淵野辺周辺の大学事情について紹介します！【淵野辺・塾・個別指導】

こんにちは。

麻布大学獣医学部、武田塾淵野辺校講師の江本です。

今回は、淵野辺周辺にある大学でもあり、私が通っている麻布大学がどのような大学か紹介していこうと思います。

特に獣医を目指している人は必見です！ぜひご覧ください！

takeda,tatuya

初めに

まず、麻布大学は自然科学系の大学です。

正門を入るとすぐ横には広い馬場があり、

朝、夕には乗馬の練習をしています。

正門からまっすぐ伸びる銀杏並木の傍らに

事務・講義棟、研究棟、学術情報センターなどの建物が並び、

その銀杏並木を挟んで反対側に総合グラウンドが広がり、

そしてその銀杏並木の先の開けたところに学部棟、

そしてアリーナが並んでいます。

キャンパスにはいのちの博物館や大学附属動物病院、

産業動物臨床教育センターといった

動物関連の様々な施設が配置されています。

獣医学部および生命・環境科学部の2学部があり、

『地球共生系OneHealth』である『人、動物、環境』

という分野を学ぶことを目的にしています。

そして、獣医学科、動物応用科学科、臨床検査技術学科、

食品生命科学科および環境学科と分かれています。

獣医学科

まず、獣医学部獣医学科から紹介していきたいと思います。

獣医学部獣医学科は人と動物の関係が多様化する中で、

5つの系統から専門分野を多角的かつ総合的に

学ぶことができるカリキュラムが充実しており、

小動物、産業動物、公衆衛生など多様な分野で活躍できる、

優れた獣医師の養成をめざしています。

学びのポイントとしては、

一つ目は日本の獣医学系大学で最多の37 研究室を学部に擁し、

「基礎獣医学系」「病態獣医学系」「生産獣医学系」

「臨床獣医学系」「環境獣医学系」から多角的に学べます。

二つ目は、獣医療の現場と連携した多彩な実践的教育です。

学内の「獣医臨床センター（附属動物病院）」での実習や牧場実習、

「産業動物臨床教育センター（LAVEC）」での実践的な学びなど、

カリキュラムは多彩です。

3つ目は、国家資格取得のための総合的なカリキュラムです。

獣医師国家資格の取得をめざす総合的なカリキュラムを設定し、

6年次後期の「総合獣医学」では学習の総まとめを行い、

基礎力・応用力のアップをはかります。

また、「動物や生命の基礎」「さまざまな病気の成り立ち」

「牛や豚などの産業動物」「動物の診療や治療」「動物と地球環境」

という5つの学びの観点から、

獣医学科の幅広い領域について系統的に学べるカリキュラムを編成し、

5つの分野から多角的に学べるようになっております。

男女比は大体女子と男子で約6対4くらいです。

動物応用学科

次は動物応用学科です。

動物に関する生命科学を土台に多様な分野について学びを深めていき、

基礎的な専門科目を学んだあとに、

バイオ技術、人工授精や繁殖、動物の癒し効果など幅広く学びます。

人と動物のさまざまな接点で活躍できる、

動物と生命に関する実践的ジェネラリストを育てることを目的としています。

学びのポイントとしては、

一つ目は、多彩な動物科学研究を3つの系統から追究することができます。

動物生命科学を広く学ぶ「動物生命科学系科目」、

人と動物の関係を多角的に学ぶ「動物人間関係学系科目」、

それらの中間「専門共通系科目」をバランス良く追究することができます。

二つ目は、動物系大学では日本初であるSTEM型教育プログラムがあります。

「STEM 型教育」とは科学・技術・工学・数学の4 領域を統合的に取り組む、

新しい理系教育の方針です。

科学技術の開発やビジネス分野で競争力ある人材を育成します。

三つ目は、リテラシーとコンピテンシーを身につけることです。

情報を適切に理解・解釈・分析し、記述・表現する力（リテラシー）と、

自分と他者・社会との関係性を理解し、自律的に行動する力（コンピテンシー）を

養成することができます。

臨床検査技術学科

次は、臨床検査技術学科です。

いのちの尊厳を守り人の健康に貢献できる

優れた臨床検査技師の養成をめざすことを目的にしています。

医療従事者として高い倫理観を持ち、チーム医療の一翼を担う、国家資格の臨床検査技師を養成します。臨床検査に関する最新の理論に基づく専門知識、技術を習得できるカリキュラム編成をしています。
学びのポイントとしては、一つ目は「国家資格」を全員取得をめざした科目が充実していることです。臨床検査技師資格の全員取得を目標に、1 年次から専門基礎科目や専門科目を配置しており、3 年次以降は「総合臨床検査学」や実習、E-learning、模擬試験などで実力を高めることができます。

二つ目は、実践力を養う実習先を全国の病院から選択できることです。
臨床検査における実践力を養う「臨床実習（臨地実習）」は、希望の病院が選べ、3 年次後期の8 週間、実際の現場で集中的に学び、真の実践力を身につけることができます。
3つ目は疾病と臨床検査成績との関連性を見極めることです。実習や卒業論文を通じ、疾病と臨床検査成績との関連性を見極める力を養ったり、医療従事者としての倫理観とチーム医療の一員として活躍できる資質も磨くことをします。

今述べた学部の主な就職先

獣医学部獣医学科
臨床獣医師（小動物・産業動物）／国家公務員（農林水産省）／地方公務員（家畜保健衛生所・食肉衛生検査所・保健所）／バイオテクノロジー研究者（医薬・治験）／実験動物技術者／畜産技術者／ペット関連産業従事者／研究・開発職（医薬・食品・飼料）／大学院進学
があります。
獣医学部動物応用学科
食肉加工・商品開発担当者・食品衛生管理者／畜産技術者・家畜人工授精師／国家・地方公務員
（家畜防疫官・畜産試験場・食品衛生監視員・教員・警察など）／研究補助・実験動物技術者／バイオ関連技術者／MR：医薬情報担当者／医薬品開発／動物飼育管理者／ペット関連産業従事者／大学院進学
があります。
臨床検査技術学科
臨床検査技師（一般病院・国公私立大学病院・国公市立病院・診療所・クリニック・健康管理センターなど）／専門技術者（食品製造業・製薬企業）／地方公務員（保健所）／食品管理・製造技術者／医療・バイオ関連技術者／臨床開発職（製薬・治験）／大学院進学
があります。