高校生の皆さん、受験勉強お疲れ様です!
日本大学法学部法律学科、武田塾淵野辺校講師の川上です!
高校三年生は再来週にはもう共通テストということもあり、本番が近いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
高一高二生はこれらの高三生のテストの際に何もしないのはとても勿体無いです。
同日模試を受けてみませんか?
そもそも共通テスト同日模試とは何かというと、先輩たちが共通テスト本番に自分の志望校に対して行けるのかど
うかをかけて受けに行っていると思いますが、それらと同じ問題を高一高二生も解くことをいい、学校で共通テス
トの問題が公開され解く場合などもあります。
今回はなぜ同日模試を受けるのか、また、その意義について解説していきたいと思います!
受けるメリット
受験の1番のメリットとしては危機感が生まれるというものがあります。
共通テストの問題はおそらくですが、ほとんど解けないという場合も考えられます。
例えば進研模試の偏差値が70あったとしても共通テスト英語リーディングで高得点が取れるのか、
数学で高得点が取れるのかというとそうとは言えず、
応用問題を解くことができる実力があったとしても共通テストならではの形式と制限時間の中で解くことの難しさなどを実感すると思います。
共通テストは圧倒的な基礎力がないとかなり難しく、問題を見た瞬間にすぐ手が動く状態でないと共通テストで点数を取ることは本当に難しいです。
定期テストで良い点を取れる程度では太刀打ちできません。
高一高二生にとっては共通テストの実際の問題に触れることはほとんどないと思います。
共通テストは基礎だから簡単と思っている人ももしかしたらいるかもしれませんが、決してそれらだけでは太刀打ちできるような代物ではありません。
共通テスト難化
特に高校2年生の代の共通テストは難しくなると言われています。
2025年度入試から共通テスト数学2Bは試験時間が70分になり制限時間が増えます。
ということは単純に問題数が増えるということであり、その分はやくとくことが重要で難易度が上がります。
また国語も試験時間が増えたり、情報が試験科目として追加されるなどの変更点があるため、注意が必要です。
なので同日模試を受ける際には、自分たちはこれのレベルが一つ上がると言った気概で受験に臨んでほしいと思います。
と、なった場合にやばいと思う受験生が増えて、もっと勉強を頑張らないとと思ってくれる受験生が増えると良いです。
これらが共通テストを解く一番の意義だと考えています。
学習をどう行っていくか
実際高二であれば共通テストで行う科目はある程度行っていると思います。
文系なら日本史をやっていたり、数2Bを進めていると思いますが、定期テストの勉強だけを行なっていても見たことのある知識や単元は出てきますがそれを応用して解くところまで進まないと考えられます。
また英語長文では、ゆっくり読むとそこまで難しくないと感じる人も多いと思いますが、あの量を現時点でこなすことのできる高校2年生は英語がとても得意な人でないと終わらせることすらできないと思います。
精読はもちろんのこと、一般的な英文読解とのスピードの違いや鍛える箇所も異なるため、進研模試で英語の偏差値が70あったとしても、大問5から6までいかないと思います。
もちろん最終的な過去問との調整などを行えば解くことのできるものにはなりますが今、高校二年生の段階で重要なのは現実と状況を知ることにあります。
シンプルな危機感にもつながりますし、勉強の方針を決めて1年間何を行うかを明確にしていきましょう。
共通テストの中身を知らない高校2年生はいっぱいいると思いますが、問題を見るだけで流してしまっている人と問題を見て解いてどのようにするかを決めた人であれば差が出るのは明白です。
リアルに問題を感じていきましょう。
時間を測って本気で解いてみてそれらの結果何点取れたかが大事になってきます。
ほとんどの人が点数が取れないとは思いますが現状は全くそれで問題ありません
自分の目指している大学に必要な点数を調べてみてください。
そうなると英語リーディングだけでももっとあげなければならないと言った箇所が見えてくるかもしれません。
一年後に取らなければならない実際の点数など志望校との距離を感じていきましょう。
そしてその距離を感じて諦めるのではなく、受験生としてのスイッチを入れ、切り替えていきましょう。
のんびりしてたら自動的に成績が上がるなんてことはありません。
どこかで覚悟を決めて、本気で今までの生活や勉強法、気持ちやマインドをかえ、点数をとりに行くと決めるところから大学受験は始まります。
高三生になってからの勉強だとスタートダッシュに差が出てしまうため今から行うことをお勧めします!
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
これらのまとめに気を付けて日受験生は頑張っていきましょう!
- 共通テスト対策の一環としての重要性: 同日模試は共通テスト対策の一環として重要です。先輩たちが本番の共通テストに向けて同じ問題を解くことで、実践的な経験を積むことができ、共通テストに向けた準備が進むでしょう。
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生の問題に対処する経験: 同日模試を受験することで、通常の学校の授業や定期テストとは異なる難易度の生の共通テストの問題に触れることができます。これにより、実際の試験に対処する経験を積み、自身の実力を客観的に把握することができます。
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早めの対策と計画性の重要性: 共通テストの難易度や特徴を早い段階で理解し、同日模試を通して現実を知ることは、将来の対策において計画的なアプローチを可能にします。早い段階から危機感を持ち、計画的な対策を進めることが重要です。
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共通テストの問題は基礎力の確認にもなる: 共通テストは基礎力を問われるものであり、同日模試を通じて基本的な力が足りているかどうかを確認することができます。これにより、自分の課題を見つけ、それに対する対策を進めることができます。
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将来の進路を考えるきっかけ: 同日模試は将来の進路を考えるきっかけとなります。共通テストの問題に触れることで、自分の進学先や進路に対する具体的な目標を見つけ、それに向けた努力を始める契機となります。