて、自分の学習スタイルを確立し、共に頑張っていきましょう。