こんにちは！
武田塾淵野辺講師、青山学院大学理工学部物理・数理学科の大貫です。
今回は国公立志望の受験生に向けて
今からでも間に合う強雨テスト対策法について書いていきたいと思います！
共通テスト本番まで残り2か月を切った今
勉強はたくさんしているけど
共通テストの総合点がいいとこ4割止まりで
非常に焦っている受験生が多くいると思います。
そこで今回は今から共通テストの総合点を
大幅に上げるための対策法を書いていきたいと思います！
共通テストは科目数が多くとにかく出題範囲が広いので
今からでは間に合わないと嘆いている生徒も多いと思います。
しかし共通テストは問題の癖が強く基礎学力がある程度あれば
ポイントを抑えるだけで一気に点数が取りやすくなることも事実だと思います。
また科目数が多いからこそ取れる対策もあると思います。
どの科目でも8割いかない…
勉強はしているのに点数が取れない…
そんな風に悩んでいる受験生はぜひ今回の記事を参考にしてみてください！
1．最優先でやるべき教科
共通テストの総合点を上げたいと考えたときに
何よりも真っ先に勉強をすべき教科は何だと思いますか？
国公立文系志望の受験生におすすめなのが理科基礎です。
国公立理系志望の場合は少し難しいですが
自分が受験する理科科目のどちらか、もしくは社会科目です。
ここは自分が得意か、好きな科目を選ぶといいと思います。
共通テストの対策と聞くと
配点が大きく二次試験で使うことも多い
英語のリーティングや数学、国語を真っ先に対策すべきなのではと考えがちですが
まずはこういった理科基礎や社会科目から手を付け始めるようにしましょう。
ちなみにこれは共通テストの総合点が低く
得意科目もないため何とかして共通テストの点数を上げたいと考えている受験生に対してであり
単純に二次試験の対策や私立大学の対策をたくさん積んでいて
国数英の学力が一定以上ある場合はこの限りではありません。
そういった単純な共通テスト向けの演習不足が原因で
共通テストの点数が伸びていない生徒は
共通テスト過去問など量を解いて共通テスト用に頭の使い方を切り替えていきましょう。
全体的に共通テストの点数が低い場合は
まずは理科基礎から終わらせてしまいましょう。
なぜ理科基礎かというと
1番手っ取り早く片付けられる科目であり
それを片付けて点数という目に見える形で出すためです。
国公立文系志望の場合は理科基礎を2科目受験することが多いと思いますが
どちらか1科目を集中して本気で取り組んで
8割程度まで伸ばす経験を得ましょう。
当然結局数学や英語などもやらなければならないので
最低でも3日、できれば1日で集中して理科基礎を極め切ってしまいましょう。
理科基礎は共通テストの科目の中でもトップクラスに範囲が狭いので
1日フルでつぎ込めば一気に点数を上げることも可能です。
ここで大事なのはどんな科目でもいいから
何かしら1科目を8割以上まで点数を上げるという経験を得ることです。
理科基礎を8割まで押し上げることができれば
範囲こそ広がりますが他の理科科目や社会科目も
同じようなやり方で点数を上げることができます。
得意科目がないと感じているのであれば
まず何よりも先に1科目でいいから8割以上とることを目標にしましょう。
2．得意科目がない場合は…
そもそもある程度勉強量はこなしているのに
得意教科がなく、共通テストで全科目平均的に低い場合は
勉強のやり方が間違ってるかもしくは
共通テストでの点数を取るコツがいまいちわかっていない可能性が高いです。
何度も言っている通り共通テストは問題の癖が強いので
基礎学力がしっかりしている人で私立大学の過去問などでは点数が取れるけど
共通テストの過去問や予想問題になると途端に点数が取れなくなる
そんな受験生も毎年多くいます。
逆にそこまで基礎学力は高くないし
共通テスト対策に割いた時間はそんなに多くないのに
安定して高い点数が取れている受験生も多くいます。
つまりたとえ短期間しか共通テスト対策に時間を割けずとも
正しい手順でコツさえ抑えてしまえば
共通テストを乗り切ることが可能ということです。
そのため何よりも大切なのが
まずは1科目を仕上げ切ってしまうことで
共通テストで点数を取るコツをつかむということです。
そこでつかんだコツや考え方を使って
共通テストの他の科目の勉強へと移行するのがおすすめです。
その点において理科基礎や難易度の低い社会科目は
共通テストのコツをつかむに最適な科目です。
本来は二次試験でも使うような主要科目でもある
英語のリーディングや数学を伸ばすことに注力すべきなのかもしれませんが
数学や英語のリーディングは点数を伸ばすのに時間がかかります。
そういった主要科目に時間をかけすぎるあまり
理科や社会まで手が回らず
結果として本番まで理科社会をやる時間を取れずに点数が低いままといった受験生が
毎年後を絶ちません。
また点数が上がるまでに時間がかかる科目というのは
今からやり始めても伸び切る保証がないというのも
おすすめできない点ではあるのですが
勉強はしているのに点数が上がらないという期間が長く
この時期だとなおさら不安になりやすいというのもあります。
それであったら先に点数を短期間で伸ばしやすい理科基礎に注力して
まずは1科目を完璧に仕上げることで
成長を実感し気持ちを前向きにすることが重要です。
今は焦ったり落ち込んだりする受験生が多い時期ではありますが
そういった生徒こそ小さくてもいいので成功経験を積むことが大切です。
英語で取る1点も理科基礎で取る1点も
総合点で合否が決まる以上は価値が同じです。
まずは目の前の取れる1点を落とさないように勉強を進めていきましょう。
3．まとめ
いかがだったでしょうか？
共通テストは科目数が多く一見大変そうに見えますが
どの科目でも1点は1点と考えると
得意科目で勝負しやすいテスト形式でもあります。
得意科目がないから今更もう遅いとあきらめるのではなく
１つひとつの科目に勉強を集中させて補っていくことが
総合点を短期間で大幅に上げることにつながります。
ぜひ今回の記事を参考にしてこれからの受験勉強も頑張ってください！
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