受験生の皆さん、勉強お疲れ様です！
武田塾淵野辺校講師の中村です。
10月も終わり、11～12月は数多くの模試がある模試ラッシュの時期です。
東大オープンや京大実戦、全統模試、駿台全国模試などが開催され、
この時期に模試を受けない受験生はほとんどいない状況でしょう。
しかし、まだまだ基礎の勉強が追い付いていない中で
こういった模試地獄に入ってしまい、全然復習も追いついておらず
ただ毎週のように模試を受けるだけ…という方は要注意です。
さらに、模試の復習はできていても、その復習の時間で
平日の勉強時間がつぶれてしまっている…
と困っている方もいるでしょう。
今回は、そういった方々に向けて、どうしたら成績を伸ばすために
効率的に模試を利用できるかについて、
武田塾が公式に運営しているYouTubeチャンネル
「武田塾チャンネル」にて、講師の高田先生が紹介している方法を
簡単にまとめてお伝えしていきたいと思います！
受ける模試は取捨選択して！
まず一番大切なのは、不用意に多くの模試を受けすぎないことです。
つまり、必要のない模試は切り捨てて、
本当に受けるべきだと判断したもののみを
受験するようにしましょう。
こうすることで、そもそもの模試地獄を軽減することができます。
たとえば、国公立志望の受験生や、共通テスト利用型で私立を狙う受験生は
共通テスト向けのマーク模試を受験しておきたいところです。
その一方で、共通テストがそこまで受験校の入試で重要でない場合、
周りのみんなが受けていてもマーク模試を受ける必要はありません！
どうしても受験する場合は１つだけに絞って、
全統共通テスト模試という河合塾の模試を受けましょう。
色々な会社のマーク模試を全部受けていく必要はありません！
また、東大・京大といった大学を志望する受験生は、
全統記述模試や駿台全国判定模試などといった
「普通の大学を受験する人向け」の記述型模試を受ける必要はありません。
その代わりに、河合塾の○○大オープンや駿台の○○大実戦などといった
いわゆる冠模試を受験しましょう。
このようにして、受験する模試の数自体を減らしていきましょう！
復習に力を入れる科目を厳選する
この時期の受験生は、おそらく英語・数学・国語といった主要教科については
高校２年生まででしっかり仕上げてきている方も多く、
模試でも実戦的な成果をあげることができていると思います。
しかしながら、理科・社会といった科目まで完璧に
仕上げている自信のある方は少ないのではないでしょうか。
そういう方は、英語は模試で７割くらい取れているのに
社会は半分も取れない…といったような状況だと思います。
そういう方が社会の模試の復習をしても、そもそも全体的な
基礎ができていないため、あまり意味がありません。
もちろん、英語や数学などは模試で分かった抜け目をしっかりと
復習することにより塞いでおく必要がありますが、
半分も取れていない科目では「抜け目」が多すぎるんですね。
その場合は、社会についてはまず基礎固めを進めていくことを先決にし、
模試の復習はある程度それらが仕上がってから行うようにしましょう。
まずは、ある程度できている科目のみしっかり復習するようにして、
復習に掛かる時間自体を短くしていきましょう！
復習をコンパクトにする
こちらも、目的はひとつ前の項目と同じで、
復習に掛かる時間を短くしていこうということです。
たとえば、模試を実際に受験している中で
「これ、何かの構文だったな…」「やったことあるな…」
といった風に、
やったことはあるはずなのに抜け落ちてしまっている部分に
出会うことがあると思います。
そういった内容は、
既に学習していてかつ問題で問われているということで
重要度が高いことが多いため、
まずはそこから復習していきたいですよね。
なので、復習の時点ですぐに取り掛かれるようにするため、
模試を受験している最中に
「復習する」というマークをつけておくようにしましょう！
こうすることで、復習の時間で無駄を省くことができ、
効率的に進めていくことができるようになります！
模試の目的の一つとして、
今何が足りていないのかを見つけるということがあります。
その足りていない部分を見つけて、
本番までに点数を伸ばしていきたいということですね。
その点において、この「復習マーク」をつけていく作業は
模試を解く中で明らかになった、現時点では足りていないポイントを
あとからインプットしやすくすることに相当します。
ここで見つけた弱点については、復習の際に
模試の解答解説や当該分野の参考書を利用して潰していきましょう！
こうやって復習すべきポイントを明らかにしておけば、
全ての問題を１問１問やっていくような復習はしなくて良くなり、
圧倒的に復習に掛かる勉強時間が削減できるようになりますね！
模試の効率的な復習法まとめ
以上の内容を簡単にまとめると
・受験する模試を絞る
・復習する科目を絞る
・試験中に復習するポイントをマークする
の３つを実行することで、
復習にかかる時間を短縮できるということでした。
今回の内容の元となった武田塾チャンネルの動画では、
さらに細かく高田先生が解説しています。
興味のある方は、是非そちらもチェックしてみてください！
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https://www.takeda.tv/fuchinobe/student/post-271701/
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