こんにちは!武田塾淵野辺校講師、青山学院大学社会情報学部の佐藤です!
現在、私立大学の一般入試における入試方式は多様化してきています。
その一つに、青山学院大学があります。
青山学院大学には多くの種類の受験方式があります。
皆さんの中には、
青山学院大学を受験したいけど、入試方式がよく分からない、
または、入試方式が面倒だから受験はやめよう
と考えている人もいるのではないでしょうか?
ですが、中には普通に3教科で受験するより楽に受験できる方式もあるのです!
そこで、今回は青山学院大学の入試方式について解説していきます!
私立大学志望の受験生にも、
また併願先を探している国公立大学志望の受験生にも必見の内容なので、
ぜひご覧ください。
一般入試は、大きく分けて3種類
これは他の私立大学にも共通していることですが、
青山学院大学の一般入試は大きく3つに分かれています。
(1)共通テスト利用 (2)一般選抜(全学部) (3)一般選抜(個別学部)
の3つです。
(1)共通テスト利用と(2)全学部は、他の大学の入試と大きく変わりません。
他大学と大きく異なり複雑なのは、(3)個別学部です。
(1)共通テスト利用
他大学の入試と同様に、共通テストの点数をそのまま合否判定に使う選抜方式です。
これは、主に早慶、旧帝などの難関大学を志望する受験生が
滑り止めとして確保するために使うものなので、
個別学部と比較して難易度は高く(合格しにくく)なります。
2022年度入試までは、基本的に文系はどの学部も下の3科目で合否判定をします。
英語+国語+選択科目(一部例外あり)
それに加え、2023年度入試からは、新たに4~6科目の方式も導入されました。
既に4科目型の方式があった経済学部、国際政治経済学部、理工学部に加え、
文学部史学科、法学部、総合文化政策学部、
社会情報学部、コミュニティ人間科学部
では、4科目以上でも受験できるようになりました。
科目は下の通りです。
文系・社会情報学部4科目A型:英語+国語+選択科目(2~4科目)
理系・社会情報学部4科目B型:英語+数学(2科目)+理科
そのため、特に多くの科目を受験で使用する国公立大学志望の受験生に
おすすめの方式となっています。
選択できる科目は学部によって異なるので、
詳しくはホームページをご覧ください。
(2)一般選抜(全学部)
全学部入試は、特定の日(2023年度入試では2/7)に
全学部が一斉に同一問題の試験を受け、合否判定をするものです。
科目は下の通りです。
文系:英語+国語+選択科目(1科目)
理系:英語+数学Ⅲ+理科(物理、化学、生物から1科目)
社会情報学部B方式:英語+数学Ⅲ+数学ⅠAⅡB
社会情報学部B方式以外は、他の私立大学とほぼ同様です。
社会情報学部B方式は、数学の配点が
Ⅲ、ⅠAⅡB合わせて400点中250点と高くなっているので、
数学が得意な受験生にはおすすめです。
ただ、注意点が2つあります。
1つ目は、学部間併願ができないことです。
試験問題はどの学部も同じですが、
例えば法学部と経済学部の両方に出願することはできません。
この点は、他大学の全学部入試と異なるので注意してください。
ただし、同一学部の中で学科間併願ができる学部もあります。
文学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、理工学部では、
学部内で2~3つの学科を併願できる場合があります。
例えば法学部なら、法学科とヒューマンライツ学科は併願することが可能です。
詳しくは青山学院大学のホームページをご覧ください。
2つ目は、個別学部と比較して合格しにくいことです。
共通テスト利用と同様に、
難関大学志望の受験生が滑り止めを確保するために受験するケースが多いです。
それに加え、定員が少ないことも合格しにくい原因となっています。
例えば2022年度の文学部英米文学科全学部入試では、
倍率が17.9倍と、非常に高くなりました。
青山学院大学の場合、全学部入試の試験問題は比較的簡単です。
僕個人の感想ですが、時間に余裕があること、易しい問題が多いことから、
年によっては共通テストより簡単と思ったこともありました。
そのため、いかにミスを減らせるかという戦いになります。
その分、合格最低点は高くなっています。
ホームページを見ると、2022年度入試の合格最低点は高くても8.5割となっています。
ですが、これは選択科目を得点調整した後の点数で、
実際に取るべき素点はもっと高いです。
実際、素点で9割以上を取ったのに不合格だったという人もいました。
全学部入試を受ける場合、この点は頭に入れておいてください。
(3)一般選抜(個別学部)
個別学部は、学部ごとに別の日程、問題で行われる試験です。
受験生の皆さんが一番よくイメージする種類だと思います。
青山学院大学の場合、科目、配点、時間も全てバラバラです。
方式の数も多くなっているため、よく青山学院大学の入試方式は複雑だと言われています。
個別学部の中でも、大きく下の3種類に分かれています。
①独自問題
②独自問題+共通テスト
③独自問題+共通テスト+英語外部試験
①独自問題
全学部、他大学と同様に、独自問題のみで合否判定をします。
これに該当するのは
文学部英米文学科B,C方式、経済学部、理工学部A方式
です。
個別学部では、2科目で受験することができます。
例えば経済学部経済学科個別B方式であれば、受験科目は
英語・数学 の2科目となっています。
総合問題、論述などの特別な対策が不要であること、
共通テストの点数に左右されない(=共通テストで失敗しても影響はない)ことから、
②独自問題+共通テストと比較して人気が高くなっています。
②独自問題+共通テスト
青山学院大学の数ある方式の中で最もメジャーな方式で、定員も多くなっています。
経済学部以外の全ての学部でこの方式があります。
文系学部と社会情報学部:共通テスト2~4科目+独自問題1科目
理工学部:共通テストの英語+独自問題2科目(数学・理科)
で受験します。
ここで厄介なのが、文系学部の独自問題です。
文系の多くの学部・学科では、独自問題が英語や国語などでなく、
総合問題や論述となっています。
総合問題や論述は、青山学院大学の入試のために独自の対策が必要になってくるため、
併願がしづらく、受験生からの人気が低くなっています。
ただ、少数派ではありますが、青山学院大学に独自の対策が不要な方式も存在します。
それが、下に挙げる学部・学科です。
・文学部英米文学科個別A方式(共テ:英・国・社、独自:英)
・文学部日本文学科(共テ:英(・社)、独自:国)
・文学部史学科(共テ:英・国・選択、独自:社)
・経営学部(共テ:英・国・選択、独自:英)
・社会情報学部個別A方式(共テ:国・社、独自:英)
・社会情報学部個別B方式(共テ:英・国、独自:数)
・社会情報学部個別C方式(共テ:英・数、独自:数Ⅲ)
・理工学部個別B方式(共テ:英、独自:数Ⅲ・理)
これらの学部・学科では、独自問題や論述のような厄介な科目がありません。
しかも、中には2科目で受験できるものもあります。
そのうち実際に解く独自問題は1科目(理工学部は2科目)なので、
青山学院大学の対策にかける時間を少なくすることができます。
そして、この中でも特に注目したいのが、社会情報学部個別C方式です。
各科目の配点は以下のようになっています。
共テ:英100点・数100点、独自:数Ⅲ:200点
英語が100点に対し、数学は合計で300点と、
数学の割合が非常に高くなっています。
これは、数学が得意な人にはかなり有利な受験方式です。
実際、数学が得意だった僕も、この方式で合格することができました。
このように、入試方式が複雑と言われる青山学院大学ですが、
中には負担を少なくし、さらに得意不得意を
最大限に活かすことができる方式も存在します。
そのため、これらの方式では
国公立大学志望の受験生も含め、併願先としておすすめとなっています。
もちろん、総合問題や論述を含む方式でも、
独自問題はその1科目のみで受験することができます。
科目数が少ないという点では、普通に3科目で受験するより
少ない負担で受験できるといえるかもしれません。
青山学院大学は併願しにくいと言われることが多いですが、
実はこのように併願しやすい方式もあります。
受験生の皆さんは、併願先としても
青山学院大学を検討してみるのもいいかもしれません。
③独自問題+共通テスト+英語外部試験
これは、②独自問題+共通テストに、
英語外部試験が受験資格として追加されたというイメージです。
受験資格が追加された点以外は、②と同じです。
この方式があるのは、国際政治経済学部、総合文化政策学部の2学部のみです。
英語が得意、かつこの2学部の受験を視野に入れている受験生は、
この方式を利用するのもいいかもしれません。
青山学院大学の受験方式 まとめ
今回は、複雑といわれる青山学院大学の受験方式を解説していきました!
入試方式は多様ですが、その分得意を活かせる方式も存在すると思います。
青山学院大学が第一志望の人、併願先として検討している人、そうでない人も、
ぜひ今回紹介したものをもとに、
青山学院大学の受験を検討してみてください!
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