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単語帳を覚えて慢心するな!?受験直前期の英単語の学習法!

英単語は継続的なインプットが重要!

受験生の皆さん、勉強お疲れ様です!

東京大学工学部、

武田塾淵野辺校講師の中村です。

いまくらいの時期になると、英単語帳を少なくとも1冊はほぼ完ぺきに

覚えているという受験生も多くなっていると思います。

もちろんそれはとても良いことなのですが、

正直それだけ覚えてもまだ知らない単語が

たくさん長文で出てきたりしますよね。

また、一度ほとんど全部覚えても、

数か月もすると結構抜け落ちてしまったりもします。

今回は、一通り単語帳をこなし終えた受験生向けに、

これから受験までの期間で英単語・熟語の語彙を

どのように増やしていくかについて

お話していきたいと思います!

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自分だけの単語帳を作ろう

受験まであと数か月となったこの時期には、

文法や語彙には比較的自信がある状態で、

長文読解や英作文・和訳などに力を注いでいると思います

そういった問題演習をしていく中で、全く見たことない単語や、

一度覚えたはずなのに抜け落ちてしまっている単語に出会いますよね。

まずは、そういった語彙をまとめていくノートを作りましょう。

少しずつ記載される語彙は増えていきますが、

それは自分が間違えたか知らなかった単語・熟語だけがまとめられて

自分に最適化された、いわば「自分だけの単語帳」になります。

 

今まで単語帳を見て覚えてきたのと同様に、

この自作単語帳についてもしっかりと覚えるプロセスを踏んでいけば、

さらに抜け目のない語彙力を身に着けることができます。

そこで、この自作単語帳を作るうえでさらにレベルアップするための

秘訣をここから紹介していきたいと思います!

ただ単語をまとめるだけではなく…

演習の中で新しい語彙に出会ったら、

その言葉を自作単語帳にまとめるにあたって

さらにその周辺知識も一緒にまとめていきましょう!

具体的には、次の項目に注目していくと良いでしょう。

(1) 発音・アクセント

(2) 活用形・関連語

(3) 類義語・対義語

(4) 前置詞、イディオム

(5) 多義語・意外な意味

(6) 混同しやすい・見た目が似ている単語

 

どういうことか、具体的に見ていきましょう!

 (1) 発音・アクセント

発音・アクセントは、

もちろんそれ自体を問う問題が出題されることがあるほか、

リスニングに大きく影響していきます。

さらに、大学受験のさらに先を見据えると、

留学や就職先で英会話をする際にも当然大切な知識となります。

特に、カタカナ語と本来の英語のアクセントが違う語successなど)や、

同じスペリングでも

発音・アクセントの違いによって意味が変わる語progressなど)、

そのほか勘違いして覚えてしまいやすい単語(alternative, relativeなど

などには注意しましょう!

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(2) 活用形・関連語

たとえば、「clear」という単語が出てきたとします。

clearという単語は、語源が同じ単語としてclarifyclearanceなどがあり、

clearと辞書を引くと近くに出てきたりします。

また、expensiveに否定の接頭辞 in- がつくと inexpensive と対義語になったり、

関連する名詞では expense のほか expenditure があったりと、

関連して覚えておくべき語彙は意外と多くあります。

こういった単語も一緒にまとめて覚えておくことで、

覚えやすくなる効果が見込めるほか、

抜け目もどんどん塞がれていきます!

 

(3) 類義語・対義語

英単語帳を覚えていて、

「この意味の単語たくさんあるな」と感じたことはありませんか?

たとえば、「主張する」というような意味を持つ英単語としては、

insist, assert, claim, argue, persist, contend, protest, declare, allege, pleadなど、

用途やニュアンスの違いがありつつも非常にたくさんあります。

なので、「allege」という単語が長文で出てきてまとめる際などには、

その意味をもつ英単語を和英辞典やシソーラスなどで調べ、

一緒にまとめて覚えると良いです。

同様に、たとえばdemand and supplyやprofit and lossなど、

セットで出てくる対義語関係もあります。

これらについても同様に、

単語をまとめる際には対義語も調べるクセをつけておき、

一緒にまとめて書いて覚えるようにしましょう!

 

(4) 前置詞、イディオム

これは言うまでもないかもしれませんが、

英単語を覚える際は、

単語だけではなく一緒に使う前置詞も覚えるようにしましょう。

これは、文法・語法問題の穴埋めや、

英作文問題などで必要になる知識です。

たとえば、「rid」という単語が出てくるとき、

ほとんどの場合で「get rid of ~」という形で見ると思います。

このように、良く使う言い回しに関しては、単語それ自体だけでなく

イディオムの形でセットにして覚えてしまいましょう!

そうすれば、英作文の際はおぼえた形をそのまま使うだけでよく、

ミスによる減点も減らすことができます!

 

 (5) 多義語・意外な意味

こちらも具体例を見ていくと分かりやすいでしょう。

たとえば、cakeという単語をみると洋菓子のケーキを

思い浮かべる方が多いと思いますが、

その他にもrice cakea cake of soapなど、

「かたまり」という意味も重要です。

同様に、頻出の多義語としてrun(走る、経営する)などもありますね。

中学単語などで非常に簡単なものでも、

調べてみると意外と知らない意味がある場合があります。

余裕があれば、こういった単語についても調べてまとめていくと良いです!

 

(6) 混同しやすい・見た目が似ている単語

これは、ある程度英単語を単語帳などでしっかりと

頭に入れた方にやってみてほしいことです。

たとえば、geology、geometry、geographyや、archaeology、anthropologyなどは、

見た目や意味が非常に似ており、ぱっと見で訳し間違いが発生しかねません。

単語をまとめる際に、「なんかあの単語と似てるな」などと頭に浮かぶことがあれば、

その単語も一緒にまとめることで、整理して覚えてしまうようにしましょう!

英単語のインプットを増やす方法・まとめ

以上が、単語帳からさらに進んで語彙を増やす方法です。

このようにして自分の穴をふさいでいき、

語彙に自信をもって入試当日を迎えられるようにしましょう!

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