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夏休みはどう過ごす?理科系科目の勉強法!【武田塾淵野辺校】

高校生の皆さん、勉強お疲れ様です!

麻布大学獣医学部獣医学科、武田塾淵野辺校講師の富樫です!

7月になり、真夏日のような日が続いています。

体調を崩さず勉強はしっかりできているでしょうか?

もうすぐ夏休みに入り、現役生の皆さんは夏休みで逆転を狙おうと考えている人も多いのではないでしょうか?

今まで部活をやっていた人は夏休みは逆転する唯一のチャンスです。

特に、理系の人では理科の科目が仕上がっている人は少ないと思います。

1年生の頃から英語と数学はしっかりやっておいた方が良いというのはよく言われます。

そのため、英語と数学はそこそこできるが、理科が疎かになってしまっている人も多いです。

私も部活が忙しかったため、1年生と2年生の時は英語と数学だけ勉強していました。

高校3年生になってようやく理科に本腰を入れて取り組むようになりました。

今回は、こういった人に向けて夏休みの理科の勉強方法について紹介していこうと思います!

ぜひ参考にしてみてください!

 

理科の重要性

理科系の科目は現役生の人だと今の時期は遅れがちです。

そのため、理科は数学IIIと同じくらい夏休みの存在が大切になってきます。

今まで数学ⅠA/ⅡBや英語に時間がかかっていた分まとめて復習できるのは夏休みのみになってきます。

秋以降は過去問対策に入るため、理科は夏休みに運命が決まると考えてください!

もし、理科が9月まで未定着のまま進んでしまった人は9月から必死で巻き返すしかありません。

しかし、先程も言った通り、過去問対策があるため中々勉強することは出来ません。

理科はしっかり夏休みに克服するようにしましょう!

 

夏休みの理科科目の勉強方法

では、具体的にはどのように勉強していけば良いのでしょうか?

夏休みという限られた期間で理科を克服するには効率よく勉強する必要があります。

この項ではそのための工夫を紹介していこうと思います!

苦手分野を書き出す

まずは、自分が苦手な分野をしっかりと理解するために全て書き出すようにしましょう!

そして、最初の1~2週間は苦手な分野とじっくり向き合うようにしてください。

例えば、物理の5分野ある中で波動分野が苦手だった場合、波動対策ウィークを作って潰していくといった形です。

「物理のエッセンス 力学・波動」をやって終わりではダメです。

1~2週間苦手分野を潰す時間にしないと、今までの苦手分野は克服することは出来ません。

薄く広くやるよりもまずは1番苦手な分野を片付けて、次に2番目に苦手な分野を片付けて・・・

のようにしっかり分野ごとに克服して行けるようにしましょう!

科目別勉強方法

物理

物理では、次のように勉強してみてください!

教科書エッセンス傍用問題集発展問題

物理は数学と同じで基礎的な事が特に重要です。

基礎的なことができなければ応用問題もさっぱりわかりません。

物理は物理現象をイメージできるかどうかが重要です。

例えば、放物線運動と言われたら皆さんは物体がどのように動くか予想できると思います。

このように、イメージできれば答えが出てきた後に確認ができますし、ある程度なんの公式を使うのかが予測できます。

物理現象のイメージをつけるには基礎的なことを理解し、問題をたくさん解くことが大切です。

なぜ、この公式を使うのかをしっかりと考えながら解くようにしましょう!

化学

化学や生物は学校の勉強を含めて暗記に偏ってしまうと要注意です。

私は物理、化学選択なので生物に関しては分かりませんが、化学は単純暗記にならないようにしましょう!

定期テストを乗り切るために基本的な知識は覚えていると思います。

有機化学は高校3年生の夏休み前に履修したばかりの人が多いと思います。

環式化合物の名称を覚えているだけになっていたり、気体の状態方程式を覚えているだけになっていませんか?

これでは実際の入試ではつかえません。

覚えた知識や公式を実際に使いこなせるように問題演習の時間を確実に取るようにしましょう!

定期テストでは問われない応用問題の演習に力を入れます。

まずは暗記することを最優先にしますが、その後は問題演習を積んでいくようにしましょう!

アウトプットの重要性

私が受験期の夏休みを過ごして感じたことは、アウトプットの大切さです。

科学的には学習するのにアウトプット:インプット=7:3が1番効率良いとされています。

しかし、普段の学校ではどうでしょうか?

授業が6限まであるのに対して自習する時間はどのくらいですか?

部活などをやっている人はできても3時間程度なのではないでしょうか?

つまりインプットする量の方が2倍近く多いということになります。

私も部活をしていたので自習時間は平日で2時間程度しか取れませんでした。

そういった中で現役生がアウトプットの量を増やすのは夏休みしかありません。

平日にインプット:アウトプット=2:1になってしまっている分、

夏休みは高校3年間のインプットした内容をアウトプットに回さなくてはいけません。

そう考えると、いかに夏休みが受験において大切かがわかるのではないでしょうか?

受験に打ち勝つためにも夏休みは死ぬ気で勉強できるようにがんばりましょう!

まとめ

今回は、夏休みにやるべき理科系科目の勉強方法について紹介しました!

理科系科目は理系に進んだ人にとってとても重要な科目だと思います。

理科系科目の成績を伸ばすには夏休みに問題演習をたくさんするしかありません。

英語や数学を意識してきた分、現役生は理科の勉強が疎かになってしまいがちです。

まずは、9月までに入試基礎レベルで戦える実力をつけれるようになってください!

9月までに終わらないと十分な過去問演習ができません。

また、どの科目にも共通して言えるのはアウトプットの量を増やすということでした。

アウトプットは勉強する上で1番大事です。

しかし、現役生は部活やクラブ活動がある分、アウトプットする量はとても少ないです。

現役生は、アウトプットの量を増やすチャンスが夏休みしかないので、がんばりましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

今回のブログ記事が少しでも参考になれば幸いです!

高校生の皆さん、勉強頑張ってください!

 

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