受験生の皆さん、お疲れ様です!
中央大学国際経営学部国際経営学科、武田塾淵野辺校講師の手島です。
もう早いところ10月の終盤に差し掛かってきています。
この時期になると、もう出願スケジュールを組み始める時期になってきます。
どこの大学を受けようか。
どこの大学を滑り止めにしようか。
大学も食事と一緒で相性の良し悪しの組み合わせが存在します。
今回は、受験校選びの時に注意してほしい、組み合わせの相性の悪い大学について説明していきたいと思います!
慶應大学と早稲田大学
この二つは相性が悪いです!
よく、トップの受験生たちが、早慶総取りだ!
と果敢に攻めることがあるのですが、ことごとく失敗しているパターンが多いです。
成功するのは本当にごく一部です。
本当に余裕のあるトップの受験生でなければ、基本的にやめておいた方がいいです。
両方とも受けるのは別にいいのですが、自分がどちらをもメインでやるのかを決めた方がいいです!
というのも、この二つの大学の最大の違いは、国語か小論文かというところがあります。
慶應だと基本的にどの大学部でも小論文が課されるのですが、早稲田では小論文の代わりに難易度の高い国語が出題されます。
早稲田の国語は本当に難しいです!
なので本当に対策しないと早稲田の国語は、あの曖昧な選択肢を切ることができません!
慶應も早稲田も両方難しいので、安易に両方に手を出さない方がいいです。
また、英語も種類の違った難しさもあるのと、第二志望以下の大学もしっかりと対策していった方がいいので、やはり基本的に片方に絞るのがベストだと思います!
上智大学と早慶
これも非常に相性が悪いです!
昔では早慶上智という言葉があったほど、早慶の少ししたが上智だという認識を持っている人が多いので、早慶を第一志望にしている人が上智を滑り止めにして受けようと考える人がいます。
しかし、上智の入試は本当に曲者すぎるのです!
上智には共通テスト併用型と、TEAPという英語4技能を測る資格の併用型があります。
また、大学独自問題もとても難易度が高いです!
受けるのは自由ですが、早慶はもちろんですが、ここに上智が入ってくるとより対策が分散してしまい、招集がつかなくなってしまいます。
滑り止めとして受けやすいようにされていなく、対策に独自性があるので専念して対策をしないと難しいのです!
立教大学と他MARCH
特に立教大学は曲者として有名です。
これは何かというと、まず立教には英語の独自試験が存在しないのです!
その代わりにどうするかというと、英検等の資格かまたは共通テスト英語のスコアが代わりに必要になってくるのです。
この中でも、英検を利用する人大多数なので、きちんと英検準一級を取っておくなど早い段階からの対策が必要になってきます。
また、それぞれの学部ごとに何点以上が必要という基準が設定されているのでそレを超えるために、英語4技能の勉強が必要不可欠になってきます。
明治、中央、法政などのThe私立文系な入試問題とは違うので、立教を受けるなら対策がしずらいという難点があるのです!
次に青山学院大学の個別学部日程についてです。
青山学院大学個別学部日程と他MARCH
青山学院大学の個別学部日程にも注意が必要です!
青山学院大学の個別学部日程は、大体が共テ併用型となっています。
学部によって必要とされる共通テストの科目数が違うので各自調べてほしいのですが、大体が国語、英語、選択科目の三つ+大学独自問題となっています。
共通テストと大学独自問題の両方の点数で合否が決まる形式なのです。
元々、私立文系型の明治、中央、法政を受ける人とたちは共通テストを受ける対策をしている余裕はない人がほとんどだと思います。
そんな人たちにとって、青山の個別学部日程はプチ国公立のようなものです。
明治、法政、中央のようなThe私立文系型とは相容れない入試方式なので組み合わせは悪いです。
共通テストの対策が必須になるのがとても時間がかかるので、余裕のある人は全然受ける価値はあると思いますが、あまり余裕のない人は受けるのは避けた方が無難でしょう。
また、今回は個別日程方式について話しましたが、逆に青山学院の全学部日程の入試問題はとてもオーソドックスなのでお勧めです。
科目は、英語、国語、選択科目のthe私立文系型なので、明治、法政、中央や早慶を第一志望にしている受験生にはぜひ受けてほしいです。
しかし、青山の全学部は、英語で8割をとっても全然落ちるほど高得点勝負になるので注意が必要です。
旧帝国大学と早慶
国立と私立のそれぞれ両方トップの大学ですが、これも相性が悪いです。
東京大学まで行けば早慶を滑り止めにするのは全然できない話ではないですが、特に、慶應の経済や商学部、早稲田の早稲田の政治経済学部などは相性がいいのですが、それはあくまでも数少ない例外に過ぎません。
京都大学と早慶は相性が悪いですし、北海道大学や九州大学、大阪大学名古屋大学東北大学志望者が早慶を死亡するのはほとんど無理だと思っていいです。
国公立の対策では求められないことが早慶を合格するためには求められるので、追加で対策を進める必要があるのです。
その分の時間をうまく作ることができるのかと考えたら、おそらく多くの受験生が無理だと思います。
旧帝大ではないですが、例えば横浜国立大学や千葉大学、筑波大学筑波大学などの関東圏で人気の国公立大学でもこれは当てはまることです。
両方の対策をしようとすると、どちらも中途半端になってしまい結果両方落ちてしまうなんてことが起きたりします。
なので、最初っから早慶は受けないで国公立の対策に専念した方がいいです。
まとめ
今回は、志望校と併願校の相性について説明しました。
現在は入試の多様化の時代なので英語国語選択科目だけで受けられる大学ばかりではないのです。
自身の第一志望校と併願校の相性を考え、出願校選びを失敗しないようにしましょう!
今回の記事はこちらの動画を参考にしているので、興味のある人はぜひご覧ください。
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