挫折感に苛まれる受験生へ【淵野辺・塾・個別指導】

受験生の皆さん、こんにちは。武田塾淵野辺校講師の早坂と申します。

受験生活は試練の連続で、特に受験直前期には多くの課題やプレッシャーが待ち受けています。第一志望の大学への道のりが険しいと感じ、挫折感が襲ってくることも珍しいことではないでしょう。

今回の記事では挫折感と向き合い、最終的に合格するための方法について僭越ながらまとめさせていただきます。

1. 挫折を受け入れる

受験勉強は挫折と向き合うことの連続です。模擬試験や過去の実績が思うようにいかないことは珍しくありません。しかし、挫折は成長の機会でもあります。過去の失敗や誤りから学び、次に進むための貴重な経験と考えましょう。

具体例: 過去の模擬試験で思うような点数を取れなかったとしましょう。その時は失敗感が込み上げてきますが、その挫折からどの部分を改善すべきかを学び、次の模擬試験で成績を向上させるチャンスです。

2. 小さな成功を追求する

大学受験は一つの大きな目標で構成されていますが、それを達成するためには小さなステップを積み重ねる必要があります。目標を細分化し、日々の成功体験を積むことが大切です。小さな成功は自信をつけ、モチベーションを維持するのに役立ちます。

具体例: 数学の特定の分野に苦手意識がある場合、その分野を克服するために毎日少しずつ取り組みましょう。そのトピックに関する問題を解く練習を毎日実施し、少しずつ理解を深めることで、小さな成功を積み重ねることができます。毎日触れるのが望ましいと考えられます。

3. サポートを求める

挫折感が高まる時、一人で立ち向かう必要はありません。友人や家族に支えを求めましょう。感情や不安を共有することは、心の負担を軽減し、受験生活を乗り越える力を与えてくれます。

具体例: 友人や家族に、挫折感や不安についてオープンに話しましょう。みんなはあなたの応援団であり、共感とアドバイスを提供してくれるでしょう。

4. 目標の再評価

第一志望の大学に向かって努力することは素晴らしい目標ですが、時には目標の再評価が必要です。自分の実力と目標の達成可能性を客観的に見つめ、必要に応じて他の大学や進路を検討しましょう。人生において、目標は変化することが自然です。

具体例: 第一志望の大学に合格することは素晴らしい目標ですが、合格が難しい場合、他の選択肢も考えましょう。他の大学や進路についてリサーチし、新たな目標を設定しましょう。

5. メンタルヘルスのケア

受験生活は精神的なストレスを伴います。メンタルヘルスのケアは非常に重要です。運動、瞑想、趣味、充分な睡眠など、ストレスを和らげる方法を見つけましょう。

具体例: 週に数回のウォーキングやヨガセッションをスケジュールに組み込み、ストレスを軽減しましょう。また、趣味に時間を割いてリラックスし、試験勉強以外の楽しみも持つことが大切です。とにかくストレス発散をする時間を1日のうちに確保するように意識しましょう。

6. プランBの用意

第一志望の大学に向かう努力を続けることは大切ですが、不測の事態に備えてプランBを用意することも検討しましょう。他の大学や進路について計画を練り、安心感を持つことができます。

具体例: プランBとして、第一志望以外の大学の出願手続きを進めましょう。これにより、不安感を軽減し、将来への道を明確にすることができます。これは妥協ではありません。プランBがあるからこそ、本命に対して後腐れなく挑むことができるかもしれない、ということです。もちろん、背水の陣として国公立の前期一本だけに絞ることで実力を発揮できるタイプもいますので、過去の自分を振り返って自分がどちらのタイプであるのかを検討すべきでしょう。

7. 自己啓発と前向きな情報

前向きな情報や自己啓発の書籍、YouTubeの動画などを活用して、自己暗示に努めましょう。成功者のストーリーやアドバイスを聞くことは、モチベーションを高めるのに役立ちます。

具体例: 自己啓発書籍やYouTubeを閲覧しましょう。成功者の経験に学び、自身に前向きな影響を与えることができます。自己暗示し続けることで精神が保てている、という人は実際います。使えるものは何でも使うという気概でいることを強くお勧めします。

8. タイムマネジメントと計画

最終的な試験期間は効果的なタイムマネジメントが不可欠です。試験勉強のスケジュールを立て、計画的に進めましょう。

具体例: スタディスケジュールを作成し、時間を適切に配分しましょう。具体的な予定をたて、時間を無駄にしないように工夫しましょう。本試験会場で、時間制限の中、初見の問題に対して他の受験生よりも高い点数を取ることをイメージしましょう。当日を想定したルーティンの確立や、問題を解く手順を自分なりに作り上げて練習し続けたりしましょう。受験生の皆さんはこれまでに赤本を解けるだけの知識を参考書を通じてインプットやアウトプットを繰り返してきたと思われます。しかし直前期は勉強、というよりも、これまでに頭に叩き込んできた知識全てを無意識に使いこなせるようにするための練習の期間として捉えるのがいいかもしれません。大会に向けたスポーツの練習という感覚でしょう。