こんにちは！
武田塾淵野辺校講師、青山学院大学理工学部物理・数理学科の大貫です。
今回は国公立志望の受験を考えている生徒に向けて
英語の試験問題が難しい国公立大学を紹介していきたいと思います！
志望校を考えている高校1.2年生の中には
国公立大学の受験を考えている高校生も多くいるのではないでしょうか？
そこで今回は英語の試験問題が難しい国公立大学を紹介していきたいと思います！
大学受験において英語は
文理問わずどんな大学のどんな学部を受験することになっても
基本的に必ず受験することになります。
最近では英語を使わずに受験することができる大学・学部も
ちらほら出てきてはあるのですが
一昔前は英語の出来不出来で合格できる大学のレベルが決まると言われていたくらいです。
当然大学にもよるのですが
基本的には私立大学と国公立大学の試験問題を比べると
国公立大学の方が入学が難しい分、入試問題も難しい傾向にあります。
ちなみに今回紹介する入試問題の中では
医学部は抜いているのですが
県立大学や国公立大学の医学部は
今回紹介する国公立大学以上に難しい英語を出題する大学も非常に多いので
医学部志望の受験生はぜひ一度自分が行きたいと思う大学の
入試問題を見てみるのがいいと思います！
”国公立大学を受験したいけど英語は得意じゃないんだよな”
そう考えている高校1.2年生はぜひこの記事を参考にしてみてください！
1．東京工業大学
英語の問題が難しい大学として最初に紹介したいのは東京工業大学です。
東京工業大学は”東京一工”と呼ばれる
日本で最も偏差値の高い大学群の一つです。
理系の大学では日本の中でも最高峰であり
その分入試問題も非常に難しいのが特徴です。
理系の大学であるため数学や理科の問題が難しく
そういった教科の対策にばかり目がいきがちですが
英語も実は非常に難しいです。
特に英語の中でも長文問題が難しく
非常に文量が多くひっかりやすい和訳問題なども出題されるため注意が必要です。
東京工業大学の英語の入試問題は
近年非常に難化が進んでおり
2000年ごろの英語の問題などは難易度でいえば
MARCHよりも簡単な年もあったくらいなのですが
最近の入試問題ではそのころとは比にならないくらい難化が進んでいるので
その頃の過去問はあまり参考にならないので
過去問を使った勉強を行う際は注意が必要です。
2．一橋大学
次に紹介する国公立大学は一橋大学です。
一橋大学は先ほど紹介した東京工業大学と同様に
”東京一工”と呼ばれる大学群の一つです。
一橋大学も東京工業大学同様に非常に試験問題の難易度が高い大学です。
他の科目同様に英語もとても難しい問題となっています。
一橋大学の英語は難しい問題が多いですが
中でも英作文が少し特殊で、長文問題も抽象的な内容が多く
年度によって問題形式も変わってきますが
解答が非常に難しい問題が多く受験生にとっては困った問題が多い印象です。
またリスニング含め問題の出題形式が変わるため
受験生にとっては非常に対策が難しい大学となります。
一橋大学は難関国公立志望の学生にとっては
志望校の有力候補に入れている学生も多いと思うので
一度過去問を見るなどしてみましょう。
3．大阪大学
次に紹介するのは大阪大学です。
大阪大学は
東京大学、京都大学、名古屋大学、東北大学、北海道大学、大阪大学、九州大学
の7校で構成される”旧帝大”、もしくは”旧帝国大学”と呼ばれる大学群の中の1校です。
文理問わず様々な学部があるため
国公立志望の学生からは人気の大学となっています。
この大学は外国語学部があり、
外国語学部は外国語学部でまた難易度が変わってくるのですが
外国語学部でなくても英語の問題の難易度は非常に高いです。
大阪大学の英語は特に作文系の問題が多く
難解な和訳と和文英訳、どちらも出題され
長文問題では説明問題や自由英作文なども出題されることがあるため
正解の選択肢を選ぶことに特化した勉強法だと
足元をすくわれかねません。
また大阪大学の場合だとリスニングの対策も必須になるため
大阪大学を志望する場合は過去問をしっかりと研究して
あらかじめ大阪大学の問題形式に慣れるようにしておきましょう。
4．京都大学
次に紹介するのは京都大学です。
京都大学は一橋大学や東京工業大学と同じ
”東京一工”と呼ばれる大学群の中の1校です。
日本の中でも東京大学と並ぶ偏差値の高さで有名です。
京都大学の英語の問題は
長文問題が非常に抽象的なものが多く
和訳問題や英作文問題もレベルが高いです。
特に長文問題を構成している英文のレベルの高さや
使われている英単語のレベルの高さでいえば
日本1難しいと言っても過言ではありません。
情報量の多い単語帳や文法書を隅から隅まで暗記しても
見たことも聞いたこともない構文や単語が出されることも珍しくありません。
そのため非常に対策が難しいとも言えます。
知らない構文や単語が出てきて意味を読み取れなかった時に
前後の情報から意味を類推する能力などを培う必要が出てきます。
5．東京大学
最後に紹介するのは東京大学です。
東京大学もまた
今回の記事で何度も出ている”東京一工”という大学群の中の1校です。
東京大学の英語の問題は
さすがに日本1偏差値の高い大学なだけあって非常に難しく
ありとあらゆる英語に関する高い能力が問われます。
問題のレベルが高いのはもちろんのこと
問題形式も多岐にわたるため
様々な問題形式をすべて高い水準で出来るようになっている必要があります。
また東京大学の問題の特徴として何よりも大きいのが
非常に量が多いのが挙げられます。
東大の問題は非常に量が多く
仮に東大に合格できるレベルの学力を持っている生徒でも
中々時間が余るなんて生徒はいません。
そもそもすべて解ききることはあきらめて
どの部分を捨てるかという人まで当たり前のようにいます。
そのため東大の入試英語では
英語に関する多方面の深い知識はもちろんのこと
読むスピードが非常に重要になってきます。
相当英語を読むことに慣れていないと
そもそも問題を解くレベルまでいけない可能性すらあります。
6．まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は英語の入試問題が難しい大学を紹介しました！
まだ国公立を受験したいけど
具体的な志望校は決めていない！という生徒は
ぜひこの記事を参考にしてみてください！
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