受験生の皆さん、勉強お疲れ様です。
中央大学法学部、淵野辺校講師の藤澤です。
新学期が近づいてきており、新たな受験生が志望校を決めて本格的に勉強し始める時期になりました。
そこで今回は、志望校に関するテーマを取り上げていこうと思います！
題して「高校の偏差値で志望校を決めるな！」です。
もちろん偏差値の高い進学校に通われている方であれば、
上から下まで様々なレベルの大学を視野に入れて考えることになると思います。
しかし偏差値のあまり高くない高校に通われている方は、すでにトップ層の大学を省いて志望校を決めていませんか？
このようなことについて深く掘り下げていこうと思うので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください！
・高校の偏差値≠大学の偏差値
まず前提として、高校の偏差値と大学の偏差値では全く異なります。
一般に高校の方が偏差値は高く出るとされていますが、
進学校に通っているからといって大学でも同じような偏差値の大学に進めるわけでもないので、
大学受験に高校の偏差値はあまり関係ないと言えます。
しかし進学校には難関大学に受かるような環境が整っていたり、志の高い受験生が多くいるため、
周りに感化されて勉強しやすいといったメリットはあります。
また、進学校に通っている受験生はある程度基礎力ができあがっており、
要領の良い勉強法も身につけている可能性が高いです。
そのため、進学校は進学実績が良くなるのです。
もちろん高校入学時の学力も多少は関係してくるでしょうが、
入学後の過ごし方が大学受験では大きなウェイトを占めています。
進学校でない場合には学校のカリキュラムや周りの学生のレベル的に受験勉強を続けるには
相当の覚悟がないと難しいと思います。
・志望校に合格するために
進学校でもそうでない場合でも、
努力をしなかったり勉強法を工夫しなかったりすると、
簡単には志望校に合格することはできません。
ここでは進学校でない受験生の方が難関大学に合格するためのメソッドを取り上げていきます。
進学校でない高校に通われている方は、何よりモチベーションを保つことが大変だと思います。
そんな環境で勉強を続けるために、モチベーションを高める方法を紹介します。
オープンキャンパス
まずは、オープンキャンパスです。
実際に行きたい大学のキャンパスに訪れることで、
入学後の自分を想像してモチベーションが高まること間違いなしです。
高校とはまた違った、広々とした環境に惹かれると思います。
模試での成績の推移
次に、模試などで成績を上げることです。
良い成績を取る必要は必ずしもないので、勉強を始める前の成績からの伸び方を見るようにしてあげてください。
少しずつでも全然大丈夫なので、成長していく自分を鑑みて勉強が楽しくなってくるはずです。
また、「自分なりの勉強法」を見つけてください。
進学校の受験生との大きな違いとして、これが身についているか身についていないかが挙げられると思います。
時間をかけてで良いので、試行錯誤を繰り返しながら自分が最もやりやすい勉強法を見つけるようにしてください！
そうすると成績がグングン上がっていくと思います。
情報収集
受験において”情報収集”も合格へのカギを握ってきます。
戦う相手を知らなければ勝率は下がりますし自信を持って臨めませんよね。
進学校の受験生は学校からの提供や、同級生たちとの話で様々な情報を知り得ると思います。
進学校でない受験生は日常生活で情報を得るのには苦労するのではないでしょうか。
学校の方針でどうしても地元の大学ばかりを推してくるのではないでしょうか。
しかし今の時代であればネット上で簡単に情報を得ることができます。
ネット上には信用しきれない情報も数多く存在するため、
武田塾が提供しているYouTubeチャンネル「武田塾チャンネル」や、
「無料受験相談」を利用することをおすすめします。
受験に精通している講師の方々が細かなところまで教えてくれます。
「無料受験相談」ではスケジュール管理も行ってくれるため、ぜひ利用してはいかがでしょうか。
もちろん任意ですが、自分だけで努力するのが難しい方は入塾することも強くオススメします！
やはり自分だけで勉強するよりかは成績の伸び、合格の確率はグッと変わってきます。
油断や妥協、物怖じはするな！
この記事で1番言いたいことはこれです。
高校と大学の偏差値は異なると言ったように、
繰り返しになりますが高校入学時の学力は大学入試においてあまり関係ありません。
高校入学時にはあまり成績が良くなかった人でも、
基礎的な参考書を1冊ずつ”完璧”にしていくことで進学校の人たちとの差はすぐに埋められます。
逆に進学校の方は、油断は禁物です。
今の偏差値が70を超えているからといって、自動的に大学の偏差値も70前後のところに行けるわけではありません。
もちろん進学校の方は、基礎的な力や自分なりの勉強法は身についていると思うので、
努力すれば難関大学に受かる可能性は高いです。
ですが難関大学は全国の進学校の受験生との勝負になってくるため、高校受験とは話が違います。
油断は決してせずに、周りの同級生に刺激を受けながら、しっかりと怠らずに対策するようにしましょう！
冒頭に進学校は上から下まで様々なレベルの大学を視野に入れることができると書きましたが、
進学校だからといって難関大学に絞る必要はありません。
学びたいものがあるなら、そういった大学を志望することも大切なことです。
もちろん難関大学の方が将来の選択肢は増えると思いますが、進学校ならではの強みも活かしてほしいと思います！
対して進学校でない受験生の皆さんは、「自分は地頭が悪い」だとか
「難関大学は無理」なんて考える必要は決してありません。
しっかりとスケジュール管理や正しい勉強法、勉強時間の確保ができれば逆転合格は誰にでも可能です。
先ほどの項目でも紹介しましたが、モチベーション維持がカギになってくるので、
確固たる信念を持って、ぜひ自分に適した方法で勉強を続けて、
1年後には難関大学にも自信を持って臨めるようになってほしいと思います！
・まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は高校と大学の偏差値、志望校の決め方について取りあげました。
進学校の受験生は自分に合った志望校を決めて、
同級生たちと切磋琢磨しながら油断することなく勉強してほしいと思います！
進学校でない受験生は、モチベーション維持に力を入れて、
物怖じすることなく自分に合った方法で勉強を続けてほしいと思います！
最後までご覧いただきありがとうございました！
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