宅浪経験から導き出された理想の文系受験注意点 Part1
みなさん、こんにちは。
武田塾淵野辺校講師の梶原です。
私は現役受験生時代に国公立大合格を目指して塾に通いながらも、
どこの大学にも合格することができませんでした。
勉強法の改善が必要であると感じた私は、
2回目の受験は自宅浪人をして私立大学に挑むことに決めました。
1年間、一人で勉強法を改善した結果、
受験したほとんどの大学から合格をいただくことができました。
今回は、私が自宅浪人をしていた時、
個人的に成功に繋がったと考えている点に関して、
生活編、学習編、精神編に分けて書いていこうと思います。
①生活編
1.前の日の夜に次の日の予定をたてて、決められたタスクをこなす
2.自分の集中できる環境を自発的に整える
3.睡眠時間を必ず確保する
4.隙間時間を意識する
5.気分転換に運動を取り入れる
1.前日の夜に次の日の予定をたてて決められたタスクをこなす
私は受験勉強を始める際、自分にどれほどの時間が残されているのか調べて、
その時間を各教科に割り当てることで、
1日にやらなければいけないタスク量を決めていました。
その決められたタスクをこなすために前日の夜に予定をたてて、
学習を進めていきました。
このようにすることで、
タスクを終わらせることができれば
モチベーションアップに繋げることができます。
逆にタスクを全てこなすことができなかったとしても
今後の改善点を精査することでよりよい受験勉強をすることができます。
1日1日、発見したことや改善点を見つけるように心がけることで、
効率のよい学習を実現することができます。
2.自分の集中できる環境を自発的に整える。
私は宅浪をしていた関係で、
どうしても家にいる時間が長くなるので、
自分が集中できる環境作りを普段から心掛けていました。
具体的には机の周りの整理整頓をして、
視覚的に脳のリソースを奪うことが無いようにしました。
整理整頓ではなく完全にものを無くして
勉強に必要最低限の物だけを机の上に置くようにすることも
必要だと思います。
3.睡眠時間を必ず確保する。
人は生まれつき睡眠のパターンが決まっていて、
その睡眠パターンには個人差があることが知られていますが、
睡眠時間を削るということは受験生にとって
自ら不合格を選んでいるようなものだと思います。
睡眠の重要性を理解して、認知機能の低下を防ぐことで
自分の納得するような学習をすることができるでしょう。
4.隙間時間を意識する
1日の中で、何もしていない時間がどれほどあるのか
考えたことはあるでしょうか。
そのような何もしていない時間の全てを勉強にかけた場合、
一体どれほどの勉強時間が増えるか考えたことがあるでしょうか。
私の場合は、食事、風呂の時間に
自分が頭を使っていないことに気がついたので、
その時間に世界史の文化史を勉強したり、
湯船に浸かりながら英語長文を読むことにしました。
このようにすることで、日常生活を送るとともに勉強することを
習慣化することができました。
誘惑に負けてなかなか勉強を始めることができない
などの悩みを抱えている方にとって有益でしょう。
勉強へのシフトを滞りなく行うための改善策になりうると考えています。
5.気分転換に運動を取り入れる。
私は長時間机に座っていることがあまり好きではなかったので、
休憩として家で軽い筋トレをやったり、
ストレッチをやったりしていました。
運動と聞くとランニングなど強度の高い運動を想像しがちですが、
軽い運動で十分です。
運動をすることで血行が良くなり、
その後の勉強に良い影響を与えていました。
②学習編
次に学習編に入ります。
1.英単語、古文単語などに取り組むスピード
2.英語長文、古文の音読を毎日する
3.英文解釈をたくさんやる
1.英単語、古文単語などに取り組むスピード
結論から先に言うと、私が考える最も良い取り組み方は、
1つの単語に取り組む時間を1秒以内にして
何度も何度も見て発音することだと思います。
現役受験生時代、私は出会った単語は
出会った時に確実に覚えようとして、
単語を勉強する効率が非常に悪かったと感じます。
効率が悪いことで単語を勉強することが嫌いになり、
さらに効率が悪くなってしまうというスパイラルに陥っていました。
人間の脳は脳自体が重要だと考えたものしか覚えてくれません。
自分の脳に単語を覚えてもらうために、
何度も単語に出会うべきだと思います。
2.英語長文、古文の音読を毎日する
毎日英語長文、古文の音読をすることで、
音読方法にもよりますが、文章に慣れてくることは間違いないでしょう。
その日の問題演習で解いた問題の文章を読んだり、
音読専用の参考書を読んでも良いと思います。
一発勝負の入試を突破する上で、
英語や古文の文章に慣れておくことはその修得度にもよりますが、
他の受験生と差別化できる点になるのではないでしょうか。
3.英文解釈をたくさんやる
私はポレポレという参考書を使って英文解釈の勉強をしました。
現役受験生のときはそれほど英文解釈について学ばなかったので、
その重要度をそれほど高く見積もっていなかったのですが、
今では英文の意味を正しくすばやく理解する上で
非常に重要な学習内容であったと感じております。
この参考書は非常に薄いにもかかわらず、
受験に頻出な構文が数多く収録されているため、
自分のお気に入りの参考書です。
この参考書を何度も周回することで
英語の文章にある程度慣れることができました。
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Part1では、生活、学習に関して自分の体験談も交えながら、
自分が受験で成功した要因について書きました。
Part2では精神面やその他の要素について紹介したいと思います。
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みなさんは学校で同じ時間同じ先生から授業を受けているはずですが、
それぞれの成績は異なりますよね。
実は授業を受けるだけでは成績は上がりません！
テストで点が取れるようになるには、
「わかる」→「やってみる」→「できる」のステップが必要ですが、
授業ではやってくれるのは「わかる」だけです。
これに対し、「できる」まで面倒を見るのが武田塾です！
②本当にできるようになったか口頭でもチェック
学習した内容がわかっているかテストで確認をしても、
答えを丸暗記しては意味がありませんよね。
そこで武田塾では、
講師が生徒に対して１対１で解答の根拠が言えるかどうか確認します。
解答の根拠も含めて頭に入れることで、
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