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秋の模試地獄...効果的に乗り越える方法とは!【武田塾淵野辺校】

みなさんこんにちは!

青山学院大学地球社会共生学部、淵野辺校講師の渡辺です。

 

夏休みも終わり、そろそろ秋に近づいてきたということで今回は、

秋の模試を効果的に乗り越える方法についてお話ししていきたいと思います!

渡辺美月

秋の模試

受験生にとって、10月・11月・12月は模試地獄だと思います。

この時期、

・進研模試(学校指定)

・大学別本番レベル模試(東進)

・東大、京大オープン模試(河合塾)

などの模試があります。

他にも、全統記述・全統マーク・駿台模試・・・などなど

人によっては、とてもたくさんの模試を受けることになると思います。

 

このようにたくさんの模試を受けていくと、「1つ模試が終わったらもう次の模試だ〜!!」といった

模試地獄になってしまう受験生、多いのではないでしょうか?

 

模試を受けることで、土日がつぶれるだけならまだいいのですが、

模試を受けたということは模試の復習もセットでやらないといけません。

 

そうすると、土日だけでなく、模試終わりの月曜日・火曜日も復習で潰れる人もいると思います。

 

ここからは、そんな模試地獄をどう乗り切るかを解説していこうと思います。

 

①必要のない模試を切り捨てる

まず、模試地獄に陥らないために、必要のない模試は切るということが大切になってきます。

 

国公立大学を志望している子は共通テスト模試・マーク模試は受けて欲しいです。

 

私立大学を志望している子で、青山学院大学や立教大学を志望する子は共通テストが大事になってきます。

それ以外の大学で共通テストがそこまで大事じゃないという人は、1つの会社の模試だけでいいです!

 

共通テストを重視しない場合は、全統マーク模試だけ、

学校であれば進研マーク模試だけを受けるといいと思います。

 

各会社の共通テスト模試を毎週のように受けている私立大学志望の子がいれば、受ける模試を減らしていきましょう!

1つの共通テスト模試で基礎の確認ができるのなら、多くの模試を受けなくて大丈夫です。

 

また、東大・京大・旧帝大志望の場合、オープン模試・実戦模試がある人は全統記述模試は受けなくていいと思います。

 

このように、自分に必要な模試はどれかを考え、厳選して、必要な模試だけを受けるようにしていきましょう!

 

②復習をがっつりやる教科or後回しにする教科で分ける

 

二つ目のポイントは、模試が終わった後に復習をしっかりやる科目と復習を後回しにする科目で分けるということです。

 

どのように分けるかというと、

例えば、「英語・国語・数学は今まで勉強を頑張ってきて、模試に挑めるだけの力はあるよ!」という人の場合、

月・火で英国数の模試の復習をがっつりしてほしいです。

 

反対に、理科・社会の模試は受けたけれど、正直対策が追いついていなかったり、

「共通テストの2科目(ex.地学基礎)まだ仕上がってないけど受けてみて24点だった...復習するところがいっぱいだ!」

という状態になる受験生多いのではないでしょうか?

 

こういった教科は、正直今の状態で復習してもあまり意味がありません!

 

例えば、4割しか取れなかった科目というのは、基礎ができていないから4割になってしまいます。

月〜木までを使って、復習で残りの6割分を覚えようとしても、その模試で出てきたところしか解けるようになりません。

 

なので、勉強がまだの教科は一旦放置しましょう。

自分がこの教科やらないといけないなということに気づけたら、冬に回してしまいましょう。

 

模試で間違えた問題を解き直すなどの作業は、ある程度勉強が仕上がった12月後半・1月に取っておきましょう。

 

地学基礎などの教科の知識を100%しっかり固めた状態で、模試を解き直してリベンジしてみてください。

前模試本番でできていなかった問題ができるようになっていることを確認していきましょう!

 

このように、教科ごとの今の状況に応じて、すぐに復習する科目と後回しにする科目を分けて、効率的に復習していきましょう。

 

③復習をコンパクトにする

 

三つ目のポイントは、復習をコンパクトにして、復習にかかる時間を少なくするということです。

 

まず、復習しやすい状況を作るために、模試を受けている時にやってほしいことがあります。

それは、復習しないといけない場所を考えて、印をつけながら模試を解く!ということです。

 

例えば、英語だったら、「この単語わからないな」

「この長文なんとなくしか理解できなかったから後でしっかり見返したいな」

「この構文理解しきれていないな」という箇所に印をつけていきましょう。

 

そうすうことで、復習を始めるときに、どこを復習すればいいか一目でわかり、すぐに取り掛かれるようになります。

 

もちろん、模試でベストパフォーマンスを出すことに集中してほしいですが、

その後の月・火で復習することを前提に、要チェック箇所後で見返す箇所をわかるように

印をつけておいてほしいです。

そうすることで、復習の時間が効率的に進められます。

 

模試でベストパフォーマンスを出したいから、復習のこと考えたくないという人もいるかもしれません。

そういった場合は、なぜ模試を受けるのかという目的を考えてみてください。

 

大まかな模試の目的は、今自分に何が足りなくて、

次に何をしたら点数が上がるのかを見つけるためだと思います。

 

例えば「単語力が不足しているな」「文法・構文が弱いな」「長い長文を早く読むことができないな」などの

弱点を見つけて、それを参考書で潰していきましょう。

 

自分の課題さえ見つけられれば、模試の問題を一問一問細かく復習して100%取るような復習はしなくても大丈夫です。

100%まで復習してしまうと、模試の復習だけで10・11・12月が終わってしまうと思います。

 

自分の弱点をピンポイントで復習し、効率よく勉強していきましょう。

 

まとめ

 

今回紹介した秋の模試地獄を乗り越えるためのポイント3点を再度まとめておきます。

 

1. 模試地獄に陥らないために最低限の数に絞る

2. 復習をやり込む教科or後回しにする教科で分ける

3. 復習をコンパクトにして効率よく成績を上げる

 

模試を受ける度に、点数に左右されてしまいがちですが、

模試は自分の弱点を見つけるための道具だと思い、効率的に成績を上げれるように頑張っていきましょう。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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