高校生の皆さん勉強お疲れ様です！
麻布大学獣医学部獣医学科、武田塾淵野辺校講師の富樫です！
皆さんは１番効率の良い勉強方法は何かわかりますか？
「有名予備校の授業を受けるのか」、「たくさん問題演習するのか」
など思いつく勉強法はいくらでもあると思います。
これから高校３年生になる人は、本格的に受験勉強が始まり焦っているかもしれません。
また、これから高校生になる人は高校の勉強についていけるか不安に思っている人も多いと思います。
今回はそういった高校生に向けて１番効率の良い勉強法について紹介していこうと思います！
効率の良い勉強法
参考書１冊を完璧にする
これは武田塾流１番成績が伸びる勉強方法です。
参考書１冊を完璧にする方法は次の２つがあります。
- 今日勉強した範囲を100%にする
- 100%にした内容を忘れないように復習する
数学を例にして説明すると武田塾では基礎問題精講という参考書を使っています。
これを１日に１０問やる場合について説明していこうと思います。
今日勉強した範囲を完璧にする方法１
まずは１０問解いてみる
ここで注意してほしいのは解いただけにしないことです。
解説を読んで納得するだけだったり、赤ペンで答えを写すだけになってしまったりすることは意識していないと治りません。
必ず自力で最後まで解けるようにしましょう。
今日勉強した範囲を完璧にする方法２
解説を見ないでもう1回自力でできるかやってみる。
解説を見て納得して終わってしまうと自分一人で本当に解けるのかどうかが分かりません。
間違った問題はしっかり解説を確認して、その後に解説を閉じて自力で解けるまで復習しましょう。
これを怠ってしまうと模試や入試本番で自力で解ける問題が少なくなってしまいます。
問題演習の時点で完璧を目指しておく習慣をつけましょう。
今日勉強した範囲を完璧にする方法３
解いた１０問が全問正解になっているか確認する。
参考書で解いた１０問を完璧にできなかったら受験本番で高得点を取ることはまず不可能です。
しっかり参考書で勉強している時点で全問正解を目指す習慣をつけるようにしましょう。
この１０問の積み重ねが模試や入試本番で生きてきます。
今日勉強した範囲を完璧にする方法４
その日にやった問題が全問正解になっているかを寝る前に確認する。
人間は寝ている時に記憶が定着するので、寝る間に復習することはとても効果的であると言えます。
次の日の勉強がスムーズに進むように今日やった範囲は寝る前までに復習するようにしてください。
100%にした内容を忘れないように復習する方法
次は100%にした内容を忘れないためにはどうしたら良いかについて紹介していきます。
注意してほしいのはテスト前に一夜漬けで勉強し、終わったら全て忘れてしますことです。
これを防ぐために武田塾では次のように復習しています。
４日進んで２日復習する
また数学を例にすると次のような形になります。
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１日目 |
１〜１０問 |
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２日目 |
１１〜２０問 |
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３日目 |
２１〜３０問 |
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４日目 |
３１〜４０問 |
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５日目 |
１〜４日目の復習 |
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６日目 |
１〜４日目の復習 |
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７日目 |
確認テスト |
※寝る前に１００点を取ること
これを見ていただければわかると思いますが１週間で3回同じ問題を繰り返すことになります。
こうすることで知識が定着し、受験や模試本番でも忘れることなく問題が解けるようになります。
また、７日目に確認テストを行うことで自分が覚えてきた範囲がどのくらい定着しているのかがしっかり分かります。
これを毎日続けることで基礎問題精講１年分が１ヶ月で終わることになります。
授業で1年間かけてやることを１ヶ月で終わらせることで他の受験生と差をつけることができるのは間違いありません。
やってはいけない勉強法
やってはいけない勉強法１
並行して勉強する科目を増やしすぎる
まずは科目を絞って勉強するようにしましょう。
時間が大してないのに３〜４教科に手を出すとマルチタスクになって一つ一つの科目が雑・手薄になってしまいます。
その結果いつまでも仕上がらず成果が出ないリスクにつながります。
勉強する対象をシンプルにしてしっかり仕上げられるようにしましょう。
やってはいけない勉強法２
勉強のゴールを決めないまま勉強する
武田塾では英単語を１日１００語暗記するというゴールを決めています。
どの参考書がどの範囲で仕上げればいいのかを１日単位・週単位で確認してから勉強に取り掛かるようにしましょう。
「１日の勉強時間が○時間だから□問できる」と決まると「１週間で▽問できる」とどんどん決まってきます。
勉強計画はゴールをしっかり決めることで立てやすくなります。
やってはいけない勉強法３
初手にやる参考書の選択ミス
よく自分の勘や学校の基準などによって参考書を決めてしまう人がいます。
こういった決め方は本当に自分に合っているのかが分かりません。
例えば授業で習ったことが定着していない人が受験向けの参考書を使っても意味がありません。
自分のレベルに合った参考書を選ぶようにしましょう。
もし、それがわからない場合は武田塾で無料受験相談をおこなっていますので、ぜひ利用してみてください。
やってはいけない勉強法４
復習をしない
なぜ復習が大事かというと入試本番でその知識が必要だからです。
何のために勉強しているかというと今できるためではありません。
２月中旬〜後半に勉強した内容を４月１日にすら覚えていなければ入試で覚えているわけがありません。
忘れる前提で勉強するようにし、しっかり復習を行うようにしましょう。
まとめ
今回は、効率の良い勉強法とやってはいけない勉強法いついて紹介しました。
勉強法について悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
１番効率の良い勉強法は参考書１冊を完璧にすることです。
１週間に3回同じ分野をやり知識を定着させるようにしましょう。
一方でやってはいけない勉強法は科目を増やしすぎたり、参考書の選択を間違ったりなど色々ありました。
効率の良い勉強法とやってはいけない勉強法のどちらも理解し、自分の勉強法に活かしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました！
今回のブログ記事が少しでも参考になれば幸いです！
高校生の皆さん、勉強がんばってください！
参考文献
合格体験記
https://www.takeda.tv/fuchinobe/student/post-271701/
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