高校生の皆さん、勉強お疲れ様です！
麻布大学獣医学部獣医学科、武田塾淵野辺校講師の富樫です！
皆さん、夏休みがもうすぐ終わりますが充実した夏休みを送ることができましか？
夏休みが終わるとほとんどの受験生が成績を伸ばします。
皆さんは、この夏休みにどのくらいのレベルまでに成長したかによって今後の受験の合否が決まってくると思います。
武田塾では参考書によって〇〇大学レベルと言ったようにレベル分けされています。
夏休みに完璧にした参考書は何大レベルなのかわかりますか？
これが分かっていないと自分の志望校の入試問題を解いたときに全く解けない可能性が出てきてしまいます。
今やっている参考書がどのくらいのレベルで、それをやったことによって今自分がどのくらいのレベルに達したのかをしっかりと理解しなくてはいけません。
しかし、こう言ったことを理解できていない人が多くいます。
例えば、武田塾では日大レベルを一つの基準として参考書を進めていますが、日大レベルとはそのくらいのレベルだと思いますか？
偏差値的に言えば、５０前半くらいの大学です。
よく受験生で「日大レベルならいける」などと勘違いしている人がたまにいます。
高校1年生の時の私もそうでした。
今やっているのが英単語や手をつけてない科目がある状態で
「日大レベルは簡単」と思ってしまうことはとても危険なことです。
焦りが先行しすぎて日大レベルができていないのに、
MARCH・地方国公立レベルの参考書に手を出してしまう人をよく見かけます。
大事なことは、まず今進めている基礎の完成度をしっかりと上げてから次に進むと言うことです。
日大レベルとはどのくらいなのか？
では実際に日大レベルとはどのくらいなのでしょうか？
偏差値が５０と聞くと簡単だと思ってしまう人も多いと思います。
また中には高校の偏差値と比べてしまっている人もいます。
高校と大学の偏差値は全く違います。
大学の偏差値とは、高校生の中でも大学受験をする人、そして浪人生も含めて決まっています。
つまり、高校の偏差値50と大学の偏差値50はかけ離れているということです。
「偏差値50だからなんだかんだ受かるだろう」と考えている人はいますぐその考えを止めるようにしましょう！
日大レベルは簡単だと思われがちですが、１番の受験の基礎となり負荷のかかる部分だと思います。
ここの部分がしっかりとできていない人は、その先の入試問題も解くことはできません。
日大レベルこそ最重要だと思ってください。
上位層の人たちの「日大レベルは簡単」はできる人の考えであるため、甘くみてはいけません。
実際に、日東駒専や産近甲龍に受かっている人層は上位層と呼ばれている部分です。
まずは基礎をしっかりと完璧にすることが大切です。
基礎を完璧にするためには？
ここまで受験は基礎固めが１番重要だと紹介してきましたが、ではどのようにして基礎固めをすれば良いのでしょうか？
①まずは英語と数学の基礎を固める
まずは英語と数学の基礎を固めることが最優先です
特定の科目がひと段落つくまではやるようにするようにしましょう。
１番やってはいけないのが色々な科目に手を出しすぎてしまうことです。
たくさんの科目に手を出して結局どの科目も終わらない状態になると成績も伸びません。
まずは、どうすれば成績が上がるのかという一連の流れを１つの科目で経験することが大切です。
勉強は必ず失敗することがあります。
失敗を減らすためには、科目を絞ってある程度の勉強の仕方や計画の立て方などを理解することが大切だと思います。
多くの科目に手を出して全ての科目の勉強がうまくいかなくなってしまってはどうしようもありません。
そして、勉強科目を絞るメリットは成績が上がるのが早いこと、
モチベーションを上げることができることなどが挙げられます。
また、英語と数学は受験において成績が伸びづらい科目と言われています。
なぜかというと積み重ねが大切な教科だからです。
英語で言えば、単語や文法・解釈、数学で言えば、基礎問題精講レベルを完璧にしていくことが優先です。
②テストをする
基礎を固めることだけではなく勉強全般において確認のためのテストをすることはとても重要です。
私が受験生時代にも確認のためにテストすることはとても大事だと感じました。
では、なぜテストすることがそんなに大切なのでしょうか？
テストをする意味は、自分が本当にできるようになったかを確認することです。
問題集を解いていてできた気になっていることはありませんか？
私はよくありました。
問題集をたくさん解いたのに、模試では思っていたよりも点数が取れていないなどの経験はありませんか？
これは、問題集を解いただけで定着はしていないということです。
定着させるためには、問題集の自分が解いた範囲からランダムでテストをすることが効果的です。
武田塾では、生徒に宿題範囲の確認テストを毎回やってもらっています。
このテストで８割近く解答が出来なかった場合は、もう１度同じ範囲の宿題をやってきてもらいます。
どうしても、問題集を解いただけだと自分が本当にできるようになっているのかを確認しづらいと思います。
こまめにテストを行なって、本当にできるようになっているのかを確認することが大切です。
まとめ
今回は、日大レベルの重要性と日大レベルを仕上げるために重要なことを紹介しました。
夏休みが終わる前に自分が本当に日大レベルの入試問題を解けるのかどうかを確認してみましょう！
勘違いしている受験生が多いですが、日大レベルを仕上げることは入試基礎を固めるということなので負荷がかかります。
甘くみていると痛い目をみることになってしまいます。
そうなる前にまずは自分の実力がどのくらいなのかをしっかりと理解し、基礎の完成度を上げることができるようにしましょう！
特に英語と数学は基礎の完成度が顕著に点数に現れます。
焦って志望校レベルの参考書をやるのではなく、まずは日大レベルから完璧にしていくことが最優先です。
これは受験生だけではなく、高校１、2年生にも同じことが言えます。
今回のブログ記事が少しでも参考になれば幸いです。
残り少ない夏休みを充実してものにできるよう、頑張ってください！
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