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早稲田大学の複雑な入試方式と対策【淵野辺・塾・個別指導】

麻布大学獣医学部獣医学科、武田塾淵野辺校講師の江本です!

今は、高校生のみなさんは夏休みが終わり、それぞれ夏休みは全然勉強できなかったー、たくさん勉強できたぞ!と感じると思います!

しかし、夏休みは夏休みです!

夏休み、全然勉強できなかった人は夏休み以上に勉強し、勉強できた人も夏休み以上に勉強してください!

最後のラストスパートにかかってきてます!

ここが正念場です!

頑張りましょう!

さて今回は、そんな君に問いたい!君は志望校に受かりそうな勉強をしていますか?

落ちそうな勉強をしていませんか?

そこで今回は、早稲田大学の入試対策とその傾向の話をしたいと思います。

皆さん、憧れの早稲田大学はどのような入試傾向でどのような人を求めているのか、詳しく説明していきたいと思います!!

takeda,tatuya

早稲田大学の入試 

早稲田大学まず、早稲田大学は、「建学の教旨」において、「学問の独立を全うし、学問の活用を効し、模範国民を造就するを以て建学の本旨と為す」と宣言します。学問の独立というのは、権力や時勢に左右されずに、研究や学問を行うことです。そして、学問の活用というのは、学問を現実世界で生かしていくこと、模範国民の造就というのは、豊かな人間性をもった地球市民の育成を意味します。早稲田大学はこのように、権力や時勢に左右されず、学問を現実世界へ生かしていくことができる、豊かな人間性をもった地球市民を求めています。

入試の特徴としては、早稲田大学の入試の特徴は、まず問題の難易度が高いことに加え、時間制限が厳しいことだといわれており、短い時間のなかで難しい問題を解いていかなければなりませんので、早稲田入試に合格するには、高い解答力が必要とされるでしょう。

科目別の特徴

科目別の特徴としては、まず、早稲田の英語は、試験時間に対して問題の出題数が多いのが特徴です。しかも、問題の内容は極めて高度で、単語や熟語は大学受験レベルをはるかに超えるものが使われることがあり、英文の高度な読解力を身につけていないと、すべての問題に解答することすら難しいこともあります。例えば、早稲田大学政治経済学部の2018年度の一般入試における英語は大問5つで構成されています。マークシート式と記述式の併用ですが、記述式は最後の自由英作文のみです。大問1は長文問題(約900語)、大問2は長文問題(約1000語)、大問3は長文問題(約800語)、大問4は会話文問題、大問5は自由英作文です。早稲田の政治経済学部の英語は問題のレベル自体は標準的だと言えます。しかし90分で長文3題と自由英作文を解かないといけないので、かなりの速読力や読解力が求められます。設問において語句整序、文整序が頻出なので、整序問題には日頃から力を入れておくと良いでしょう。自由英作文は初見で対応できるほど甘くはないですし、なかなか難解なテーマが出ることもあるので、しっかり対策しておきたいです。ちなみに設問も全て英語表記ですので、必ず過去問で設問パターンに慣れておきましょう。

また、文系の早稲田入試において、国語はきわめて重要な科目です。難易度が大学受験のトップレベルであり、長文問題の長さが特徴的で、出題内容に早稲田独特のクセがあるため、正解することがさらに難しくなっています。学部によっては文章の抽象度が非常に高く、問題の内容を理解することすら難しいことがあるといわれています。例えば、早稲田大学政治経済学部の2018年度の一般入試における国語は大問3つで構成されています。マークシート式と記述式の併用で、大問1は現代文、大問2は現代文、大問3は古文と漢文です。早稲田の政治経済学部の国語は現代文2題に加えて古文漢文の融合問題を解かないといけないので、90分でも時間的にタイトです。現代文においては空欄補充型の設問が頻出なので、そういったタイプの問題の経験を積んでおくと良いでしょう。古文は語彙、文法、読解、文学史とバランスよく出題されています。

早稲田の地歴公民は、並大抵の知識量では太刀打ちできない難問が出題されていました。しかし、近年では、必要とされる知識量自体は標準的なものとなり、より思考力を問う問題が出題されるようになっています。ただし、標準的な知識量というのは、早稲田の場合、合格するために必要な知識は、学校の教科書だけでは習得することができない程度には高度です。例えば、早稲田大学政治経済学部の2018年度の一般入試における日本史は大問5つで構成されています。記述式とマークシート式の併用で、設問数は49問です。また、地歴または数学から1科目を選択する形なので、地歴が苦手な人は数学を選ぶことも可能です。

早稲田の文系数学は、受験レベルとして標準の問題が出題されるといわれています。ただし、政治経済学部と商学部では、高難易度の問題が出題されることもあります。計算量が多く、数Ⅱ・数Bの出題が多く出題される傾向です。早稲田の理系数学は、文系数学と比べると高難易度の問題が出題されます。理工学部の試験では、数Ⅲからの出題が多いため、基本的な証明の知識など漏れのない準備が必要でしょう。例えば、早稲田大学政治経済学部の2018年度の一般入試における数学は大問5つで構成されています。記述式で、出題範囲は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)です。地歴または数学から1科目を選択する形なので、数学が苦手な人は地歴を選ぶことも可能です。早稲田の政治経済学部の数学は標準レベルの問題が中心ではあるのですが、60分しか時間がないのでかなりの処理能力が求められます。設問は答えのみを記入するタイプがほとんどですが、完全記述式の設問も少し混じっています。

 早稲田の理科は、教育学部については、難易度は標準です。その分、高得点を取らなければ合格は難しくなるでしょう。理工学部の理科は、高難易度で思考力を試す問題も出題されます。高難易度の問題もある程度は得点できないと、合格は難しいでしょう。例えば、早稲田大学教育学部の2018年度の一般入試における化学は大問4つで構成されています。記述式で、早稲田大学教育学部の化学は、化学反応式を書く問題が毎年頻出です。また、年度によっては論述問題が大量に出る年もあるので、論述への意識も持っておきたいです。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます!

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