受験生の皆さん、勉強お疲れ様です!
中央大学国際経営学部国際経営学科、武田塾淵野辺校講師の手島です。
突然ですが、皆さんは東洋大学を知っていますでしょうか。
おそらく受験生の多くがその名前を耳にしたことがあります。
東洋大学とは、関東に位置する大学群、日東駒専の東にあたる大学のことです。
しかし、最近ではかなり人気が高まってきており、そのことから受験生のレベルが上がってきています。
また、その難易度は日東駒専の中では一番高いとも言われています。
一部ではTMARCHという大学群で括られるくらいです。
そこで今回は、東洋大学とはどんな感じなのか、どれくらい力をつければ合格できるのかの現実を今回は解説していきます。
これから日東駒専にいきたい人や、東洋大学に行きたい人はもちろん、滑り止めで東洋大学を受けたいっとなった人たちにとって役に立つと思います!
東洋大学のいいところ
駅伝でも有名な東洋大学ですが、立地がとてもいいのも人気の一つの理由です。
白山キャンパスは東京の真ん中、水道橋の近くに位置しており、またキャンパスもとても綺麗なので憧れる人が多いです。
東洋大学の特色としては、昔は哲学に力を入れており哲学科の東大とも言われた時期があるらしいですが、今はどちらかというとグローバル・国際系に力を入れています。
国際学部、国際地域学部、国際観光学部など、国際関連の学部が充実しており、またアジア系の大学とも連携が強いのが魅力の一つです。
また、経済学部では一年時からゼミがあり、生徒同士や教授との仲が深まりやすいのも特徴の一つです。
白山キャンパス以外にも、川越キャンパスや赤羽台キャンパスなどの僻地キャンパスもあります。
文部科学省から指定されている、グローバル大学草生支援に採択されており、国が認めるこれからくる大学としても注目を集めています。
また、学食が美味しいことでも有名です。
大学の学食ランキングでは一位になった事もあり、本格的なインドカレーから洋食、韓国料理など多岐にわたるお店があるのがとてもいいです。
外部からでも食べにいくことができるので、興味のある人はぜひ一度食べに行ってみてはいかがでしょう!
東洋大学のレベルを知る
一番のおすすめの方法は、過去問を見ることです。
しかし、それでは普通すぎるので今回は少し変わった切り口で見て行こうと思います。
それは、東洋大学に合格した人の出身高校を知ることです。
年によって変動があるので一参考程度でみてみるといいですが、偏差値70台の高校や、60台の高校から多く進学していることがわかります。
受験生の想像以上にレベルの高い高校から東洋大学に受験する人が増えているということです。
実際に同じ受験会場で受験し、限りある合格者枠をこういった人がとっているという現実を知って欲しいです。
東洋を受けるということは、当然MARCHの滑り止めにもなるのでMARCHの受験生とも戦うことになり、さらにその上の早慶の受験者も滑り止めで東洋を受けるので戦わないといけません。
また、受験生によくあることが、日東駒専は簡単と錯覚してしまうことです。
自分の実情とはまたったく関係なしにそう思って意しまう危険性をもっと知ってほいしいです。
日東駒専の合格一つ取るのも簡単ではありません。
実際に受験本番で自分の力を出しきらないとならないので、緊張する場面で過去問を解く対策を行って実力を養わないと日東駒専の合格は難しいです。
また、合格最低点より1〜2割ほど高く取れる実力があって初めて、安心しても大丈夫になります。
受かるために
東洋大学に受かるためには、基礎を徹底的に固めることが大切です。
東洋大学の入試問題は教科書レベルの基礎知識を問う問題がほとんどです。つまり、他の受験者も高い正解率を獲得してくるということ。
1つのミスが合否を分けることにもなりかねないので、丁寧に教科書を読み込んで基礎をしっかり固めておきましょう。
また、英語に関しては、長文問題が2題出されます。
基礎を固めた後は読解力をつけることに力を入れてください。
東洋大学では、大学入学共通テスト利用入試(前期日程)・一般入試(前期日程)にて、英語の外部試験利用制度が導入されています。
東洋大学の指定の外部試験において一定以上のスコアであれば、英語の試験が免除される制度です。
英語の試験対策を行わなくて良いので、上手に活用すれば大きなメリットになるでしょう。
例えば、英検2級は得点が80%にされるので、受験本番に英語の出来が悪くても必ず80%は保証されるようになります。
東洋大学の英語がうまく解けなかったり、苦手だと思う人は英検などの資格を取るのも一つの手です。
また、過去問を何回も解き、徹底的に対策するのも一つの手です。
東洋大学が第一志望の場合、一番の問題は受験の上位層と戦わなければならないことです。
上でも記した通り、MARCHや早慶、国公立志望がライバルとなるので、その人達と戦うには東洋大学の傾向に慣れることでアドバンテージを得なければなりません。
最後に、穴場学部を狙うのも一つの手です。
どうしても東洋大学に行きたい!と思う人は、東洋大学の受かりやすい学部、いわゆる穴場学部を受験するのも良いでしょう。
特に、本キャンパスの白山キャンパスではない僻地キャンパスは受かりやすい傾向があるので狙い目です。
まとめ
第一志望で東洋大学を目指すとしても厳しい戦いになり、滑り止めで東洋大学を抑えようとしている人でもそんな楽に滑り止めで取れる大学ではないということをわかって欲しいです。
また、この記事で改めて勉強を頑張らなければいけないという危機感が伝ったら嬉しいです。
受験では、なかなか思ったように自分が志望していた大学のレベルに受からずに、また滑り止めでも滑り度まらないことがあります。
東洋大学のレベルをしっかりと認識した上で、これからの受験戦略を立ててもらえたらいいと思います。
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興味のある人はぜひご覧ください。
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