受験生の皆さん、お疲れ様です！
青山学院大学コミュニティ人間科学部、武田塾淵野辺校講師の早坂と申します。
受験生の皆さんは体調管理ができていますか？
今回の記事では体調管理、とりわけ睡眠に関して書いていこうと思います。
受験勉強において、しっかりとした睡眠をとることは非常に重要です。体調管理をしっかり行い、万全の状態を維持しましょう。
私も受験生時代、体調管理を怠ってしまい、睡眠不足に陥ってしまった経験があります。その結果、集中力が低下し、特に模試では思うような成績を収めることができませんでした。ですので、睡眠は受験勉強において非常に重要なテーマだと感じています。
ここでは、武田塾チャンネルで紹介されている情報をもとに、睡眠について情報をお伝えします！
早起き
まず、朝の早起きが重要です。志望校との実力差に不安を抱き、夜なかなか眠れない人もいることは理解できますが、朝はしっかりと早起きし、昼夜逆転の生活に陥らないように心がけましょう。
模試や入試当日は午前から行われることが多いため、生活リズムが乱れていると朝起きることが苦痛になり、本来の力を発揮できません。朝はしっかりと起きて、生活リズムを整えることが大切です。
そしてこれは主に浪人生に向けてお伝えしたいことですが、浪人生活で成功する鍵は生活習慣を整えることだと思います。
朝早く起きることのメリットとして、朝早く起きて勉強することでスケジュールの確保ができることにあると思います。予備校に行ったり図書館に行く前に勉強を進めることで、夜に焦って勉強し始めて夜更かししてしまい、結果昼夜逆転してしまうということがなくなるかと思われます。
私自身浪人経験がありますが、夜更かしをするときは決まって今日の学習に満足感がない時です。そして取り戻そうと夜更かしをするのですが、メンタルが落ちている状態なのでそもそも集中できなかったりします。
同じような状況の受験生の方がもしおりましたら、朝起きることを意識してみてください。自分のペースで学習を進めることができるので、ストレスなく取り組めると思います。
適度な運動
運動は、睡眠の質を向上させるだけでなく、勉強にも良い影響を与えます。運動によって体力をつけるだけでなく、気分転換にもなります。
特に筋トレはオススメです。自宅で気軽に行えるだけでなく、前向きな気持ちにも繋がることが証明されています。
そして筋トレは筋肉の発達や体力向上だけでなく、身体全体の健康や代謝にも良い影響を与えます。
筋トレは体を強くするだけでなく、脳にも良い影響を与えます。適度な運動をすることで血流が良くなり、脳に酸素や栄養が行き渡ります。これにより、集中力や記憶力が向上し、受験勉強に活かすことができるのです。
具体的な筋トレの方法は自宅で簡単に行えるもので、腕立て伏せやスクワット、プランクなどの基本的なトレーニングを取り入れてみましょう。無理なく続けられることがポイントです。
毎日少しずつ行うことで、体力もつき、脳も活性化されるので、勉強に対するモチベーションも上がることでしょう。
大学受験勉強において、体力と集中力の向上は非常に重要です。日々の努力と休息をバランスよく取り入れながら、体と心を整えて受験に臨みましょう。
適度な運動は、勉強効率を高めてくれるので、毎日の習慣として取り入れることをおすすめします。
リラックス法
寝る前に照明を落としたり、リラックスできる音楽を聴くことなどが効果的です。
寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用をやめることも大切です。これらのデバイスから発せられるブルーライトは、睡眠の質を低下させる可能性があります。寝る直前には知識を詰め込むよりも、リラックスすることに重点を置きましょう。
また、個人に合ったリラックス法を見つけることも大切です。入浴や瞑想、深呼吸など、自分に合った方法を試してみてください。
カフェインとの付き合い方
受験生の中には、コーヒーやエナジードリンクを摂取している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これらに含まれるカフェインは夜の眠りに影響を与えます。特に16時以降の摂取は避けましょう。
というのも、カフェインは摂取後、体内に吸収されて刺激効果を発揮します。そのため、就寝前に摂取すると眠りにくさや眠りの質の低下を招く可能性があります。
また、カフェインの効果は個人差があります。一部の人はカフェインの刺激が長時間続き、寝つきが悪くなることがあります。そのため、自分の体質に合わせてカフェインの摂取量やタイミングを調整する必要があります。
カフェインは勉強の助けになる一方で、適切な摂取量とタイミングを守ることが大切です。自分の体調や睡眠の状態に合わせて、カフェインの活用方法を見つけましょう。
適切にカフェインを使いながら、健康的な睡眠習慣を身につけて受験勉強に励みましょう。
また、良き睡眠習慣に関して、寝る前のルーティンを作ることが重要です。
毎晩同じ時間に寝る習慣をつけると、体が自然に眠りに入りやすくなります。
また、寝る前にリラックスできるアクションを取り入れるといいかもしれません。読書やお風呂に入るなど、自分に合ったリラックス法を見つけて、睡眠の質を高めましょう。
最初に
以上が受験生の皆さんに実践していただきたい睡眠向上策です。
この記事を書いている私は受験生時代、睡眠を減らしてとにかく勉強するのがカッコいいと思っておりました。特に夏休みの時は毎日18時間勉強という目標を掲げて過ごしておりました。
しかし夏休みが終わっていざ自分の学習成果を確認してみると、あまり勉強は進んでいませんでした。
思い返せば常に睡眠不足でろくに集中できていないまま過度のストレスに耐えつつ机に向かっていることに自己満足していただけで、「大学受験で合格する」という観点においては非効率だったなと思います。
もちろん勉強法には人それぞれ適したものがありますが、私と同じように睡眠不足の状態ではあまり勉強に集中できないというタイプの受験生の方は、ぜひ今回の記事を読んで良き睡眠を獲得していただきたいと思います。
睡眠は学習効率に大きく影響するため、しっかりと睡眠をとり、体調管理を整えることが重要です。受験生の皆さん、応援しています！
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