受験生の皆さん、勉強お疲れ様です!
日本大学法学部法律学科、武田塾淵野辺校講師の川上です!
10月に入って周りの環境も受験モードになった中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
また、1.2年生は勉強を行なっているでしょうか?
特にこの時期はまだ定期テストだけ勉強していると言う人が多いと思いますが、受験に果たしてそれで間に合うでしょうか?
受験にフライングはありません!ぜひ今から行ってみてください!
そしてやはり、受験の肝となるのは英語です。
英語ができないと受験は厳しい戦いになってしまう為、一番早く多くの演習を行う必要があります。
特に初めの基礎がなによりも重要であり、そこをおろそかにしてしまうと、レベルが上がったタイミングで何もできなくなってしまう場合があります。
今回の記事では一番初めに行って欲しい参考書を紹介するので、ぜひ受験勉強を始めたいが何から手をつけたらいいかわからないと言う人には絶対にやって欲しいです!!
入門英文法の核心
英語の有名講師、関正生先生からでた基礎参考書ですがこちらは噂によると関先生が大岩の一番初めの英文法という武田塾でも初学者に一押ししている、東進の参考書があるのですがそこを崩しにきたと言われているくらい手の込んだ参考書になっています。
なので今回はこの入門英文法の核心と大岩の一番初めの英文法を比較してご紹介していきたいと思います!本の中身この本の基礎的な構成は確かに大岩と似ています。
単元ごとに進んでいき、関先生の解説が最初に入り、その後問題に取り組むといった流れになっています。
特に参考書の内容の順番が特徴的であり、多くの文法参考書で一番初めに行うものは時制になりますが、関先生の参考書では一番初めにa theなどの品詞から始まり、続いて文型など関先生が重要視しているものから一般的な単元に入るといったものになっています。
そして入門と書いてはありますが、各単元の内容が濃いというところもこの参考書の特徴であり、大岩の英文法以上の内容がこの入門英文法の核心には入っています。
また、それらは英文法が得意な人向けになるので、基礎ができていない人には難しい内容になってしまいます。
特に文法はダメだけど長文なら読めるという人におすすめで、中学校までの英文法はある種機械的な理解をすればなんとかなるケースが多いですが、高校の英文法は情報量が増える為覚えるだけではやりにくくなってしまうことが多いので、理解を第一に行わなくてはなりません。
英文法の本質をしっかりと学ぶことで、情報量が増えてきても対策できるようになるので、丸暗記する必要性がなくなります。
この参考書を紹介する際に必要になるのは、関先生の英語の特徴をお伝えしなければなりません。
関先生の英語のスタイルは、今までの学校で教えられている暗記中心の英語を破壊したいというものです。
このように考えれば英文法って理解しやすくてシンプルだよねというのがそもそもの教え方なので、この本を読むと疑問に思う点があると思いますが、英語の先生などと少し教え方が異なったりすることもあるので、関先生の考え方にハマる人もいればなかなか受け入れることがしにくい人もいます。
私なりに考えているのが、ネクステージやビンテージなどは経験上細分化されすぎていてしまい、知識がバラバラに並んでいるので初めて学ぶといった意味ではあまり向いていない傾向にあります。
いきなり幅の広い文法に手をつけるのではなく、まず核心で文法の中心的概念を押さえてから幅広く手を出していきましょう。
問題集ではなく講義の本なので、関先生流の英文法を体系的に一から学ぶことができるのも本書の特徴の一つです。
また、文法は基本的に英文法ポラリス1を使っていきましょう。
そこもの相性も非常に良いのがこの参考書の特徴です。
大岩との違い
まず、武田塾のルートでは大岩の一番初めの英文法を行ってから英文法ポラリス1に行くので2人の先生の説明がやや異なる部分があります。
大岩はどちらかというと高校の先生と近いようなオーソドックスな説明となります。
現在の高校英語の従来の説明を大岩先生がしてくれるといったところをポラリスに入っただんかいで大岩先生が言っていることは関先生流に考えるとこのようになるのかというような、良くも悪くも説明が少し異なる部分がある為、それらの違和感がないままスムーズに行けるのは核心の良いところだと考えられます
。
ただ今回のテーマは大岩の代わりに核心はなるのかという点です。
それらも踏まえていうとやはり初学者に優しいのは大岩の一番初めの英文法であるといえます。
大岩の参考書は語り口調を噛み砕いて講義をそのまま載せると言ったタイプですが、関先生は文章の書き方が硬めとなっています。
また、核心はなんと言っても情報量が多い為対象としている生徒が異なっている印象にあります。
入門英文法の核心は高校偏差値65以上の国語力が根底にある進学校の生徒向けだと言えるでしょう。
大岩の英文法は中学英語が固まっているのなら万人受けするような参考書になっているのですぐ馴染めるような参考書となっています。
大岩は下の人たちを救うような英語を教えると言ったもので、核心は上のレベルをさらに上へといった感覚だと考えています。
大岩は最悪中学英語が少し怪しいレベルでもできてしまいますが、関先生の方はいわゆる中学式の教え方で教わると違和感があると言った方が行あとよいなどの違いがあるので初学にはあまり向かないかなという印象があります。
なので、理解度を深めたい人は核心がおすすめです。なので大岩との核心で迷っている場合は無難なのは大岩で挫折率も低いが関先生やコアな英語が好きという人には核心の方がお勧めできるかなと考えています。大岩は対象の範囲層が広いので、英語の勉強が少しでも苦手だと感じる方にはすごくおすすめです。
自分のレベルに合った参考書を選んでみてください!
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
諸学は本当に何を使えばよいか右も左もわからない状態だと思いますが、しっかりと段階を踏むことが重要なのでタイミングや適切なものをしっかりと選んで頑張っていきましょう!