こんにちは！
青山学院大学理工学部、淵野辺校講師の大貫です！
今回は早慶や難関国公立大を目指している高1・高2生に向けて、
高3の春までに達成しておいてほしい目標、
またその理由について書きたいと思います。
「受験勉強を始めたはいいものの、
いつまでにどのくらいを目標に頑張ればいいのかわからない」
「本番が先過ぎてモチベーションが続かない」
こんな風に悩んでいる高校1・2年生がいたら
この記事を読んでぜひ参考にしていただければなと思います！
MARCH･地方国公立レベルを突破
それでは実際に早慶・難関国公立大レベルを目指す場合、
高校三年生の春までに具体的に何を目標にすればいいのでしょうか？
それはずばり“MARCH･地方国公立レベルの突破”です。
もちろん自分が受験するすべての教科で
MARCH･地方国公立レベル突破は難しいので、
文系だったら英語、理系だったら数学。
国立志望の人は両方とも使うことになるので、
その両方の科目で、MARCH･地方国公立レベルの突破が
高校3年生の春までの課題になります。
それではなぜこのレベルを春までにやる必要があるのかというと、
過去の受験生のデータ上、
高3の春までに主要科目でこのレベルを突破できている生徒は、
入試本番での合格率が上がるというデータが残っているからです。
このレベルまで主要科目が完成されていると、
各科目の演習に入ることができます。
英語や数学などの主要科目は、
非常に多くの勉強時間を費やさねばなりません。
ましてや、国公立志望の生徒は理系だったら物理や化学、
文系だったら国語や社会と、
まだまだやらなけれねばならない科目もたくさんあります。
本来であれば、高3の夏に大きく時間をこれらに割きたいので、
春までに主要科目である英数をある程度終わらせていれば、
それだけで他の受験生に大きく差をつけてリードすることができます。
また、早慶や難関国公立までいかないレベルの大学を
目指している場合は、主要科目で日東駒専レベル、
共通テストの過去問で7割程度を目標にするといいと思います。
MARCHレベルに合格するには、
共通テスト本番の点数に換算すると8割以上はほしいところなので、
主要科目だけ先に共通テストレベルまで完成させる
イメージでいいと思います。
高校1.2年生のうちは、
受験本番がかなり先に感じられてしまい、
モチベーションを保つのがとても難しいと思います。
だからこそ、高校2年生から3年生に切り替わる春を目途に、
中期目標を設定して勉強に取り組んでほしいと思います。
例年、高校三年生の春の時点で英語の基礎的な単語や
数学のインプットなどをやって
スタートから出遅れている生徒はたくさんいるので、
ここでしっかりと差をつけて、
その後の受験勉強に近づけていきましょう。
受験勉強を早期開始するメリット
受験の合否を分ける一番大切なポイントは、
どれだけ自分の行きたい学校に向けた対策を練れているか、
これにかかっていると言っても過言ではありません。
ただただ参考書を周回して基礎知識をインプットしているだけでは、
当然第一志望校に合格することはできません。
あくまで基礎知識の勉強は、
その後に待っている志望校の対策用の練習問題だったり、
その後の過去問演習の為にやっているにすぎません。
そこで、どれだけその演習用の時間を確保できるかは、
高校三年生の春までに
どれだけの学習量を確保できているかに寄ってしまいます。
また受験本番では、
特定の点数を取れれば合格するというシステムではなく、
あくまでその学校を受ける全国の高校生との対戦になります。
高校三年生になってから受験勉強を始める生徒が多いため、
同じようにそうしてしまうと周りとの差を広げづらくなってしまいます。
特に学校がなくて受験勉強に集中しやすい春、夏、冬休みは
志望校に向けた演習に集中して取り組みたいところです。
なので一日でも早く受験勉強を始めて、
主要科目の完成、ひいては演習に取り組むようにしましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか。
高校二年生の冬はモチベーションが落ち出づらいと思うので、
中途目標をちゃんと定めて、
毎日少しづつでもいいのでコツコツ勉強を続けていきましょう！
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