受験生の皆様、勉強お疲れ様です!!
青山学院大学コミュニティ人間科学部コミュニティ人間科学科、武田塾淵野辺校講師の早坂です!
さて、突然ですが受験生の皆さんの勉強時間はいかほどでしょうか?
夏休みに入り、受験生の方々はいよいよ受験の天王山に突入するわけですが、この夏での勉強が大事であることは耳にタコができるほど各方面から聞いたことでしょう。
しかし、まだ勉強の習慣を作れていない受験生の方はいませんか?
正直なところ、非常にまずい状況です。
今回の記事ではそういった受験生に向けて、誰でも10時間勉強ができるようになる方法を伝授させていただきます!!!
最初に
キーワードは「習慣化」です!
皆さんは、何かを三日坊主で終わらせた経験はありませんか?例えば筋トレやダイエットなど、身に覚えがある人も多いはずです。
かくいうこの記事の執筆者自身もそのような経験ばかりです。
しかしこれは人間として仕方がないとも言えます。
開き直りではありません。
人はそういうものだ、と受け入れるところから始めるべきなのです。
受け止めた上で、ではそこからどうするのか?と考えることこそが重要です。
そもそも人のモチベーションは持続するものではありません。
モチベーションとはあくまで感情だからです。
継続力に関して、“モチベーション”という持続しないものに頼ることをやめましょう。
いずれやる気を失ってしまい、勉強を辞めることに繋がります。
モチベーションから行動原理の軸をずらしてあげることが必要です。
それこそが「習慣化」なのです!!!
習慣化することで、人はモチベーションという感情の波に左右されず物事に取り組むことができます。
もちろん、勉強においても例外ではありません。
1日10時間勉強を受験当日まで1日も欠かさずこなすことができる受験生になりませんか?
そのための鍵は、習慣化にこそあります!
小さい一歩から
勉強習慣を形成するためには、まずは低いハードルな勉強から取り掛かることが重要です。
例えば、これから一週間は毎日欠かさず1時間は勉強しよう!と決めます。
10時間に比べたら1時間の勉強に対するハードルは低いと言えますよね。
だからこそ、人は行動に移すことができます。
1日1時間勉強を一週間取り組めたら、今度は1週間、毎日2時間、3時間...といった具合で徐々にペースを上げていきます。
そのようにして1〜2ヶ月ほど経過すれば、誰であろうと嫌でも勉強が習慣化されるでしょう。
ポイントは毎日欠かさず続けることです。
勉強を始める時間を決めよう
休みを思い返してみてください。
朝、少し遅く起きてそこからスマホでYouTubeを見続け、気がついたら14:00になっていた経験はありませんか?
「今日はもう無理かもなぁ」と諦めてそこからダラダラとスマホをいじり続けたことはありませんか?
気がついたら夕方で、目が疲れたので数時間だけ仮眠する、という経験はありませんか?
この記事の執筆者自身も非常に共感できる事例です。
だからこそ伝えなければならないことがあります。それは、
勉強を始める時間を決める
ということです。
「明日土曜日だ!」「明日休日だ!」という場合、
「明日9時から勉強するぞ!」と決めてしまうべきです。
そうすれば、明日は9時から勉強を始めるからもう寝ないとな、といった具合で
時間設定した9時に合わせて行動を変えられるようになるからです。
そこに時間を決めることの最大の価値があります。
高校に毎日8時30分までに登校できるのは、時間設定があるからに他なりません。
朝8時30分まで、と決められていなかった場合、恐らく大半の高校生は朝のうちに登校することができません。
社会人も就業開始時間が決められていなければ仕事をすることすらできないものです。
おすすめは、開始時刻を日によって変えないことです。
そもそも、「今日は何時から勉強を始めようかな?」という状態の時点で
習慣化されていないといっても差し支えはないでしょう。
必ずしも毎日同じ時刻から勉強を開始すべき、ということではありません。
習慣を形成するためにはそういった“毎日繰り返す”ルーティンを確率すべき、ということなのです。
何も考えずとも毎日〇〇時から勉強を開始できています、という状態が理想です。
自分の生活において現実的に可能な範囲で勉強開始時間を決めて、基本それを続けていくことが求められます。
平日と土日が分かれる分には仕方がありません。しかし、
「土日は〇〇時から始める」と決めて、毎週毎週繰り返すことが習慣化する上で重要なことです。
今回のまとめ
毎日10時間勉強をするためには習慣化がキーワードです。
勉強を習慣化させるための方法として、今回は二つご紹介させていただきました。
一つ目は小さな一歩から、ということです。初めは毎日10時間ということは意識せずに、とりあえず低いハードルから毎日欠かさず取り組んでみることが重要です。
そのように過ごして数ヶ月が経過した時、人間は完全なる習慣化を獲得できることでしょう。
そして二つ目は勉強を始める時間を決めるということです。
習慣とは言わばルーティンのようなものです。
「無意識に毎日同じ時間帯に勉強を繰り返してしまっていた!」
こういった状態を作りだすことが目標です。
そのためには勉強を開始する時刻をなるべくブラさないことが求められます。
特に土日や休日の場合、なるべく予定を立てずに迎えることだけは避けましょう。(夏休み以降の話ですが)
勉強が習慣化された時、受験生にとって勉強とは自分の日常において違和感なく存在するワンシーンとなるでしょう。
これまでは勉強を始めることが鬱陶しいと感じていた受験生も、習慣化がされたとあらば、間違いなくストレスフリーになります。
このような状態になった時、毎日10時間勉強は、寝る前の歯磨きと同義になるのです。
このような理想の状態を目指して、受験生の皆さんは勉強の習慣化を念頭に日々過ごしましょう。
最後に
ここまでご覧いただきありがとうございます。
きっと勉強の継続が苦手な方が読んでいる記事だと思われますが、それも今日までの話です。
この記事を読み、時間を決めて小さなことから取り組みかかることを意識して、受験生の皆さんは勉強頑張ってください。
参考になれば幸いです!