みなさん、こんにちは。
麻布大学獣医学部、武田塾淵野辺校の講師の江本達哉です。
いよいよ、共通テストまで、3か月を切りました。
一方で一部の人は入試が間近という人もいると思います。
それは、推薦やAO入試の人達です。
そこで今回は、一般入試と推薦やAOの違いや
推薦試験が実際どのようなものか、
私自身の体験も踏まえて話していきたいと思います。
指定校推薦とは
指定校推薦とは、大学が定めた指定の高校の生徒のみが
出願することができる制度です。
指定校は大学が高校のこれまでの進学実績に応じて指定するため、
自分が通っている高校が指定されていなければ、
いくら成績が良くても出願できることはありません。
また、募集枠は偏差値が高い大学になればなるほど、
1つの高校から出願できる人数が少なく、出願条件も厳しいので、
それをクリアして校内選考を通過することが必要になります。
指定校推薦の出願時期・試験時期は大学によって異なりますが、
一般的に高校での募集は6月～8月ごろに各学校にて公開され、
校内選考を経て10月ごろまでに推薦される生徒が決定します。
その後、大学への出願が10～11月ごろに行われ、
小論文や面接などを行い12月ごろに合否が分かります。
校内先行を受ける方法としては、
希望する大学の指定校推薦の枠が高校にある場合、
担任の先生に指定校推薦を利用したいことを伝えることが大切です。
そうすることによって校内選考を受けることができます。
校内選考の基準は高校によって異なり、
審査過程や基準はわからないようになっています。
しかし、やはり高校1年生からの評定平均が最も大切になっていきます。
評定平均が基準を上回っているかはもちろん、
他の生徒も自分が希望した大学を希望する可能性もあります。
そのような場合、最も比較されるのは成績になってきます。
その他に、課外活動、部活動、出席日数
なども参考にされることがあります。
指定校推薦を勝ち取るために大事な評定平均は、
高校1年生の1学期(前期)から高校3年生の1学期(前期)までに
履修した科目の評定(5段階評価の成績)を合計し、
科目数で割って算出します。
そのため、1年生からの定期テストで高得点を取り、
2年生での積み上げを行う必要があります。
その際、体育・芸術・家庭に手を抜いてしまう人が多いですが、
実技教科も評定平均に入ってくるので、
すべての教科に力をいれることが大切です。
公募推薦とは
公募推薦とは、大学側の出願条件を満たし、
なおかつ高校からの推薦がもらえれば、
誰でも出願できる推薦入試制度です。
公募制推薦には、一般推薦と特別推薦の2つがあります。
一般推薦の場合、在学中の高校から推薦があり、
さらに大学側から出される条件もクリアしていれば誰でも出願が可能です。
出願条件として、評定平均に基準が設けられます。
高校3年間の学習成績や生活態度などが評価されるため、
日ごろから高校での勉強に真面目に取り組むことが大切です。
また、国公立大の一般推薦においては、
センター試験の受験が課される場合もあります。
特別推薦の場合、成績ではなく、
部活動における実績や課外活動などが重視され
「スポーツ推薦」「文化活動推薦」「有資格者推薦」とも呼ばれます。
主に高校3年間でのスポーツや文化活動における実績によって
評価された生徒が推薦を受けて出願できるというものです。
そのため特別推薦では評定平均に基準を設けている大学は
あまりありません。
公募推薦の選抜方法
選抜方法は各大学によって異なります。
一般的には、自己推薦書やレポートによる書類選考から、
小論文と面接という流れで選抜している大学が多いです。
公募推薦のメリット
公募推薦のメリットは、受かれば、早く受験が終わることです。
早く終われば大学生活の準備を焦らずすることができます。
公募推薦のデメリット
公募推薦入試を実施している大学の中には、
「合格したら入学を確約できる者」
といった条件を掲げている大学もあります。
そのため、受かれば他の大医学を受験することはできません。
AO入試とは
「AO」とは、Admissions Office（アドミッションズ・オフィス）の略で、
各学校の入学選考事務局を指しますが、
評価の基準となるのは学校または学部・学科が提示する
「アドミッションポリシー」に基づいた「期待する人物像」です。
大学・短期大学において、「AO入試」は令和3年4月入学者対象の試験から
名称が「総合型選抜」へと変更され、
選考では「学力の3要素」が評価されることとなります。
学力の3要素というのは、能力の基盤となる「知識・技能」
それを活用して自らの課題を発見し、
その解決するための「思考力・判断力・表現力」
そして、これからの時代に社会で生きていくために必要な
「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」のことを指します。
選抜方法としては、
書類選考・面接・小論文で志望動機や専門知識が問われるほかに、
国立大ではセンター試験、
私立でも学力試験・プレゼンテーション、
グループディスカッション、フィールドワークなどが
学校独自で課される場合があります。
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私自身が推薦入試の対策として、行っていたこととしては、
2か月前から週1、2回小論文の練習をして、
それを先生に添削してもらっていました。
また、獣医学志望だったので、
獣医学や動物に関することについてまとめたノートなどを作っていました。
推薦入試のまとめは以上です。ぜひ参考にしてみてください！
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https://www.takeda.tv/fuchinobe/student/post-271701/
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