直前期にモチベが下がってしまった受験生へ【淵野辺・塾・個別指導】

受験生の皆さん、こんにちは。武田塾淵野辺校講師の早坂と申します。

今回の記事では、直前期にモチベーションが下がってしまった受験生に向けてアドバイスを送る内容となっております。

・志望校に間に合わないかもしれないという不安

・これまでにフルスロットルで駆け抜けてきたので、ここにきてバテてしまった

などの理由から、この直前期に勉強意欲が停滞してしまうことは起こり得ます。

早急に対策するために、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

モチベーションの低下に陥った受験生へのアドバイス

大学受験直前期において、モチベーションの低下は誰にでも起こりえるものです。しかし、その低下を乗り越え、再び前向きな気持ちで受験勉強に臨むためのステップがあります。

1. 目標の再確認と再設定

目標を振り返り、それがなぜ大切なのかを再確認しましょう。志望校への合格だけでなく、それがもたらす将来の可能性も考えます。

具体例: 達成感を感じるために、具体的な合格後のイメージを描いてみましょう。例えば、自分の志望する将来のキャリアについて詳細に考え、それを目指していることを再確認しましょう。この目標がなぜ大切なのかを理解することが、モチベーションの源になります。

2. 達成感を得られる小さな目標の設定

大きな目標に向かう道のりは長く感じられます。その道のりを小さなステップに分け、日々の勉強や成果によって得られる達成感を感じるようにしましょう。

具体例: 小さな目標として、1日に集中して取り組む時間を決め、その時間内に達成したい課題をリストアップします。例えば、1日に三回の合格したい範囲の模擬テストを設定し、それぞれに向けて頑張ります。これによって、一つひとつの小さな成功が積み重なり、モチベーションを維持できます。

3. 適度な休息とリフレッシュ

長時間の勉強やストレスはモチベーションを低下させる要因となります。適度な休息とリフレッシュが必要です。

具体例: 週末や休憩時間に友達とアウトドア活動をする、あるいは好きな音楽を聴きながら散歩するなど、心身をリラックスさせる活動を定期的に取り入れます。これによって、疲れを感じにくくし、勉強への集中力を高めます。息詰まったら友達と外に出ることはおすすめです。

4. 成功体験の振り返り

過去の自分の成功体験を振り返り、それを思い出すことで自信を取り戻しましょう。

具体例: 過去の成功体験を振り返り、それに関するポジティブな感情を呼び起こします。例えば、模擬試験で難問をクリアした経験や、難易度の高い科目での高得点、模試の判定などです。これによって、自分にできることを再確認し、モチベーションを向上させます。

5. ポジティブな環境の構築

ポジティブな環境はモチベーションを高めます。周りの人々や学習環境を見直し、ポジティブな要素を取り入れましょう。

具体例: 勉強環境を整え、好きなポジティブな引用や成功者の言葉を掲示します。また、受験仲間と励まし合うLINEグループを作成し、日々の進捗や困りごとを共有することで、ポジティブな雰囲気を維持します。

6. 未来へのビジョンを描く

大学受験は一つのステップに過ぎません。未来の自分をイメージし、それに向けて進んでいるというビジョンを描くことで、モチベーションが湧きやすくなります。

具体例: 大学生活での理想のシーンや、将来の夢をイメージしましょう。例えば、研究室での自分の姿や、就職先で活躍する様子など。これによって、受験を乗り越えた先のビジョンが明確になり、モチベーションが保たれます。

7. 周囲とのコミュニケーション

受験生仲間や友人との交流は励まし合いの場となります。共通の目標を共有し、モチベーションを刺激し合いましょう。

具体例: 定期的に受験仲間や友人と集まり、互いの進捗や悩みを共有します。例えば、難しい問題に取り組んでいるときの工夫や解法、お互いの弱点をフォローし合うことで、切磋琢磨の気持ちを呼び覚ますことができます。

これらの具体例を活用することで、モチベーションが低下してしまった受験生も再び前向きな気持ちで受験勉強に取り組むことができるでしょう。挫折や低迷期は誰にでもありますが、そこから立ち上がる力こそが、真の成長に繋がります。頑張ってください。

モチベーションが低下し続けてしまった場合から生じる不都合とは

もしもモチベーションが続けて低下してしまった場合、様々な不都合が生じる可能性があります。以下に、その具体例を挙げてみます。

勉強効率の低下
- 具体例: 勉強に対する興味や情熱がなくなり、同じ時間をかけても効果が薄れます。理解が進まず、効率的な学習が難しくなります。
精神的・身体的健康の悪化
- 具体例: モチベーションの低下がストレスや不安を引き起こし、それが身体的な不調や精神的な不安定さを生む可能性があります。これが続くと、疲労や睡眠障害などが生じる可能性があります。
目標達成への道のりの延長
- 具体例: モチベーションが低下すると、勉強や試験に向けた努力が不足し、結果的に目標の達成が遠のく可能性があります。これは将来のキャリアや進学にも影響を及ぼすことが考えられます。
人間関係の悪化
- 具体例: モチベーションの低下が原因で、周囲との関係が悪化する可能性があります。友人や家族とのコミュニケーションが希薄になり、孤立感を抱えることがあります。
自己評価の低下
- 具体例: モチベーションの低下により、自分に対する自己評価が低くなることがあります。これが続くと、自分への自信を喪失し、ネガティブな思考が強まる可能性があります。
将来の機会損失
- 具体例: 大学受験は将来の基盤を築く重要な過程です。モチベーションの低下が原因で目標を達成できない場合、将来の進学やキャリアの機会損失が生じる可能性があります。