こんにちは！
武田塾淵野辺講師、青山学院大学理工学部物理・数理学科の大貫です。
今回は共通テストで英語を受験する生徒に向けて
共通テストの英語を今から30点あげる方法について書いていきたいと思います！
共通テスト本番まで約1か月と迫った12月中旬
共通テストの過去問演習や予想問題集を解いて
具体的に共通テスト対策に時間を費やし始めた生徒も多くいると思います。
しかし共通テストは問題の量が多く
また問題の癖も一般的な私大の問題などと比べて強いので
なかなか点数が上がらずこのままじゃ本番までに目標点までいかない
そう焦っている生徒も少なくないはずです。
そこで今回は今からでも間にあう
共通テスト英語の点数を短期間で一気に上げるポイントを
リーディングとリスニングに分けてそれぞれ紹介していきたいと思います。
ここから共通テストの対策を始める生徒は
ぜひこれから紹介するポイントを抑えて勉強してみてください！
1．リーディングの点数を上げるポイント
リーディングで点数を短期間で上げるためにまず意識してほしいのが時間配分についてです。
皆さんは過去問演習をする際に大問ごとにどれだけ時間がかかったのかきちんと測っていますか？
そもそも生徒たちの中には各大問ごとに足りない時間を把握していない生徒もたくさんいます。
過去問演習を行う際には大問ごとの時間配分を
日ごろから意識することがとても大切です。
必ず大問ごとにかける目標時間を設定し
どれだけ現状目標とギャップがあるか必ず念頭に置いて復習しましょう。
大問ごとにどれだけ時間がかかるかを把握しておけば
自分が得意としている問題を余裕のある序盤に解くだけで
時間がなくて解くことができなかった、焦って解いてしまった
そういった事態をなくし点数を上げることができます。
大問ごとに意識して、コスパ良く得点をするためにも
模試や実践問題集などで戦略を試しておくようにしましょう。
過去問や実践問題集を解くときには
問題にたくさんメモを取ってほしいのですが
メモを取っていると時間がかかると
目の前の点数に固執してメモを取らない生徒が多くいます。
しかし過去問演習や実践演習を行う目的は
試験本番で良い点数を取ることのはずです。
自分が苦手な部分を意識し、そこを埋め合わせるために演習問題を解いているという感覚を
常日頃から忘れないようにしましょう。
またがむしゃらに解いても時間が足りないのであれば
本文の中から回答の根拠を探しに行くという意識を強く持つようにしましょう。
中には英語長文を全て読んでから問題を解きたいという生徒もいるのですが
共通テストは問題形式的にも読まなくても問題が解ける部分や
問題を解くうえで必要がない情報が山ほどあります。
それらすべてに一気に目を通していると時間が足りなくなってしまうので
設問の中から必要な部分を判断して
解答根拠を見つけ出すという意識が必ず必要になってきます。
それでも全部読まなければ重要な部分を読み落としている気がして不安という人は
長文を読む速度を柔軟に変えられるようにしましょう。
あらかじめ問題を読んでみて
明らかに解答根拠に関わるような重要な部分はじっくり読んで
解答根拠に関係がなさそうな部分はなんとなく意味を理解できるレベルで素早く読む
といった感じで柔軟に変えていきましょう。
特に共通テストで頻出されている広告系の問題は
そもそも解答根拠を探すことが前提として作られているので
上からゆっくり読まず必要な部分だけ読むようにしましょう。
リーディング対策でおすすめの参考書は
『1か月で攻略！大学入学共通テスト英語リーディング』です。
この参考書では長文問題の目の付け所などが詳しく記載されているので
ぜひこの1冊で問題の解き方の型を学んでみてください。
2．リスニングの点数を上げるポイント
共通テストのリスニングでは単語力が何より重要になってきます。
知っている表現を増やすことを常日頃から意識しましょう。
リスニング問題がうまく聞き取れないという生徒の多くは
表現が把握できていないため聞き取れないことが多いので
単語力を鍛えるようにしましょう。
特に第1問や第2問は比較的簡単な問題ですが
簡単な表現も理解していなかったがために落としてしまう生徒が毎年多くいます。
単語を覚えていく際には一緒にその単語の”音”も覚えると効果的です。
非常に簡単な単語でも自己流の発音で覚えてしまっていて
聞こえてくる音声と自分の認識がずれており
基本的な単語でも聞き取れてないというケースも多いです。
リスニング対策では正確な発音が必須になるため
音読やシャドーイングといった勉強法で正確な”音”を把握するようにしましょう。
また共通テストのリスニング問題では
必要な情報を抜き取るための下準備もとても大切です。
リスニング問題では絵や写真、図表問題がよく出るので
そういった問題の着眼点をしっかりと事前に把握しておくようにしましょう。
決まったパターンの問題も毎年多く出ていたりするので
必ずパターンの分析と対策を練りましょう。
また意外とできていない人が多いのが
音声を聞いたときにその場面をイメージするという考え方です。
文字情報だけでリスニングを解こうとすると
脳内の処理情報が多くなってしまい、難しく感じてしまうことが多いかもしれませんが
場面を思い浮かべてみるとすんなりと理解できることがリスニングでは多くあります。
書かれている文章と聞こえてくる音の情報を正確にイメージすることが重要です。
共通テストのリスニング対策でおすすめの参考書は
『1か月で攻略！大学入学共通テスト英語リスニング』です。
この参考書ではリスニング問題を解くのに必要ない情報や
聞こえる音の変化などについてたくさん書かれています。
またとてもおすすめな点として
苦手な内容別の対策法の載っているので
自分の苦手分野に合わせた練習ができるようになっています。
特にリスニングに関しては短期間で点数を上げるためには
必須な1冊になっているのでぜひ手に取ってみてください。
3．まとめ
いかがだったでしょうか？
共通テストの英語はただひたすらに過去問をたくさん解いたりするのではなく
ポイントを抑えて勉強することで
より効率的に点数を上げることができます。
もう時間がない、間に合わないとあきらめるのではなく
ここから意識を切り替えて点数を1点でも多く上げるために
ぜひ効率重視で勉強していきましょう！
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